笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

プレイオフ杯終わる

2009-01-24 21:16:42 | Weblog
 きょうは6年生にとって最後の公式戦、プレイオフ杯があった。朝の練習では私から何も言わなくても、いつも歌っている歌を歌うなど、子ども達は自分達で動いていた。また、練習でも狭い場所でいつものように身体を動かしていた。今までの反省を生かして動けるようになり成長を感じる。
 さて、試合の方は1回戦を突破することができなかった。一人ひとりは鋭いサーブを持っており、サーブを中心にリズムを作っていくというパターンで攻めたかった。しかし、頼みのサーブがほとんど入らず、全くリズムに乗れずに自滅した格好で終わってしまった。チームの目標からはほど遠い試合になってしまった。それでも、試合後のあいさつやラインズマン、補助役員をしっかり行い、勝っても、負けてもやるべきことをしっかり行っていたことは成長であると思う。
 試合後にみんなに集まってもらい、一人ひとりから試合のことを聞いた。というのも全体の場での発表だと口火を切った子どもの内容と似たり寄ったりで細かいことが聞けないからだ。時間はかかったが、どういう気持ちで試合をしたか一人ひとりから聞いた。
 内容としては、緊張している子がほとんどで、しっかりやらなきゃとかミスをいつまでも引きずっていたり、弱気な気持ちになったり、リラックスできなくて力が入ってしまったり、本当の力を出せなかったなどである。
 今まで何度となく試合を重ねているのに、子ども達はどんどん緊張して本来の力を出せずに終わってしまっているように思う。これも私の指導の未熟さなのだと思う。今の時点で、このあたりをどうしたらいいのか考えてみた。

 ・一人ひとりのスキルをアップを図ること。当然であるが、確実にできていないところが多々あるので、ミスが出るとそこを修正できないと思われる。
 ・スキルアップと同時に、核になるパターンを作ること。こうすれば自分達は点を重ねられる、自分達のリズムに乗れるというパターンを確立すること。
 ・お互いを認め合い、支え合い、励まし合うことを日頃から行っていくこと。ミスが出た場合でも、気持ちを切り替えられるように、自然に声をかけあえるように  習慣にしていく。
 ・チームとしての約束事を徹底させること。特に、ゲーム形式の中で一人ひとり  がどう動くべきかを細かく確認しながら、確実にしていく。
 ・自分はどうすれば強くなれるかを考えること。特に、生活面での甘さを克服すること。以前にも書いた生活面の自立を具体的に目標を立てさせて、依存する  気持ちから自信へつなげられるようにしていきたい。
 ・いろいろなチームと練習試合をする。いろいろなチームから刺激を受けながら、自分達を見つめ直すきっかけにする。

 以上のことが、今の私の考えられることである。当たり前のことばかりだが、もう一度一人ひとりを見つめ直して、できるところはもっと伸ばし、弱点は自信へとつなげられるようにしていきたい。
 今回のことをしっかり受け止めて、常に前を向いて、子ども達と向き合っていきたいと思う。日々努力。
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