笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

気づく指導

2008-09-29 23:26:42 | Weblog
  きょうの練習では、もう一度「自分で見て、聞いて、考えて、判断して、行動すること」を話した。それから、反応することも話した。そして、脳の話をした。今、脳をフルに使わないと、一生そのままになってしまうこと。今が一番脳が活性化していること。だから、勉強もすること。バレーだけじゃなくて、いろいろなところで、見て、聞いて、考えて、判断して行動することをしてほしいことをとにかく伝えた。全員とはいかなくてもそれをすぐに実行できる子は、どんどん伸びていくのだと思う。

 きょうもコートに6人が入ったときに、ある子にトスがあがり、みんながその子の名前を呼んだにもかかわらず、ぽとりとボールが床に落ちた場面があった。わかってもできないのか、全くわからないのかは定かではないが、自分のボールだと判断できないことだけは確かである。その子だけではなく、他にもそういう子が今の段階でもいる。技術ではなく、気持ちの問題ではあると思う。しかし、気持ちという一言では簡単に言えない問題でもあると思う。私には、漠然とその子の生き方がそうなのかもしれないなと思えてしまう。だからこそ、そこに気づく指導をしていかなければならないと思う。それは、バレーを通して、生き方を教えることなのかもしれない。そう考えると、ますますたかがバレー、されどバレーなのだと感じる。
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