笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

指導者としての幹

2011-03-02 23:41:45 | Weblog

 基礎・基本が大事だと練習を通して改めて考えさせられた。
 3人レシーブをしているとき、「正対!」と周りの子が言っているのに対して、コートの中の子はその声が届いていないかのように前の方ばかり見ている。そういう練習をしているところにやっとの思いで体育館に行くことができた。
 子供たちには、まずは正対をすることを意識しようと伝えた。あれもこれもと言いたいところだが、一つのことに集中することも大切だと思った。すると子供たちは、意識して動いていた。一つの練習でできていても、それが人数が増え、実践に近い練習、そして試合となるとそのことがどこかにとんでしまっている。練習が練習で終わっている。今やっていることが試合のどの場面で生きてくるということを私が伝えていないということもあると思う。また、基礎・基本が身についていない、定着していないということは、基礎・基本を土台に展開力、応用力へと発展していないということだろうか。
 算数で言うと四則計算が基礎・基本になるだろうか。ところが、子供の中には、計算はできるのに文章題が苦手という子が多い。単純な計算は得意だが、考えること、イメージすることなどが苦手なのかもしれない。算数でも、解き方の法則や約束事などに則って解いていくとある程度はできる問題もあるだろう。(そんな単純ではないかもしれないが)
 バレーで言うと、アンダーやオーバー、サーブ、アタック、ブロックなどのことはある程度できても、6人がコートに入り、お互いの連携やつなぎとなるとどこかぎくしゃくしてくる。
 考える力、イメージする力というのも必要なのかもしれない。ただ、その前に私自身が基礎・基本を指導者としての幹がしっかししなければらない。日々努力。

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