昨日の練習の中で、「ハリネズミの話」をした。自然体バレーではおなじみの話である。その話をプリントにして子ども達に配り、みんなに読んでもらった。
人間関係の話である。先日のブログで一人の子が孤立しているのが気になったことを書いた。そのときはそれがどういうことなのかを子ども達に強く話したが、私の中でそれだけでは子ども達には理解できないのではないか、表面を取り繕うだけの人間になってしまわないかという危惧があったので、ハリネズミの話という人間関係の話をした。
草野塾頭のブログより
『二匹のハリネズミが山で遭難しました。寒さで凍えそうになったので体を寄せ合って暖をとろうとしました。 ところが体を寄せ合うとお互いの針のような鋭い毛がお互いの体に突き刺さり、体中血だらけになりました。驚いた二匹のハリネズミはギャッ!と叫んで離れました。離れるとまた寒さで凍えそうになりました。そこでまた引っ付こうとするのですが、今度は少し距離を置くことにしました。何回か繰り返して、とうとお互いに傷つけず、凍えない“いい距離”を見つけました。そして、お互いに凍え死ぬことなく助かることができました、という話です。
この話は、私たちの人間関係について教えてくれます。特定の友達と引っ付きすぎると互いに傷つけ合い、離れすぎると孤立してしまいます。
「いい距離」を置くことが大切です。いつまでも「いい友達」でいたければ「いい距離」をつくるように努力しましよう、という意味です。
親子の関係、夫婦の関係、先生と生徒の関係でも「いい距離」があります。「いい距離」が「いい関係」を作ってくれます。ハリネズミさんに負けないようにお互いが努力していつまでも「いい関係」でいてください。』
「いい距離」というのは、心理的な距離、身体的な距離の両面を指すと思われるが、子ども達には実際に身体的な距離を体験してもらった。すると、ここまでは許せるけどそれ以上は近づかないでほしいという微妙な距離があることがわかったように思う。だから、べたべたと引っ付き過ぎてもよくないし、離れ過ぎてもいい関係はできないことをわかってもらえたのではないかと思う。
子ども達が、人間関係で悩んだ時にこの話を思い出してくれたらいいなと思う。そして、人とかかわることが好きな人になってほしいなと思う。日々努力。
人間関係の話である。先日のブログで一人の子が孤立しているのが気になったことを書いた。そのときはそれがどういうことなのかを子ども達に強く話したが、私の中でそれだけでは子ども達には理解できないのではないか、表面を取り繕うだけの人間になってしまわないかという危惧があったので、ハリネズミの話という人間関係の話をした。
草野塾頭のブログより
『二匹のハリネズミが山で遭難しました。寒さで凍えそうになったので体を寄せ合って暖をとろうとしました。 ところが体を寄せ合うとお互いの針のような鋭い毛がお互いの体に突き刺さり、体中血だらけになりました。驚いた二匹のハリネズミはギャッ!と叫んで離れました。離れるとまた寒さで凍えそうになりました。そこでまた引っ付こうとするのですが、今度は少し距離を置くことにしました。何回か繰り返して、とうとお互いに傷つけず、凍えない“いい距離”を見つけました。そして、お互いに凍え死ぬことなく助かることができました、という話です。
この話は、私たちの人間関係について教えてくれます。特定の友達と引っ付きすぎると互いに傷つけ合い、離れすぎると孤立してしまいます。
「いい距離」を置くことが大切です。いつまでも「いい友達」でいたければ「いい距離」をつくるように努力しましよう、という意味です。
親子の関係、夫婦の関係、先生と生徒の関係でも「いい距離」があります。「いい距離」が「いい関係」を作ってくれます。ハリネズミさんに負けないようにお互いが努力していつまでも「いい関係」でいてください。』
「いい距離」というのは、心理的な距離、身体的な距離の両面を指すと思われるが、子ども達には実際に身体的な距離を体験してもらった。すると、ここまでは許せるけどそれ以上は近づかないでほしいという微妙な距離があることがわかったように思う。だから、べたべたと引っ付き過ぎてもよくないし、離れ過ぎてもいい関係はできないことをわかってもらえたのではないかと思う。
子ども達が、人間関係で悩んだ時にこの話を思い出してくれたらいいなと思う。そして、人とかかわることが好きな人になってほしいなと思う。日々努力。
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