笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

やさしいボール

2011-08-03 23:37:31 | Weblog

 やさしいボールこそ、楽をしないで、厳しい姿勢でとることを子ども達に話した。子ども達は、やさしいボールを高い位置でとることが多い。どういうボールでもいつも同じ位置とることができるようになってほしい。できれば四股レシーブでとれることがいいのだが、なかなか踏ん張りというのか、がまんができないようである。また、足の運びがレシーブと同時に止まってしまうことも依然として多く、そのあたりが継続して、こつこつと手を替え品を替えて、いろいろなアプローチをしていくことが大切であると思っている。
 それから、構えの時に姿勢が前のめりで膝に手を置いている子も目についた。子ども達を横から見ると、けっこう背中にアーチができていない子が多く、背中が丸くなっている。それでは、骨盤後傾のために足の運びも悪く、強いボールはお尻が下がってしまうのだと思われる。すべては、姿勢にあるのかもしれない。準備の段階で間違っているために、すべてがうまくいかないのかもしれない。ミスをするのは当然と言えば当然なのかもしれない。それでも、何とかしようと無理に体を動かしているためによけいにスムーズではなく、変なクセにまで発展しているのかもしれない。技術指導以前のことがまだまだ未熟だったと改めて反省している。ただ、子ども達は素直に一生懸命にバレーボールに取り組んでいるため、私自身が明るく、楽しく、根気よく指導を続けていかなければと思っている。本当にありがいと思う。今いる自分は子ども達によって存在しているのかもしれない。日々努力。

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