スギは木目が「売り」

2009-05-08 09:05:24 | Weblog
工務店の方が八方に手を尽くして、ついに『杉の赤身で柾目』の手配をして下さいました。言葉だけではピンときていませんでしたが、実際のサンプルを見てうっとり、「これにしたい!」と思いました。とても木目が揃っており、少し赤身を帯び、やわらかい印象です。桐に代表されるような軽い木材は熱を伝えにくく触れると温かく感じ、カシ類のような重い木材は熱を伝えやすく冷たく感じるのだそうです。
 写真は、この残りの材で棟梁に造って頂いた80cm四方の台の蓋です。この杉板を張った天井の下に置く予定の台にかぶせる予定です。実は、この台ってマージャン台なんですが、この蓋のおかげで普段はとても上品な台に早代わりしてくれます。
 問題の価格ですが、クロスを貼るのに比べれば多少値ははりましたが、建築家から提案のあったレッドウッドの見積りに比べればその半分で抑えられました。不思議なもので、追加料金になるのと、見積りが下がるのでは、受け取る印象が大違いです。すごく得をした気分です。