桐のデイベッド

2012-05-13 13:14:36 | Weblog
 ソファと違い背もたれや肘掛けがないフラットなかたちなので、部屋の真ん中に置いて座布団のように多方向から使うことも、壁際に寄せてレイアウトすることも可能。デイベッドには脚があるので移動は座布団より手間ですが、逆にその高さを利用して、ゆるい間仕切りのように使うこともできます。

  住宅・インテリアの解剖図鑑 松下希和著より

 
 キッチンテーブルのベンチが気に入っています。大きくて動かせないからかもしれませんが、椅子のように座る時に自分の位置に動かさず、そのまま座っても違和感がありません。
 背もたれがなくても不思議と疲れませんし、背もたれがないとその分部屋がスッキリし、座る場所も左右に自由に動け、疲れた時は横になることもできます。

 ただ横になるには、もう少し幅が広ければ・・・と、以前より考えていました。
 背丈がなければ、部屋の中でも圧迫感はなく、二人でゲームをしたりするのにも使えます。
 床より若干高い位置というのは、気分的にも不思議と落ち着きます。
 こういう長椅子のようなのを、デイベットいうようです。

 デザインは、座布団とかではなく、桐製が良いです。
 なんてたって、そのままインテリアにもなるし、軽くて軟らかい感じなんですよね。
 
 

   

言葉の力

2012-05-12 00:20:17 | Weblog
 「この部屋の様子を1分間で説明せよ」と言われたら、ふつうは見えたものからランダムに描写しがちだが、グローバルスタンダードの言語技術では、後述するが必ず時計回りに説明する。
 またある絵画を見せられ、そのテーマを問われたら、これも後述するが、差し込む陽の光の角度で時間を推測し、置かれている道具から主人公の背景を探る。こういった解析は、言語技術においてあたりまえのスキルだ。

 言葉の力 「作家の視点」で国をつくる 猪瀬直樹著より


 自分の言葉で説明できれば、本当に良いですね。
 でもこんなのが良い、あんなのが良いと言っても、空間というのは表現できません。
 私が最初に建築家に要望したのは、広く感じられる空間、工夫・・・
 これじゃあ到底理解してもらえないですよね。