床は無垢材に

2007-11-29 00:32:08 | Weblog
 合板フローリングは見た目は綺麗ですが、私は何か硬い感じがするのです。そうそう、モデルハウスを見に行くと、すぐに足が疲れてしまいます。それとあの息苦しさ・・・本当にマホービンの中に居るみたいな感じがします。といことで、床材は柔らかい感じにして欲しいとお願いすると、勧めて下さったのが厚さ3センチの赤松の無垢材です。
 3センチの無垢材の床は、梅雨時でも、素足でいても歩いていて気持ちが良く、歩行感も合板の床材とは比べ物にならないそうです。また、部屋の温度も2度くらい暖かい感じがするそうです。ただし、無垢材ですので、多少時間が経つとそりがでてくるため、それが嫌いな方は避けた方が良さそうです。
 ここだけの話ですが、合板フローリングが普及している大きな理由の一つは、どの職人さんがやっても同じように出来上がるからだそうです。無垢材を使うと管理が難しくなり、やはり腕前の差が如術に現れてしまうため敬遠されているとのことです。

一ヶ所にまとめる

2007-11-28 01:11:49 | Weblog
 LDの前のデッキと玄関前のスペースを一緒にしたい。お互いに共有し合えば、もっとゆったりしたスペースが取れるじゃないか!LDの部屋のつながりは部屋の対角線が長く取れ、図面でも見た目以上に広く感じられそうなのでそれを活かして!ということで考え付いたのが、東西の間取りの逆転案。
 これでうまく行くぞ!と思いきや、やはり物事そう思い通りにはいきません。簡単な左右逆転では部屋を横切る通路や部屋の北側への採光が問題点としてあがってきます。リビングが東西に窓が取れているため風は抜けて気持ちはよさそうですが、ダイニングへの通路にもなっているため、ちょっとくつろぐというスペースにはなっていません。

思い通りにならなかった家

2007-11-27 00:55:18 | Weblog
 家を立てるために読む本っていうのは、案外少ないものです。いろいろ探すしますが、これっというのにはなかなか出くわしません。今回、ご紹介する本は設計から工事、完成までの一部始終話がまとめられており、設計士とのやりとりなどがとても参考になった一冊です。
 家の中の配置が玄関や階段の位置によって、何パターンも変わっていくのですが、どれもその時その時は「あぁ、これいいじゃん!」と一緒に納得してしまいます。ただ、どれも一長一短なのです。それでもへこたれずプランを練り直していくのです。ある時は、設計家とぶつかる寸前まで行くのですが、そこでは不思議と著者の応援をしていました。 

違和感

2007-11-26 00:09:25 | Weblog
 何が違うかは分からないが何となく違う感じがする・・・それはどこでしょう?自分でも半信半疑です。部分的にはおかしいところはないのですが、何か自分の欲しているものと違う感じがします。でも我慢できないほどでもないし・・・設計士のプランが理にかなっていなければそこをつけば良いのですが、どこも細かいところまで気配りされていますし、こちらの要望もほとんど取り入れて頂いています。どこ、どこ、どこがしっくりこないの?

木を見て森を見ず

2007-11-25 12:05:11 | Weblog
 素人だから仕方がないのかもしれませんが、物事を部分的にしか見ることができません。1階の間取りにばかり気を取られて、それが二階の間取りと関連していることがすぐに頭から離れてしまいます。「そぅ~かぁ、階段はリビングの方が一階と二階のつながりが良いんだ。」と考えていくと、第一案を作るのに建築家の方が試行錯誤した一片が少しだけ見えてきます。
 でも逆に考えると、建築家の人が作り上げたプランって、私たち素人がいくら修正しようと思っても、結構動かしがたいくらい出来上がっているということです。だから、出来上がったプランに新たに要望を出せば出すほど、その良さが失われおかしくなっていくのです。

建築家のメリット

2007-11-24 01:01:33 | Weblog
 1階の間取りはよくなったのですが、階段の位置を動かしたために、二階の間取りまで変わってしまいました。「これだったら、前の方がいいかなぁ?」な~んちゃて、どうすりゃいいの?
 平屋だったらまだしも、二階建てとなると、間取りって言うのもそう簡単なものではないですね。それに外観も考えながら組み上げないといけないし・・・建築家にお願いして良いところは、プランの見直しがしてもらえることです。ハウスメーカーに頼むと、ある程度選択肢が限定されてしまい、プランが進行していくと逆戻りしにくいという話をよく伺います。プランを何度も練り直ししていては、経費がかかりますからね。

ユーティリティ

2007-11-23 00:18:40 | Weblog
 妻の頭の中にはモデルハウスで見た、キッチンから直線で洗濯機のところへ行けるイメージが焼きついて離れません。炊事をして、お風呂を沸かし、洗濯機のスイッチを入れる。これらの動線はなるべく短いに越したことはありません。ついでに言えば、洗濯物の収納場所や食品庫、ちょっした家事室まであると最高ですね。
 ということで、考えてもらったプランが次のものです。新しく妻の専用通路?ができ、部屋の回遊度もかなり増しました。さらに通路の壁面を利用してユーティリティができあがりました。妻は、これで大満足です。

塀と建物の壁が一体になった家

2007-11-22 01:19:01 | Weblog
 最初に要望していたのは、塀と建物の壁が一体になった家でした。ただ、この時はこのイメージで自分が何を相手に伝えたかったのかまったく分かっていませんででした。多分、以前にどこかで見て「良いなぁ」と感じた建物がそうだったのだと思いますが、「ではどこが良かったのか」は自分でも説明できなかったのです。
 建築家は、「塀と建物の壁が一体になった家」をイメージしてくれました。それが今回のプランです。この時、すでに自分でも少し違うなぁと感じながら、このプラン自体にはすごい喜びを感じていました。これまで三人の方にプランを出して頂きましたが、今回のプランが一番住みやすそうでした。どの部屋も風が抜け、光も十分入るように設計されています。家事動線もスムーズだし、要望も十分取り入れて頂いていました。

住まいの設計

2007-11-21 01:12:29 | Weblog
 この頃、私の愛読書に加わったのが「住まいの設計」です。振り返ってみると、こうも長く読むようになるとはこの時は思いもしませんでした。

 この時掲載されていた作品で私のお気に入りは、「靴いらずでアウトドアを楽しむ。18畳のウッドデッキを囲む家(写真)」です。設計は、吉廣萬計画事務所となっていました。通常の門をくぐるとそこが中庭で、もうプライベートな場所になっています。庭を囲んだコの字型の建物で、いうならば門が玄関のようなたたずまいになっています。私の頭の中にはこのイメージがあり、今回の案ではそれを取り入れて頂きました。

新しい試み その2

2007-11-20 01:30:52 | Weblog
 今回は、事前に話し合いを行わず、ポイントだけを絞って相手に伝え、第一案を作ってもらいました。その第一案を基に新たな要望をお伝えして作成して頂いたのが、今回の第二案です。何かしらの形がある方が、ここが良いとか、ここが狭いとか、こちらも具体的に相手に伝えやすくなります。
 人は言葉によってお互いを理解し合いますが、言葉があるから簡単に理解し合えるかというとそうではありません。言葉はあっても、自分の考えにピッタリの言葉が見付けられないのです。落ち着いた感じとか、もっと白っぽい方がよいとか、なんとなくここはこちらの方がよいとか・・・でも、この第二案を見せて頂いた時には、これはいいなァと感じました。