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陶芸工房 朝

アトリエ便りです。どうぞよろしく。

工藝美術 日工会展 in 上野

2015年06月14日 | 展覧会

 第25回 日工会展が、東京上野・東京都美術館で開催されています。

会場は2階F室・会期は6月19日(金)までです。おついでがありましたらお立ち寄りください。

 

雨上がりの森のみどりは一段と色濃く、その偉容を誇っているかのようです。

東京都美術館はこの先の赤いレンガの建物です。

都美術館・2階F室展示風景。質の高い現代陶芸のオブジェたち・見応えがあります。

私の作品「黒いほむら」も展示されています。


ありがとうございました。

2015年05月28日 | 展覧会

  陶芸工房朝ASHITA展の11回目を無事に終えることができました。

ご協力下さいましたみなさま、お出かけくださいましたみなさま、ありがとうございました。たくさんのご厚意に支えられていることを実感しています。深謝!

  しばらくご無沙汰していた庭には、ホタルブクロが満開です。

真夏日の中、たまっていた洗濯物を一気に洗って青空に干したら、また新たな気持ちで出発できそうな気分になりました。作品に対する的確なアドバイスや、プロから提案頂いた商品の開発など、たくさんの課題も見えてきました。がんばらなくっちゃ!

 

                 神様は 何を思ったのだろう、この不思議な形、優しい色。

 

 


朝ASHITA展が始まります

2015年05月18日 | 展覧会

 風薫る五月です。

昨年の陶芸工房朝展から一ケ年、その間コツコツと制作に励んできたメンバーの作品を見て頂く展覧会の準備ができました。いずれも力作ばかりです。

創作作品と並んで、暮らしを彩る数々の生活雑器もございます。

期日は5月21日~28日    場所は呉服町のギャラリーワタナベカメラ

    写真は雑器・掻き落とし中鉢   寺田朝子

皆様のお出かけをお待ちしております。


工芸美術波光会展 in 名古屋

2015年04月29日 | 展覧会

名古屋市栄の愛知芸術文化センターで、工芸美術波光会展 が開催されています。

波光会は、日展系東海地区の作家の集まりです。

会期は5月3日まで、

場所は愛知文化芸術センター8FのD室です。

下の作品を出品しています。

スパイラル・内向する記憶     寺田 朝子


鉄線(てっせん)の花

2015年04月16日 | 展覧会

  

  正直に言えば、私の庭は、手入れしなくても自然に毎年くり返して咲く、いわば不精で丈夫な野草ばかりで構成されています。  毎年、同じ頃、同じような花が咲きます。とはいうものの、季節の移り変わりは新鮮で、花たちに「あっ」と驚かされることも しばしばです。

 

 

 今朝、庭の石段を上るとき、ふと紫色が目をかすめました。思いがけない鉄線の花でした。

 ふりかえり  目に飛び込むは  鉄線の紫 

 


山の穴窯・窯出し

2015年04月06日 | 展覧会

 

 安倍川の上流を遡ること1時間余り、山の奥深くにある穴窯の窯出しに行ってきました。

   

水あおく    草みどりにして   さくら 花 

途中の山や野には青々とした若草が茂り、藁科川の清流を覆うようにさくらが満開です。

つくづくと「美しい国Nippon」を実感します。

 

山の中にある穴窯では、黙々と窯出しの作業が行われました。 

里山に   早蕨萌えて  窯びらき

 


ロベルト・クートラス展・夜を包む色彩

2015年03月05日 | 展覧会

 東京・渋谷松涛美術館で開催中のロベルト・クートラス展に行ってきました。 

      写真は展覧会のポスターです。一枚の絵画のように見えますが、実は12×6センチの携帯のカバーくらいの大きさのカードに描かれた作品で構成されています。

  展覧会の作品の多くが、小さなカードなのですが、油絵の具を厚塗りした上にユニークな顔や植物や動物や模様が描かれ、塗り重ねられられ削られ汚され、不思議な世界を生み出しています。しかも、この小さなカードが集まった時に、まるで詩人の言葉の集積のように、深い味わいのある世界が作り出されるのも不思議です。

 貧しさと孤独との戦いの中で描かれたという作品群ですが、その根底にあるやさしさ暖かさのようなものが感じられる、素敵な展覧会でした。

 ロベール・クートラスは、亡くなるまでのおよそ17年間、カルト(carte)というカード画の制作に没頭しました。縦12cm×横6cm程に切り抜いたボール紙に、油絵具で、人の顔をした蝶やうさぎ、足の間から顔を覗かせてこちらを見ている人、暗号のような文字など、彼の心の中にある物語を毎夜描き、それらを「Mes Nuits(僕の夜)」と呼んでいました。
 
「クートラスはロマネスク時代の存在なんだよ。今の時代はこうした孤独な夢想者、天才的な職人そして心底からの詩人なんか見向きもしない。われわれの時代は、詩人たちを必要としていない。」と彼の友人は語ったそうですが、きっと今もわずかに存在している、“アナーキーで哲学的で、内気で孤独な冒険者たち”のために・・・(引用)、とこの企画者は企画の意図を語っています。
 
                                          3月15日まで東京渋谷松濤美術館
                                           入場無料といのもうれしいです。
      

静岡県工芸美術展

2015年01月27日 | 展覧会

静岡県在住の工芸家の集まり「静岡県工芸家協会」主催の展覧会が、今開催中です。

会期  1月25日~2月1日(日)まで

会場 静岡県立美術館県民ギャラリー

 静岡工芸家協会の作品と、一般からの公募作品、招待作家の作品、計154点が展示されています。ここに私の作品も展示されています。また、陶芸教室から応募した鷹野さんの作品も入選しています。染色・織・陶芸・工芸など秀作が揃っています。ぜひお出かけください。

                                                                     自作「衝天」  

会場風景