らいちょうのあし日記

山登りが大好きで今日も日本のどこかで歩いています

三ツ峠・大幡四十八滝沢アイスクライミング

2014年02月08日 | バリエーション

2月最初の週末は、三ツ峠でアイスクライミングを満喫する。
約1年振りの冬山とアイスクライミングに、リーダーは装備表を
チェックしながらザックに荷を詰め込む。
このパッキングの作業、ワタシは結構好きである。
何をどこにどのように、いかに上手に詰め込み、担ぎやすくするか・・・
そして見た目にも美しく形の整ったザックに仕上がると、とてもうれしい。

ところで、この三ツ峠の氷瀑、冬ならいつでもお目にかかれるワケではないそうだ。
なんでもその年の気温や降雪状況により変わり、2~3週間の限られた期間とか。
限定期間でしか見られない氷瀑、今だ!というときに行かねば登れなくなるのだ。
今回の山行、リーダーの山行報告をもとにワタシが作成する。 



 


富士急行の都留市(つるし)駅からタクシーに乗車、15分ほどで現地到着。
登山口まで林道歩きを20分、三ツ峠登山口に着く。登山口周辺に雪は無い。
この日同行者は、いつもながらパワーに満ち溢れたK.M氏だ。
登山道をしばらく進み、堰堤を越えた辺りから沢に降り立つ。
ここでアイゼンを着け、登攀具を装着する。

 
沢は氷が薄く水も流れており、滝の氷結が気になる。


F1を手始めに登る。氷が薄く左側からしか登られない。
この日使用したのは9ミリロープのシングルだ。


その後ナメを幾つか超え、入渓地点から1時間半で今日のメインである大滝に到着する。
約25mの高さがあり、右側を登っていく。中央はかなり水流がある。
氷の厚いところを選びながらアイススクリューを捻じ込んでいく。
滝上部左側の立木でビレイする。


大滝を無事越え、昼食にする。
昼食は簡単に持参したワタシの手作りパンとフリーズドライのにゅうめんで済ます。
ウインナーチーズロールと、カンパーニュのコロッケサンドは美味しかったとのことだが
冬山で食べるには少し寒そうな気がする・・・
次回は温かメニューを考えよう。



次の七福ノ滝登攀でトップを行くK.M氏。この上部は傾斜が立っており
少々難しい。氷は良い感じに凍っているようだ。
快適なアイスクライミングをふたりで楽しむ。
 


氷瀑も最終、三ツ峠山頂登山道まで急斜面の樹林帯をあくせく登る。
この登りがかなりキツく、意外と体力を要したとのこと。


山頂からは、裾野を大きく広げた美しい富士山が一望出来て、眺望抜群。
リーダー曰く、ここから眺めた富士山が今までの中で一番美しく大きく見えたとのこと。


山頂直下には岩のゲレンデが続く。ここも暖かくなれば攀じてみたい。
表参道を下山して三ツ峠駅に出るが、駅に着いた頃には辺りは真っ暗に。
山頂小屋から2時間半を要した。

三ツ峠は、アイスクライミング以外に、岩登り、沢登りが楽しめる山。
山頂は眺望良し、都内から日帰りで行ける、といいことづくしらしい。
行きたい山がまたひとつふえた。 

 


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