乗り込んだときは寒い車の中。 エンジンを始動してエアコンを掛けると少しづつ温まってゆく。
ファンがゆっくりと空気を身体に馴染ませてくれる。
ちょうどそんな感じの冬の終わりから春の初めにかけての風の流れである。
今の時期はまだまだ朝晩は寒い。
越後平野にもちょっとだけ春の兆しが見え始めて来た。
暖と寒のぶつかり合いだ。
もう少しだ。 寒はこれから冬に向かう遠い国へと旅立つ。
土筆はまだだ。 ふきのとうはいっぱいいっぱいだ。
空気は乾いている。 静電気ビリビリだ。
田んぼもいい具合に乾いて、雑草もいっぱいいっぱいだ。
もうすぐ、この用水路に遠くの山から支流を経ていっぱいいっぱいの命の水がのる。
お弥彦さまも応援だ。
そして今年も必殺百姓人生、24回目の米つくりがどっこいしょとはじまりはじまり。