イスラエル軍とパレスチナのハマースとの間で武力衝突が続く中、パレスチナのアッバース大統領は30日、6月7日にイスラエル首相と会談を行なうと発表した。一方、イスラエルの首相府は同日、声明を発表し、来週に首脳会談を行なう予定とした。
首脳会談は、今年3月、両者の間で2週間に1回のペイスで行なうことで合意をみたが、調整に難航し、4月15日以来行なわれていない。
首脳会談では、イスラエル軍の撤退後も続くハマースからのイスラエルへの砲撃とイスラエルからの爆撃が最優先課題になると見られている。5月15日から激化した「報復の連鎖」は、これまでに双方合わせて数十名の死傷者を出している。
だが、オルメルト首相は、昨年の対ヒズボラ攻撃の責任を厳しく追及されており、パレスチナとの関係改善に全力で取り組めない状態である。また、アッバース大統領も、支持母体であるファタハがハマースとの殺し合いに明け暮れているという事情もある。そんなことから、首脳会談に寄せられる期待は大きくないのが現状である。
首脳会談は、今年3月、両者の間で2週間に1回のペイスで行なうことで合意をみたが、調整に難航し、4月15日以来行なわれていない。
首脳会談では、イスラエル軍の撤退後も続くハマースからのイスラエルへの砲撃とイスラエルからの爆撃が最優先課題になると見られている。5月15日から激化した「報復の連鎖」は、これまでに双方合わせて数十名の死傷者を出している。
だが、オルメルト首相は、昨年の対ヒズボラ攻撃の責任を厳しく追及されており、パレスチナとの関係改善に全力で取り組めない状態である。また、アッバース大統領も、支持母体であるファタハがハマースとの殺し合いに明け暮れているという事情もある。そんなことから、首脳会談に寄せられる期待は大きくないのが現状である。