昨日お伝えした15人の武装グループによる「大統領府襲撃事件」の詳細が判明したので、既報情報の訂正を含めてお伝えします。
15名の武装ゲリラ達は、大統領府の中に住んでいた「アル・アクサ殉教者旅団」のメンバーで、外部から大統領府に銃撃を加えたのではありませんでした。大統領府(英語では、President's office、アラビア語ではムカータと呼ばれる)は、広大な敷地にいくつもの建物が立ち並んで . . . 本文を読む
ハリーリ前首相暗殺後、レバノン情勢が不穏な動きを見せ続けています。
シリア軍がベカー高原周辺まで撤退した後も各地で武装グループの小競り合いや爆弾騒ぎが続いており、1日もベイルートの郊外のキリスト教地区で爆発が起きました。幸いにして10数名が軽傷を負っただけで済みましたが、かなり強力な爆弾が使われており、政治的な意図が感じられるものです。
政治面では、カラミ首相が内閣総辞職をした後、再度首相に . . . 本文を読む