沖縄二日目。朝食はコンビニで買ったポーク玉子おにぎらず。
最近一泊2食付きの旅館で、朝ご飯の量が多いことが苦になり始めていました。前の晩に普段よりかなり多めに飲食して、その翌朝に絢爛豪華な朝食はちいときつい。
特に近年は、宿の人気が朝食の良しあしで決まることも多いそうでそれぞれの宿が多めの品数を提供することが多いので尚更。
ということで朝はこんな感じで充分です。旅行中の体重増加が抑えられるしお財布の節約にもなるし。副菜にパイナップルのヨーグルトとコーヒーでした。
6時30分にコテージを出て本部半島の中央を突っ切って名護の喜瀬カントリーへ。昨日から4日間開催される日本女子プロゴルフ選手権を観戦するRさんを送りました。
このパターンは4月の滋賀旅行と同じです。今回もRさんの「9月頭に沖縄で女子ゴルフが見たい!」という声から旅行計画の始まりでした。
Rさんは「推し」の選手応援用の旗を手作りして気合が入っています。いいことだ。暑さに気を付けて楽しんでね。
ということで今日は午後まで別行動。私は沖縄本島最大の半島である本部半島を周回して、離島や橋を見て回ります。
まず本部半島の根元から羽地奥武橋で奥武島。そこから屋我地大橋(300m)で屋我地島へ。
袂に水際に下りられる場所があって橋の全景を眺められます。
屋我地島から古宇利大橋(1950m)。2014年の旅行で同じコースを辿っています。
沖縄でナンバーワンの人気を誇る美しい橋ですが平日の8時過ぎなので車もまだまばらです。
ミュージアムやカフェレストランのある展望施設、古宇利オーシャンタワー。展望台から見る橋がきれいなようですが営業時間前でした。
直径2km足らずのまん丸な古宇利島をそのままぐるっと一周。yamap地図へのお絵かきも大事な目的です。
古宇利島から屋我地島に戻り、島の西側から本部半島に渡るワルミ大橋(315m)。。2010年に完成した新しい鋼管上路アーチ橋。アーチ橋としても日本国内で5番目の長さ。
ワルミ大橋のアーチ中央部から見るワルミ海峡。橋の下に2,000トン級の船舶を通すために高さを出せる上路式RC固定アーチ橋が採用されました。
これを渡った先から本部半島を反時計回りに進みます。
立ち並ぶ赤い柱が特徴的な今帰仁村中央公民館。1975年。この後見に行く名護市役所と同じく象 設計集団。
今帰仁村中央公民館のすぐ近くにあるカフェ〈波羅蜜〉。1年以上前にカーサブルータスの記事で見ていつか行ってみたいとメモしておいたところ。
しかし残念ながらこちらもオープン前で美しい店内を見ることはできませんでした。
今帰仁村の北端辺りでちょっとハンドルを切って海岸方向に向かえばこんな場所が無限に見つかります。
今回は城(グスク)を見て回る予定はありませんでしたが、今帰仁に宿泊したので今帰仁城だけは寄ることにしました。
これは10秒タイマーをセットして看板の前で写真を撮ろうとしたのになぜか後ろ姿を激写されてしまった私。
2014年に見た時に崩れていた部分もきれいに修復されていました。
志慶真門郭に下りる階段も以前より立派になっていました。前回ははいらなかった今帰仁歴史文化センター(資料館)も見学して10時過ぎに一旦コテージに戻り。
チェックアウトが11時だったのでシャワーをして涼しい部屋で小一時間休めたのは良かった。チェックアウトも機械を使った非対面です。
次に向かったのがきしもと食堂。過去に食べた沖縄そばの中では一番美味しかったという記憶ですが、それもすでに10年以上前のこと。
今食べたらどんな感想になるか楽しみにしていきました。11時7分の入店。けっこう人はいましたがすんなり座れました。
そば(小)800円とジューシー350円。ああ、やっぱり美味しい。昨日のいしぐふーは上品すぎる薄味でやや物足りなかったけどこちらはがつんと直球勝負。
麺がこんなに太かったことは完全に忘れていたようでした。とにかく美味しいしお店のお姉さんの働きぶりも〇。日本最古の沖縄そば店らしい店構えも完璧。
少し北に戻ってまあまあ有名な観光スポットである「備瀬のフクギ並木」。100年前に備瀬の集落に防風林として整備されたフクギが約1kmに渡って並木道を作っています。
この前にかなり強い雨が降ったようで未舗装の道に水が溜まっていて自由に散策はできませんでしたが、密集した並木は美しかったです。
フクギ並木のすぐ後ろはきれいな砂浜でした。沖に見えておるのが伊江島。本部港から30分で行ける離島です。
島の中央の城山は伊江島タッチュー(タッチューは方言で尖ったものの意味)と呼ばれていて階段の登山コースが整備されているようです。いつか登りたい。
南側に見えていたきれいな砂浜に向かっていたら直前に柵で侵入できなくなっていました。沖縄記念公園の一部で、有料のエメラルドビーチという人工浜でした。
瀬底大橋に向かっていたらものすごい雨に。あっという間に道路に水がたまるので近くのセブンに避難しました。
これは運転席からフロントガラス越しにセブンの看板を見上げている所なんですが雨量が多過ぎてわけのわからない眺めになっています。こういうのも面白い。
瀬底大橋(762m)。1985年完成。両側は連続箱桁橋ですが中央はニールセンローゼ桁(アーチ部材と補剛桁の間に斜めに張ったケーブルを配置)です。
橋の中央部で工事中片側対面通行になっていて写真を撮れたのは良かったのですが、暴風で車が吹き飛ばされないかドキドキしました。
名護に入って名護市役所。今帰仁村中央公民館と同じく象設計集団。1981年。沖縄を代表する有名建築ですが老朽化で解体、建て替えという方針になりつつあります。
名護市役所と今帰仁村中央公民館は後日別項で描きます。
暑さの中で推しの選手について回って、選手本人やそのお母さんとまで話ができたと嬉々とするRさんを喜瀬でピックアップ。
2日目のホテルは2022年4月に開業したばかりのAQUASENSE Hotel & Resort。海に突き出したシェラトン沖縄と国道を挟んで反対の丘の上に建っています。
一番の特徴は広いプールとデッキ。専用階段で砂浜にも降りられるのですが、ここに来たらプールで楽しみたい。
二番目の特徴は部屋の広さ。一番リーズナブルの低層階のオーシャンテラスルームで広さは74.03平米。恥ずかしながら住んでいるマンションより大きいです。
全室オーシャンビュー。高台にあるので低層階でも眺めは良いです。広いベランダには全室ジャグジーとデイベッドがあります。夕食前に汗を流す私。
今回も素泊まりだったので夕食は外で。ホテルから5分くらいの場所に炭火焼料理うむさんの庭。
行きたかったローカル居酒屋ととんかつ店の2軒が予約できずにやむを得ずで抑えた食事処でしたが、美味しいし唄もありで抜群によかったです。しかも近い。
写真上左から
テラス席からは日没が見られます・とろとろ厚切り三枚肉炭火炙り(最高!)・海ぶどうと長芋梅醤油
牛ハラミBBQにんにくソース・18時50分日没。ちょっと雲に邪魔された・炭火牛タン(これは普通)
パパイヤとミミガー アーサたれ・海老・セーイカの海鮮ちゃんぷるー・厚切り三枚肉の炭火炙りそば
入口の所に大きな炭火グリルがあって、専任の方が絶妙に焼いた肉が席に運ばれます。
最初に食べた三枚肉炭火炙りがあまりに香ばしくてやわらかくて美味しくて、一気にテンション上がりました。最初はホテル客目当てのファミレス程度かと舐めていたのに。
余りに美味しかったので〆に同じ三枚肉がどーんと乗せられた沖縄そばを食べました。本日2杯目の沖縄そば。大満腹。
アクアセンス、カフーに泊るなら夕食としてお勧めできます。
ホテルに戻る途中でゴルフ場の横を通ります。ナイターやってました。
夜のプールはライトアップされてまた違う雰囲気に。2日目はここまで。