学習院大学には前川國男が設計した校舎が3つ残っています。これと別にピラミッド校舎と呼ばれる特徴的な建造物がありましたが2008年に惜しまれつつ取り壊されました。
学生の頃(1983年前後)には弦楽四重奏の練習で何度も行っていましたがピラミッドを見た記憶がない。見ていないはずはないんですが、興味の対象外だったんでしょう。

ということで残っている3つの写真を撮りに目白まで。学習院は入り口守衛さんに申告で随時キャンパス見学ができます.
まずは1960年落成の北1号館から。登録有形文化財。細長い建物の右側は少なめの開口部。1階はピロティ。今は白く外壁塗装されていますが建築当初はコンクリート打ち放しでした。

建物中央から右にかけてはほぼ同じデザインの繰り返しになります。コルビュジエの水平連続窓を踏襲しつつ絶妙な凹凸でリズムを作っています。

1階南側は建物全体の長さでピロティを兼ねる歩道。

東側の階段で2階に。階段の踊り場とピロティを兼ねた広場が各階にあります。階段の周囲などの抜け部分が緑をきれいに見せます。

ただしこれだけ開口部があるとどうしても床には雨水が溜まっちゃうみたいですね。デザインと現実の使用感の相反する部分です。

西側の階段は螺旋階段。こちらは両サイドがガラス窓で完全な屋内です。階段下面の曲線がきれい。支柱に口が開いているのはかつてダストシュートとしていた時の名残り。

建物に空けられた階段スペースと階段外壁の間に10cmの隙間。どんな工事をやったのか、、、、。

南側。

北側。今見ていてもどこにも古さを感じさせないのがすごい。彼らの「モダン」は息の長い普遍だったようです。
学生の頃(1983年前後)には弦楽四重奏の練習で何度も行っていましたがピラミッドを見た記憶がない。見ていないはずはないんですが、興味の対象外だったんでしょう。

ということで残っている3つの写真を撮りに目白まで。学習院は入り口守衛さんに申告で随時キャンパス見学ができます.
まずは1960年落成の北1号館から。登録有形文化財。細長い建物の右側は少なめの開口部。1階はピロティ。今は白く外壁塗装されていますが建築当初はコンクリート打ち放しでした。

建物中央から右にかけてはほぼ同じデザインの繰り返しになります。コルビュジエの水平連続窓を踏襲しつつ絶妙な凹凸でリズムを作っています。

1階南側は建物全体の長さでピロティを兼ねる歩道。

東側の階段で2階に。階段の踊り場とピロティを兼ねた広場が各階にあります。階段の周囲などの抜け部分が緑をきれいに見せます。

ただしこれだけ開口部があるとどうしても床には雨水が溜まっちゃうみたいですね。デザインと現実の使用感の相反する部分です。

西側の階段は螺旋階段。こちらは両サイドがガラス窓で完全な屋内です。階段下面の曲線がきれい。支柱に口が開いているのはかつてダストシュートとしていた時の名残り。

建物に空けられた階段スペースと階段外壁の間に10cmの隙間。どんな工事をやったのか、、、、。

南側。

北側。今見ていてもどこにも古さを感じさせないのがすごい。彼らの「モダン」は息の長い普遍だったようです。
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