宿の名前は「向瀧」と言います。明治6年に会津藩の指定保養所であった「きつね湯」を引き継いで創業。
創業当初からの玄関母屋、客間、はなれ、昭和9年に山の斜面にそって建てられた客間それぞれが
文化庁の登録有形文化財に指定されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/9c/0ea07e40ed6877aa5f5292b3d0c9af73.jpg)
ここに泊まる際には、この中庭に面した部屋を選ぶことが必須となります。理由はこの続きを見ての通り。
斜面に沿った客間棟は2層の造り。同じ層を奥に向かって上がる階段と、上の階に上がる階段が入り組んで複雑怪奇な構造となっています。
私たちの部屋は黄色い矢印で示した場所の2階の「桔梗」。かなりの好ポジションでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/50/4096a4717d3761451bad132c0ca46f2d.jpg)
17時。宿の男衆が中庭に出てきて、雪見ろうそくへの点火の始まりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/36/e3f2caf1a6c4f3295db7bc2afd97ba8b.jpg)
点火して回る男衆は3人います。小雨も降っていて、行灯の上にCDでできた覆いを掛けながらの作業です。急斜面、楽ではありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/cf/03c4e6bc8b69f45b1a1b4053086bf344.jpg)
いまどきのライトアップですから、LEDに一斉に点灯するのだと想像していました。とんでもなかった。
行灯を拭いて、火をつけて、覆いを掛けて、倒れにくいように周囲に雪を固めて。驚くほど手間ひまをかけて続く作業を飽きもせずに見続けていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/96/f7b3d9cd44ac7cab8fbf214d8b19504b.jpg)
30分ほどかけて一通り灯ったら、最後に斜面一帯と、作業用の通路をスコップで平坦にならして行きます。
そうして出来上がったのがこの景色です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/4f/7b2848d18ff6544e16f38c1c0a77afd3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/f5/94b037b070a2125ca07bb9148ba5d8b8.jpg)
黄昏時には清楚に見えた灯が、暗くなるにつれて怪しい鮮やかさで揺れています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/24/8c7f2c0d5dcddef6ad284b0fc03b6c27.jpg)
今回見たかったもののNo.1がこの雪見ろうそくでした。
そしてなんと、調べもせずに予約したこの日が、今年の雪見ろうそくの終了一日前だったのでした。・・・・あぶねー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/8b/293b0368c596ad443d630617f2c1c15e.jpg)
「桔梗の間」から見下ろす雪見ろうそく。これを部屋から見るには中庭に面した部屋でなければなりません。
ならぬものはならぬものです。
あれだけ手をかけて灯したろうそくですが、わずか1時間ほどで消されてしまいます。もったいない。
でもその儚さも、またひとつの美しさかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/ee/05090cf4c01ac583d7cbdfbdcb97ae65.jpg)
ライトアップされた玄関。中庭の反対側は川に面しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/30/480569d647c7cb2a6521f60cc493505e.jpg)
お風呂は加水、加温一切なしの100%かけ流し。
お料理も郷土色を盛り込みつつ、とても美味しい。
創業当初からの玄関母屋、客間、はなれ、昭和9年に山の斜面にそって建てられた客間それぞれが
文化庁の登録有形文化財に指定されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/9c/0ea07e40ed6877aa5f5292b3d0c9af73.jpg)
ここに泊まる際には、この中庭に面した部屋を選ぶことが必須となります。理由はこの続きを見ての通り。
斜面に沿った客間棟は2層の造り。同じ層を奥に向かって上がる階段と、上の階に上がる階段が入り組んで複雑怪奇な構造となっています。
私たちの部屋は黄色い矢印で示した場所の2階の「桔梗」。かなりの好ポジションでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/50/4096a4717d3761451bad132c0ca46f2d.jpg)
17時。宿の男衆が中庭に出てきて、雪見ろうそくへの点火の始まりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/36/e3f2caf1a6c4f3295db7bc2afd97ba8b.jpg)
点火して回る男衆は3人います。小雨も降っていて、行灯の上にCDでできた覆いを掛けながらの作業です。急斜面、楽ではありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/cf/03c4e6bc8b69f45b1a1b4053086bf344.jpg)
いまどきのライトアップですから、LEDに一斉に点灯するのだと想像していました。とんでもなかった。
行灯を拭いて、火をつけて、覆いを掛けて、倒れにくいように周囲に雪を固めて。驚くほど手間ひまをかけて続く作業を飽きもせずに見続けていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/96/f7b3d9cd44ac7cab8fbf214d8b19504b.jpg)
30分ほどかけて一通り灯ったら、最後に斜面一帯と、作業用の通路をスコップで平坦にならして行きます。
そうして出来上がったのがこの景色です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/4f/7b2848d18ff6544e16f38c1c0a77afd3.jpg)
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黄昏時には清楚に見えた灯が、暗くなるにつれて怪しい鮮やかさで揺れています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/24/8c7f2c0d5dcddef6ad284b0fc03b6c27.jpg)
今回見たかったもののNo.1がこの雪見ろうそくでした。
そしてなんと、調べもせずに予約したこの日が、今年の雪見ろうそくの終了一日前だったのでした。・・・・あぶねー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/8b/293b0368c596ad443d630617f2c1c15e.jpg)
「桔梗の間」から見下ろす雪見ろうそく。これを部屋から見るには中庭に面した部屋でなければなりません。
ならぬものはならぬものです。
あれだけ手をかけて灯したろうそくですが、わずか1時間ほどで消されてしまいます。もったいない。
でもその儚さも、またひとつの美しさかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/ee/05090cf4c01ac583d7cbdfbdcb97ae65.jpg)
ライトアップされた玄関。中庭の反対側は川に面しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/30/480569d647c7cb2a6521f60cc493505e.jpg)
お風呂は加水、加温一切なしの100%かけ流し。
お料理も郷土色を盛り込みつつ、とても美味しい。
雪見ろうそく、いいですねー
ずーっと見ていたい気分です。
2日で終了、滑り込みセーフでしたね。
それを見て知ったと昨日の日記の冒頭に書いた気がするが
あれはマボロシだったのか・・・(笑)
ほんとぎりぎりセーフでした。
毎年は2月いっぱいでやめるらしいんですが、今年は1日2日が週末だから
2日までやろうって決めたんですって。
うっかり3日に泊まって「あれ、昨日で終わりました」なんて言われたら、
それこそ雪山に修行に行きそうです。あぶねー。
Bさんも写真集をだしたら、それをみて
みんながいく・・・・
これもそのひとつですよね。
行ったことがない場所、観た事がないもの
それをこうしてみて
そこに行って見る。
ここは行きたいねーーー
修行にならなくて良かった
あぶねーー
ラッキーだったのかどうかはわかりませんが
最初は川側で予約していたのを後からの電話ですんなり変更できました。
よかった!
他の人もいいなーと思ってもらえると
それだけでうれしさ倍増ですね。
私たちもいろんな方のblogでたくさんの情報をもらって
参考にして生きています。
見逃した。