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楽園シリーズで有名な三好和義さんが撮影した「楽園宿」(小学館 2006年)。
彦根の八景亭が掲載されていることを知ってamazonで買ったこの写真集が今回の会津旅行の始まりでした。
老舗の名旅館から都内のホテルの美しいスイートルームまでいろいろ紹介されたこの写真集を眺めていて、一目見て心を惹かれた旅館がありました。
その数日後にリビングにあったこの写真集を見ていたRさんが「ここイイね」と私に見せたのがまさにその会津の旅館のページだったのです。
まずは、その旅館に到達するまでの初日のあれこれです。
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大宮から新幹線と磐越西線で会津若松にお昼に到着。会津は全面的に八重の桜一色に染められています。
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市内循環バスに乗って、レトロな町並みで知られる七日町通りへ。古い味噌蔵を改装した満田屋さんでお昼ご飯。
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いろりで焼かれる味噌田楽。何種類ものお味噌を素材によって変えて囲炉裏で焼かれます。
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変わったところでは味噌チーズパンがありました。美味い。
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そこから歩いて数分の末廣酒造 嘉永蔵へ。江戸末期に創業造り酒屋が無料で見学を受け付けています。
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非常に高い天井が印象的な入り口ホール付近。
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大正期の蔵の天井は洋小屋組みでした。
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個人で小規模の醸造樽を買い切ってオリジナルの「マイ酒」を作ることもできます。写真は中川さんのお酒を絞っているところ。
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古酒の貯蔵蔵。2年前の震災で被害はあったそうですが、それほど壊滅的ではなかったとのこと。
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一番古い蔵の一つはおしゃれなカフェに改装されていました。もちろん日本酒も飲めます。
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この時、見学は私たち二人だけでしたが、とても丁寧にいろいろ見せていただきました。
試飲もさせていただき、ここでしか買えないというお酒を何本か仕入れてしまったのは当然の流れです。
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タクシーで飯盛山に来ました。Rさんの先に見えている動く歩道で山頂付近に登れます。
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普通に雪山登山ですね。ブーツを買っておいて本当に良かった。
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戸ノ口原の戦いで敗れた白虎隊の二十名が逃げ落ちて自刃したその場所で。Rさんと銅像が見ているのは燃える若松城下。
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視線の先。地平線近くの左側の木々のあたりが鶴ヶ城の縄張り。想像していたより遠くに見えました。
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白虎隊を悼みつつ次なる場所へ移動中。積もった雪の層の厚さに驚かされます。
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会津さざえ堂。日本建築とは思えない側壁の斜線が不気味なこの小さなお堂が今回見たかったものNo.2です。
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入口付近もなんとも言えない過剰な装飾の数々。
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内部はずっとこのような斜面の回廊です。建立(1796)から明治の神仏分離令発令まではこの回廊に西国三十三観音像が安置されており
ここを通ることで三十三観音参りができるというものでした。
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内部の透視図。左の入り口から黄色い螺旋を右回りに2周。頂上で反対側に渡った後は、青い螺旋を回って地上に戻ります。いわゆる二重螺旋。
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お堂の天辺の天井。無数の千社札。
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天辺はこんなに小さなスペースです。この記念写真をタイマー撮影する際に足を滑らせて大転倒した私。痛みをこらえて笑顔。
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登り鎖線から下り螺旋に移るブリッジ部分。会津の宮大工は昔からマニアックだったようです。
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さざえ堂を見終わったあたりで雨が降り始めました。麓の土産屋で傘を買って、ほど近い東山温泉までまたタクシーです。
お疲れ様でした。明日は東山温泉の美しい旅館編です。最後に私たちを惹きつけた三好和義さんの写真をご紹介。
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でもR&B家のように真冬に観光にくる人は少ないでしょう。
洋小屋組みを初めて知りました。
洋小屋組み、和小屋組みってあるんですね。
色々と勉強になります。ってすぐ忘れちゃうんだけどね。
私もさざえ堂を見た時は、こんなややこしい建物をよく作ったもんだと
感心したのを覚えています。
ここでBさんこけたんだ。
お怪我無くて何よりです。
苦労の甲斐あっていいツーショット写真が撮れてる。
そして景色は一気に変わります
この時期 会津はスキー客は多いでしょうけど
観光客はすくないでしょう
その分いっぱい堪能できてよかったね
お宿はとっても良かったのでしょうね
楽しみにしています
全ての商店、町の至る所にこれでもかと。
大河ドラマの力って大きいんでしょうね。
建物の構造を見る時には、まず屋根です。
屋根の構造の中にトラス(構造が三角形を作っている部分)があるかないか、
これで和風か洋風か、だいたい区別がつきます。
スロップのてっぺんで滑って大ゴケしたんで、
このままざーっと下まで螺旋の部分を滑り落ちて行ったら
いい感じのコメディ映画になるところでした。
那須塩原=宇都宮の距離と、那須塩原=会津若松の距離が
だいたい同じに見える。
冬の会津は全体的に空いてました。
温泉も有名旅館以外はちょっと廃れた雰囲気がありました。
明日はお宿の素敵なイベントの写真です。
お楽しみに。
私がいったころは、小学生の息子づれだったので
何だかゆっくりした気がしません。
こうして、ふたりでみたいところ、
きになるところをのんびり見学、
それがいいですね。
冬の東北は美しいです。
でも、観光客は本当に減っていますものね。
やっぱり出かけるには勢いが大切かもね。
落ち着いた宿でもお子様が小さければなかなか落ち着けません。
やっと大人の旅行ができる環境になったということじゃない?