
東横線の線路跡を離れて恵比寿方向へ。今だけ見られる無用階段。跨線橋の架け替え中でした。

西巣鴨から池袋駅、新宿駅、渋谷駅と東京のメジャー所を繋ぐ都道305号線。
一般的には「明治通り」とか「環5」と呼ばれる東京の主要路線ですが、なぜか恵比寿駅の手前でクランク状に折れ曲がり、明治通りと別々の道となります。ホントになぜ?

恵比寿から首都高速2号線迄の間が「恵比寿通り」、そこから先が「北里通り」と東京都の公告で設定されています。
でもその名前は東京都建設局が頒布する「東京都通称道路名一覧表」にその名前はありません。そして地元商店街は独自に恵比寿ビール坂と名前を付けています。

ブロンクス(行ったことないけど)のアパートみたいな年季の入ったレンガのビル。この風格はなかなか見られません。

恵比寿社会教育館。恵比寿公園の横にある長谷戸分館では何度かお世話になったことがあります。本館初めて見ました。

首都高2号線。ここから先が北里通り。

ビルしかなかった恵比寿通りと違って、ぐっと昔の街道風に雰囲気が変わります。洋食ハチローさんは昭和2年に建てられた小寺醤油店の長屋で営業中。

周囲のどの駅からも1km近く離れているせいかも知れませんが、それでも白金の一等地の表通り沿いによくこんな風景が残ったものです。

こちらも渋い大久保だんごさん。

安心のジャパニーズスイーツ価格。最近Rさんがあんみつなどの寒天類に凝っているのでおみやげに黒みつかんをひとつ買いました。

北里通りの名前の元となった北里大学。ちょっと構内も立ち寄りました。

お寺の向こうに見える歴史ある学校のような建物。角にブロンズ像があるこの建物は、昨年亡くなった「幸〇の〇学」の教祖のご自宅でした。

白金氷川神社。最近は近くにあることが分かっても見なかったことにすることが多いのですが、それが目の前にあれば喜んで参拝します。

東京に多数ある幽霊坂の中でも代表格の「三田の幽霊坂」。
恵比寿からここまで、道の右側はほとんど登り坂でした。ここで地形図を見てみましょう。

なるほど。恵比寿以降、渋谷川(古川)の流域の中で川にぴったり沿うのが明治通り、白金台の台地の際の道が通称恵比寿通り+北里通りでした。

ということで住所は既に三田。二郎の本店初めて見た気がします。高齢者なのでもう二郎系に並ぶことはありません。

慶應大学の横を通り過ぎて、慶應仲通りという美味しそうな路地眺めながら何も食べずに帰りました。
私は趣味で東京の道路を歩いて写真や地理情報などを同人誌にしている者です。
道路についてネットでも情報を集める際、度々ありゃりゃさんぽさんのブログが検索にヒットし、大変参考になりました。
私など1年ほど前から街道・街路に興味を持ち始め先日山手通りを踏破したくらいなのですが、ありゃりゃさんぽさんは東京中の道路を歩き尽くされていて尊敬の念にたえません。
ところでなのですが、こちらの記事内で都道305号線の恵比寿一丁目-白金一丁目区間は東京都通称道路名一覧表には記載されていないものの恵比寿通り・北里通りの通称が東京都の公告により設定されているとありましたが、どのようにしてそのような情報をお調べになっていますか?私も自分で調べる中で東京都通称道路名一覧表にはたどり着いているのですが、そこに載っていない通称道路名に関してはどのようにして公式の通称か非公式のものかを判断していいか分からず困っていました。Wikipediaには確かに恵比寿通り・白金北里通りと記載されているのですが、Wikipediaは不確かな情報もあるので鵜呑みにしたくありません。先日山手通りの本を作った際の通称ソニー通りについて調べていたときも同じように困りました。「東京都 公告 通称道路名」等と検索はしてみたのですがイマイチヒットしません。
お忙しい事とは存じますが、どうかご教示いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
趣味の散歩を自分なりに調べて記録するブログですが、その内容について信憑性を保証できるものではありません。
同好の方の他のブログやWikipediaをそのまま転載している場合も普通にありますので、その点はご容赦ください。
ご質問にあった「恵比寿通り」「北里通り」とが東京都の公告で設定されているという記述ですが、その根拠となった情報源を今、再び見つけることはできませんでした。
ブログを書きながらかなりの時間を費やしてネットの海をさまよいますが、基本的に勘や気分でリンクを移動していくので同じコースで結果に行きつけないことも多々あります。
私が普段使う言葉の中に「公告」という単語はありません。ブログの中で「公告」という単語が出てくるのはここだけです。
なので、この時に見つけたその資料のタイトルかファイル名などに「公告」という文字があったのは間違いないと思っています。
さらに「東京都の公告」と書いているので、資料はwww.metro.tokyo.lg.jpの中だったはずです。
それが建設局の「東京都通称道路名一覧表」と矛盾していたので、公式資料でもそういうことってあるんだなあと感じて書いたのがこの時のブログの2行でした。
今にして思えば根拠となった出典をリンクしておけばよかったですね。
ということで、小一時間検索してみましたがご質問にお答えできませんでした。申し訳ありません。
Wikipediaの編集者の方も、どこかで同様の記述を見たのかも知れません。
とは言え、私が書いたのは「北里通り」、wikipediaでは「白金北里通り」と名称が違うので出典が別である可能背もありますが。
その通り名が「公式か非公式かの判断」ということであれば、「東京都通称道路名一覧表」だけが公式という考え方でよろしいかと。
その点、私の「東京都の公告で設定」という書き方が混乱を招いた気もします。
「~と記載されている東京都の公告もありました」くらいに訂正したいと思います。
お返事をいただいていたにもかかわらず放置してしまいすみませんでした。
(お恥ずかしながらgooブログを始めたばかりでコメントの仕組みを知らず、返信があれば通知が来るものと思っていました。)
わざわざもう一度調べていただいたとのこと、お手数おかけして申し訳ありません。
わたしも自分で建設局の方に連絡してみたのですが、一覧表にあるものだけが設定されている通称名だと思うとの回答でした。
少し気にはなりますが今後本を執筆する際には東京都通称道路名一覧表に載っているものは注釈なしに使い、ネット上などで見かけるだけの名前は(※非公式の通称)と注釈をつけることにします。(実のところ以前山手通りの本を書く際にソニー通りについて同じ措置をとった前例もあります。)
いずれにしてもお返事をいただけたことで方針がかたまり迷いがなくなりました。ありがとうございます。
国土交通省や自治体が設置している道路標識に書かれている通称や愛称は公式ではないのかとか。
東京都や区の教育委員会が設置している標識は公式ではないのかとか。
私の場合は個人の覚書として書いているブログなので、調べていてぶつかる矛盾や謎もひとつの楽しみとしています。
尚、gooブログにコメントを書くのにログインする必要性はまったくありません。
お気楽にどうぞ。。