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ありゃりゃサンポ

近現代の建築、町並みと橋が好き。
一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域をGPSで塗り潰し中。

南イタリア旅行(5) モンレアーレ~チェファルー~パレルモ中心部

2019年06月22日 | たびたび旅
【日記アプリのメモ】6月15日(土曜日)
パレルモ観光。モンレアーレ、黄金の谷の上にある大聖堂。世界最大面積を誇る純金のモザイク装飾で描く旧約聖書の物語。土産物店でモザイクで作ったフクロウを購入。駐車場の売店でザクロジュース美味しい。バスで2時間ほど走って海辺の古代都市チェファルーへ。カプリ島、アマルフィに続いて3つ目の海岸リゾート。断崖に面した海を見下ろすテラスでランチ。ブルスケッタとノルマン風茄子トマトのペンネ。旧市街と大聖堂の見学。凝灰岩の双塔の美しい大聖堂。大聖堂を見過ぎてそろそろ何も感じなくなってきたぞ。日差しはきついけど気温はそれほどでもなく、海からの涼しい風が気持ち良い。2時半頃パレルモへの帰路につく。パレルモ市内観光。また大聖堂。商店の並ぶ歩行者天国から市役所前の噴水で一度解散。もう歩きたくない気分の5人はその場所のカフェでのんびり休憩時間。3つの教会に囲まれた広場で何組もの結婚式を見る。クアットロ・カンティという観光名所の四つ辻でアコギとアコベと歌のストリートライブ。アコベが美しくて聞き惚れる。歌もすごい。Rさんがくたびれたので広場に残して私一人で散歩。マッシモ劇場まで往復した。夕食は路地裏のリストランテ。トマトリゾットとイカのソテー。最後までしーちゃん山ちゃんと。品川の夫妻のななつ星の話。青森のおばちゃんたちとの交流。最後の日は2連泊。


イタリア日記最後です。長いよ。

パレルモのアストリアパレスホテル。すぐ隣が市場だというので集合時間前に散歩に。市内あちこちで紫の花を咲かせている木はジャカランダ。

小型のオート三輪。かわいい。けっこう大小さまざまな三輪自動車を見ました。

色とりどりの野菜。段ボールではなく木箱が主流なのもなんかいい。レストランでは野菜はほとんどお飾り程度しか出てきませんでした。

市内の普通の住宅街。中はどんな暮らしなのかな。普通のお宅を何軒か見せてくれるツアーがあったら絶対参加するのに。

世界遺産モンレアーレ大聖堂。1182年完成。「ノルマン建築様式の代表的遺産」らしいです。

教会内部を埋め尽くしたモザイク画の総面積は6,500平米。世界最大だそうです。左右対称に設置されたオルガンもすごい。ステレオで聞こえるんでしょうか。

壁面はもちろん屋根の梁や垂木まで隙間なくびっしりです。壁に描かれているのは文字の読めない信者のために旧約聖書の物語が描かれています。

アダムとイブ、ノアの箱舟など私が見ても分かります。これはバベルの塔の話。ブリューゲル的バベルの塔と比べるとずいぶんささやかです。

飾り罫1本がこんな感じ。石とガラス、金箔でできています。使われている金の量がすごいという説明でしたがkg数記憶なし。

土産物店の奥で商品のためのモザイクを作っているところを見られました。小さなアクセサリーから宗教画までいろいろあります。私はフクロウの置物を買いました。

シチリアを象徴するデザイン。トリナクリアと言われシチリア旗にも描かれています。日本語だと「三脚巴」(トリスケル)。いだてんのロゴに使われました。

モンレアーレから75km。海辺の町、チェファルーに来ました。

海きれい! そんで暑い。

崖に張り出したテラスでお昼ご飯。青い海。青い空。真っ白なテーブルクロスに冷たいビール。

ノルマン風パスタ。ナスが入っているところがノルマン風らしいですがどこで食べても具が少ない。

他の人が食べているものがいろいろ美味しそうに見えます。

モンレアーレとセットで世界遺産のチェファルー大聖堂。

柱は御影石。モザイクは正面の祭壇だけ。

屋根は木材がそのままむき出しです。燃えたノートルダムも屋根はこんな感じだったんでしょうね。

パレルモ市内に戻って来ました。パレルモ大聖堂。

今日3つ目の大聖堂。ツアー全体だといくつ目か。どこに行っても大聖堂があります。歴史の重さと過剰な装飾を見過ぎて少し乗り物酔いのような状態でした。

噴水広場で夕食まで解散。

希望者は添乗員さんの案内でスーパーマーケット見学に行きましたが、私たちはこの顔ぶれですぐにカフェに入ってしまいました。Rさん明らかに「若手」。

周りが教会だらけのこの場所で土曜日の今日はたくさんの結婚式があるようでした。こちらは集まった参列者。男性も女性もほれぼれするくらいカッコいい。

新郎新婦。新郎は4人見た中で3人頭髪の少ない人でした。プロのカメラマンが撮影ばしばし。ドローンまで飛ばして気合入っています。

クアトロカンティ。パレルモの主要道路が交わる交差点の4つ角それぞれに3つずつ彫像が置かれています。

角の一つで演奏していたストリートミュージシャン。3曲聞きましたが歌も演奏も抜群に良かったです。この写真の後で超絶ベースソロに突入します。

道路は歩行者天国になっていて路上には様々な店がびっしり。この後30分ほど一人で奥まで歩いて行きました。

シチリアのパトカー。

5分くらいでマッシモ劇場に着きました。ウィーン・オペラ座、パリのガルニエ宮に続く世界で3番目に大きな歌劇場だそうです。

最後の夕食はこんな路地の奥にあるレストランでした。

魚介のリゾット。イタリアで初めてお米を食べました。

イカ。イカの味は世界共通です。

こうして見るとツアー客の中心はやはり60代~70代。何人かのパスポート見せてもらいましたがスタンプでびっしり。2冊目の人もいました。
若いうちに自由に旅ができなかった私たちですが、この後10年ちょっとが人生における旅の中心になります。時間と健康とお金。大事にしないと。


6月16日(日曜日)
朝食後、バスの前で旅の仲間たちと次々に記念写真を撮りました。9時過ぎにパレルモ空港で出国手続き。搭乗まで空港内で買い物と軽食。
サレルノのスーパーではパスタやワインが余りに安いので驚きましたが、空港で見たら日本のスーパー並みの値段でした。
12時5分パレルモ離陸。乗り継ぎして16時40分ミュンヘン発。機内で「イミテーション・ゲーム」。2014年公開以来見たいと思っていた映画です。
11時間の飛行の後、日本時間午前10時50分羽田着陸。荷物受け取り場所で最後の挨拶をして解散。
Rさんはそのまま会社へお仕事に。私は帰って洗濯と荷物整理。

帰った日の夕食。アジの開き。きんぴらごぼう。キュウリとタコの酢の物。蒸しただけカボチャ。サラダ。
イタリア料理は一週間続いてもそれほど嫌にはなりませんが、でもやっぱり久しぶりに白いご飯が旨いです。
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2 コメント

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楽しかったよ。 (Ree)
2019-06-25 02:27:29
Rさん、そのままお仕事に行っちゃったの?
凄い体力と精神力や。

たくさんの写真とレポート、楽しかったです。
ありがとう。
返信する
Reeさん (B)
2019-06-25 08:26:50
お読みいただきありがとうございました。

月曜日出発で翌週月曜日帰国というスケジュールですが
Rさんは出発日も帰国日も会社に行きました。
なので8日間というツアー日程なのに休暇は火水木金の4日だけです。
ホントお疲れ様です!
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