
これを書いているのは、久しぶりにテレビで見た都知事が「感染爆発重大局面」の会見をした25日の朝。
ベランダの向こうに見える桜や楽しかった鹿児島の思い出にそぐわない気分ではありますが、それもいつか思い出に変わることを信じて粛々と書いて行こう。
指宿白水館で泊まった部屋から景色☟を眺めていたらそれほど遠くない松林の奥に銀色の構造物がいくつか見えました。

ナウシカの王蟲みたいなぼつぼつのある球体や尖った宇宙船みたいの。どうしても気になったのでドライブの前に寄ってもらいました。
ちょっと何枚か写真撮ってくるからと言って女子3人を車に残して一人で見に行ったら想像を遥かに上回るものすごいモノでした。
これはもう少し調べた上で別途まとめて写真を載せます。

ということで、改めてドライブのスタートです。
今日の予定は地元のゆかりんが一通り考えてくれているようなのですが、着くまで行先は言わない方針のようです。

ナビに騙され山道を通ってたどり着いたのが射楯兵主神社。いたてつわものぬしじんじゃ。海に流れ出した指宿火山群の溶岩の上に立つ神社です。

通称「釜蓋神社」として知られていて、木製の「釜の蓋」を頭に乗せて落とさずにお参りできたら願が叶うという言い伝えで有名だそうです。

境内裏手にはちょっとしたテラスと広場があって、ベンチで午後の紅茶を飲みながらしばしゆっくりできます。
左手奥に海から突き出たように見える均衡のとれた形の山が見えますが、これが開聞岳。今日は一日いろんな角度からこの山を見て回ることになります。

続いて二つ目の目的地、西大山駅。かつて「日本最南端の駅」だったのですが2003年に沖縄にゆいレールが誕生したので「JR 日本最南端の駅」になりました。

ホームの先っぽに撮影スポット。さっき釜蓋神社から見ていたのの反対側の開聞岳です。きれいな円錐形なのでどっちから見ても変わりません。
女性4人のグループとお互いにシャッターを押したりしていたのですが、せっかくなので一緒に撮ったのがこの1枚。いい思い出をいただきました。

西大山駅で11時半を回っていましたので次は昼食です。25kmほど走って海辺の古民家カフェ、梅里に到着。
この写真は、食べ終わった後撮った写真なんです。到着した時は20人近い人がここで順番を待っていました。
結局50分くらい待ったのですが、私はその間自由に散策させてもらえたので、篤姫ゆかりの薩摩今泉駅から今泉島津家屋敷跡などを見て楽しかったです。

そして店内へ。気温は25度くらいになっていて私はTシャツ1枚です。

正式な屋号の「古民家で昼ごはん梅里」で示すように極上のお昼ご飯だけを提供するお店です。土鍋ご飯も素晴らしく究極の日本のお昼ご飯を堪能できました。

指宿最後の観光地は長崎鼻。岬の先端が末広がりになっている地形を「鼻」と言うんだそうです。

竜宮伝説がある場所で高台には竜宮神社。その先に灯台。右手を見るとやっぱり開聞岳がどーんと見えます。
これで、指宿周辺の観光はおしまい。いろいろ珍しいものをたくさん見せてくれて、美味しいお昼も考えてくれてゆかりんには本当に感謝です。

50kmほど走って鹿児島市内に戻り。夕食まで付き合ってくれるということなのでそれまでもう少し市内見物。これは私のリクエストで行ったフェリー乗り場。

城山の展望台から。ここにたどり着くまでの迷走もけっこう爆笑ものですが文章で伝える力は私にはありません。いい思い出になりました。

夕食は何が何でもここでとゆかりん猛烈プッシュの竹亭のとんかつ。とんかつにたどり着くまでの迷走も(以下略)
ご飯の後、福岡に帰るしーちゃんを駅の改札で見送って、最後は今夜のホテルドーミーインまで送ってもらってゆかりんともお別れです。
昨日の午後からここまで本当に楽しかった。イタリアでの出会いをただの思い出にしないでその先に繋ぐことができたのは自慢してもいいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます