6月、7月と予定が合わずに欠席して、3か月ぶりのスケッチ教室。
今日は各自が夏の小物を持参してそれを描くというお題。
夏の小物と言われても何も思いつかず、苦し紛れに2年前まで使っていた帽子と、100円ショップで買ったミニ園芸道具を持って行きました。
描き始めてすぐに分かったのですが、描く対象に興味や愛情がないとそれをじっと見て描くのはけっこうつまらないです。
古民家や護国寺や自転車やキノコ鍋を描いたときのようにテンションが上がらないことに驚きました。
それでも迷い迷いながら線を加えて行くと真っ白だった紙の上に徐々に物体が現れてきて不思議な喜びが。
90分でここまで。布の凹凸を水彩の濃淡で表わすという初心者には難しい作業でしたが、偶然の滲みが思いもよらない結果になったりして面白い。
120分でここまで。水を引いた上に水彩の滲みでいわさきちひろ風の背景が濡れないかやったみましたが思ったようには滲んでくれませんでした。
残りの時間で帽子のツバの部分の縫い目によるしわしわを前面に鉛筆で描き加えました。(これはさっき家で撮影)
このしわしわは最初から目に入っていましたが最後まで書き始めたら面倒なことになりそうだと思って手を出さないでいました。
実際にめんどくさかったけどちまちまと書き加えたことで布地の柔らかさが出たように思います。
他の人の作品と先生の講評。
終って見ればなかなか面白かったです。
道具も時間もあるのだから趣味としてもっと家でも描けば良さそうなものですが、2時間半部屋に閉じ込められないとなかなかできませんね。