マシマロ日記

つれづれなるままに。ぼちぼちっと更新中。
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専業主婦体験中。
日常の記録的なものを。

谷口吉生のミュージアム

2005-04-16 20:47:05 | デザイン
オペラシティアートギャラリーへ行って来た。

谷口吉生の展示を観るため。

NY MoMAの増改築にともない、10人の建築家のなかから谷口案が選ばれたのは1997年。以降、7年の歳月をかけて昨年11月にオープンした新生MoMAは、ガラス壁が生かされた開放感あふれる空間となった。

ニューヨーク近代美術館(MoMA)の増改築でコンペが行われた。
10人の建築家の中から、1997年に谷口の案が選ばれる。
それから、7年という月日を経て、2004年の11月に新しいMoMAが誕生した。
谷口のお得意とする、ガラスの壁が印象的な、好き通るような美しい建築だ。
増改築に伴い、谷口は極力既存を残して、次世代に古いものと新しいものが共存したときに生まれる状況を感じとってもらいたいという思いを強く持っていたようで、実際にその目標を達成している。

大きな間で、二つに仕切られた展示では、始め谷口のMoMAのコンペ案から完成に至る模型や何冊にも積み上げられた図面を中心として、そもそものMoMAの歴史なども展示されている。
映像展示では、レセプションパーティーと思われる場面で、谷口が流暢な英語でスピーチをしている姿が映し出されていて、かっこいい。奥さんも美人だったし。

次の部屋では、谷口による12に及ぶ美術館建築の模型や写真が展示されていた。
その中では、実際に訪れたことがあるのは片手で数えるほどしかなかったが、改めて全体模型などをみていると、やはり巨匠のすごさを感じた。

繊細でありながら、堅実。
そんなイメージを持っているのだけど、彼にはこれ!という決め手を必ず持っているので、観ていて気持ちいい。わかりやすいし。

この人はエリートだな、と思った。

久しぶりに素朴(?)な展示をみたんだけども、なかなか良かった。
今の学生とかにウケるかどうかはわからないけども、わたしは結構好きだったりする。
きれいに納めてるし。

若手と言われる建築家の展示を観るのも面白いけど、こういう着実に建築と向き合ってる大先輩の作品を観るのも、かなり勉強になった。

建築に興味ある人は、是非訪れてみて欲しいです。

素直な気持ちでみれて、複雑系なものにくらべるとわかりやすくていいと思います。


さて、夕方派遣会社から連絡があり、来週からやっと仕事ができる。
これで、暇がつぶせるし、収入もあるってことで。
ひとまず安心。

あとは、事務所に受かるという目標達成するだけ!
がんばるぞっ!

スタート遅れちゃったけど、これから巻き返し。


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