マシマロ日記

つれづれなるままに。ぼちぼちっと更新中。
建築から遠ざかってますけど。
専業主婦体験中。
日常の記録的なものを。

結婚感

2006-04-30 22:11:04 | Weblog
友人の結婚式に招待された。
久々の帰省。

たいていの女性は結婚式に呼ばれると、自分も結婚したくなるらしい。
でも、どういうわけか私はそんな気も起こらず。

しかし花嫁は綺麗でした。
素敵な式だったと思う。

結婚てなんでしょう。
ひとつの人生の選択になるわけだろうけど、最近では必ずしもその道を選ばなくてもいいのではないかって考えも多くなってきてるわけで。
人として、自分の生き方として、その選択が必要と思えるときにすればいいんだと思うのですが。

お年寄りとかにやたらとまだかまだかとせかされるのだけど、それでなんかうしろめたさを感じてしまうのでは、本当の自分の意思でなくなるというか、なんというか。
あ、何言ってるんだかわからなくなってきた。

とにかく、自由に選べる時代なんで、そんなにせかさないでってことです。
30までは自由にやっときたいこといろいろやっときたい。

でも30になったら、今度は35までは・・・とか言うんだろうな~。

また夏に招待されてるので、いろいろと大変だ。

素直に祝ってあげたいもんです。

建築話

2006-04-17 22:55:26 | デザイン
久し振りの建築に関すること。

仕事がだいぶ落ち着いてきて、休憩がてらGA JAPAN 78号を読んでいた。
そこに、西沢立衛と入江さんとの対談の特集があり、それを読んでみた。
内容は、西沢氏の新作、「森山邸」について。

私個人的には、あれが雑誌に発表された時、正直嫌煙した。
白くって、すけすけで、薄い。
最近もワーストフレーズだからだ。

懐かしのシルバニアファミリーを思い出してしまった。
学生の模型かと思う程、おもちゃみたいな建物。
これが。。。
これが人の住まう処?

・・・で、話を戻すと、この設計に当たって、西沢氏の目指したところは、
「開放性」
だという。
物理的にも。概念的にもと彼は言っている。
そして、<どうやって環境に対して開くか>、ということに苦しんでつくったのだと言っていた。

「開放的で、周辺との関係の中で住まうという快適な住空間を。建築空間として提案したかった。」

と。インタビューの中でこう答えていた。

まずそこで、え~?????ってつまずく。
「開く」ってことの必要性って本当に求められてるの?
社会に開いて、常に見られているという自分を感じながら、日々を過ごすことが、果たして快適なのか。
映画の「トゥルーマン・ショー」を思い出した。

マゾヒスティッック以外の何ものでもない。

カーテン引けばいいじゃないですか、という建築家は自分で自分を否定することになってしまってるんだよな~、ということを入江氏が突っ込む。
みられてもいいじゃん、という吹っ切れた調子がいいんだと言う。

本当??

むずむずしながら読み進めた。

この森山邸では、とにかく開口(窓)を大きくとる、ということに挑戦しているようだ。
それに関して。

「窓を小さくするとツマラナイだろうな。」
と、西沢氏は言っている。

「窓が小さいと、中が暗くなるし、外が感じれなくなるし、外からも中が見えなくなるし・・・・」

のだそうだ。

本当???

窓が小さいことがツマラナイ。
見られていないという安心感から解放されよ!って言いたいのだろうか。
小さい窓では中が暗くなる、ってのもなんか違う。
彼の初期の作品とはまるで正反対の考え方を言ってるよ、自身が。。。

外から中が見えないのがツマラナイ。
そんなのってホント?!
極端言えば、のぞきの正当化?のぞくことが楽しいって言っちゃってるみたいに聞こえる。。。
変態だ、この人、変態だ!

他人に見られるという事実を、どのように西沢氏本人が捉えているのか疑問を抱かずにはいられない。
社会に開く、というこが本当に住宅の役目なんだろうか。
その欲求の根源がいたいどこからくるのか、ものずごく疑問。

社会に開くっていう程、うさんくさい言葉はないなぁ。
それよか、建築業界をもっと社会に開いてみてください。
一般の人と、建築家といわれている方々との考えのギャップを、もっともっと感じてみてください。

最近じゃ、お洒落雑誌が建築を特集するような始末。
美味しい料理を食べるように、建築も味わおう、ってんですよ。
なかなかそりゃ難しいと思います。

その流れに乗せられて、今の学生とか、まんま白い家とかがかっこいい、みたいな常識になってきちゃってるじゃないすか。
四角いのがいいの、とか。

そういうのって日本人の悪いところな気がする。
右向け、右!的な性格。
ほとほと自分でも嫌になる時がある。
軍国主義じゃないくせに。。。ああ、悲しきかな日本。。。

まあ、たわごとですが、最近評価されてる建築ってなんかマニュアルあんじゃね~かい?ってぐらい似てる。
ミラコレ、パリコレと同様な扱いな感じがするんです。

でも、最近じゃ学生が批判してるってのに、お偉い方々はものすごく評価してるっていう建物沢山ありますが、それって、単に経験の差だけなんでしょうか?
違うだろうな。
なんか黒いです。

建築業界って真っ黒いです。
ここに吸収されないようにやってかないと、ろくなものつくれなくなっちゃいそうで先が怖くなることがあります。
この先、やってけんのか?って。
だからって、流されたくない。
それはもう負けです。

そんなのコギャルと同じだ。
みんなと同じじゃないと生きていけない、なんてことになっちゃ、負けだ。

なんて、今日はひねくれてみた一日。

再会

2006-04-16 02:29:33 | 考えること
今夜は大学時代の友達たちと新宿で再会。
北海道に行ってた一人が、東京に研修で来たのと、同期の仲間同士の結婚ということもあり、いいタイミングだったと思う。

みなさん変わりません。
とはいっても、東京組は何かと会ってたりするので、変化をそう感じはしない。
北海道行きの友も、相変わらず学生時代のノリだったので、懐かしさたっぷりでした。

それぞれに就職し、いろんな道を歩んでる自分達。

給料の格差で、冗談ぶって勝ち組、だの負け組、だのって笑ってたけど、ほんとは結構シビアな問題だな~、って。
3、4年で、こうも生活っぷりが変わるものかと、少し考えた。

結局、建築やってる限りは、夢しかみれないのか、と不安になってみたり。
福利厚生もない生活で、フリーター同様な人間と、ちゃんとボーナスも出て、有給なんかもとれちゃうような人間と同じ社会で戦ってるのか。。。

自分て、そんなに世の中に認められてないのかな、とちろっと悲しくなってみたり。
頑張っても、お金に反映されない仕事って、そのうちやりがいとか感じなくなってきちゃうのか、と思うとなんだかな~。。。

でも、飲みの席では、みんな学生時代のままの関係でいられる。
なんかいいよね。

ふと、現実を考えてしまうと、やってけなくなるもの。
これはこれで、自分の決めた道だし。

どうして建築ってお金にならないんだろう。
そんなに必要ない職業なの??
世の中に貢献できてないんだろうか。

ただ、自分の欲求を満たしてるだけの、ナルシストなわけ?

てなんてことを考えて、ひねくれてみたりしました。

一般の建築に対する認識って、昔と比べたら随分変わってきてると思うんだけどな~。
この社会は昔のままの精神で動いてる。
結局得してるのは上の人たちばかり。

設計やってる人がみんなお洒落で、知的でできるやつって思ってる人、少なくないだろうな。
こうやって下っ端が安月給でせこせこ働いてるからできてるものだと思うんだけど。
大半が。

だから、うちらみたいな若手たちは、早く独立して、同じように大卒の優秀なワカモノたちを安月給で使って成功するぞ!
って、思うしか無いじゃん。

何も変わらないんだよね。
建築業会ってやつは。

そういったやってやるぜ精神を持ってないと、この世界ではつぶされそうになる。
でも、修行は大切。
いくら生活が保障されてなくたって、やるしかないんだもの。
そうしないと駄目なんだもの。

どうあがいたってそういう摂理の中で生きるしかないのか。
何も変えることは出来ないのか。

そんな若者、最近多いと思う。
団塊の世代の人たちのように、叩き上げ系の人たちが世の中つくってく時代がきっと来る。

セレブには負けないぜ。

桜も終わる

2006-04-15 01:56:57 | 考えること
今、私は事務所で働いてるのではなく、違う場所でいわば派遣社員のような、バイトのような身分で働いている。
環境が違うから、いろいろやりにくいこともあるわけで、体調もなんか優れない。。

短期間のはずだったのが、伸びにのびてもう3週間目に突入。
最初は3日とかいう話だったのに。。。

そんな気持ちももやもやしてるから、楽しくは働けていない。
また対人恐怖症じゃないが、人と接することにびくびくしてきた。

こうなってくると、良くない傾向。
鬱になってしまう。

給料もちゃんと払われるんだろうか。
ものすごく心配。

所持金数百円で毎日生きてますので。

今日も、夕飯に誘われたけど、カロリーメイト食べたばかりだったし、それで、もう財布の中はあと500円になってたので、当然断った。

貧乏って大変です。
それで、ますますぎくしゃくしながら働くことになるんじゃないか、といらぬことを考えて一人寂しくなるのでした。

群れていたいわけではないけど、全くの部外者が突然一つの組織に入ってきて、そこで、わけもわからぬまま働くというのは、ものすごい頭を使う。
新入社員的な気持ちなのかも。
でも、新入社員はもっと期待に満ちあふれて日々やってるんだろうけど、私はちょっと違う立場だから暗いものを引きずるはめになっちゃってるんですよ。

だから、ほんとおとなしい人間を装ってる訳です。
その輪に入ってこうとは今更考えられない、そんな自分がいます。

だから、ちょっとテンションがあがらない。
もりもりっと気力がわいてこない、そんな状況にいま、立たされている。
このまま、自分を閉じ込めた状態で居続けることは、ものすごくよくないとは思いつつ。

毎月のものも、半月こないままです。
身体はとても敏感に感じているようだ。

いかん、楽しいこと見つけたい!!

このまま押しつぶされませんように。。。

なんか暗いわ。
やっぱ。

不安定な日

2006-04-08 13:15:14 | 考えること
今日は晴れ時々雨。
いっちゃん面倒くさい天気だ。
傘いるの?いらんの?
ってな具合になる。

最近なんだか、一日が淡々としてる。
単純作業って意外と疲れる。

春だというのに、なんだか気持ちの奥の方ではぽっかりとした物が転がってる。
あ~、なんなんだろ。

今の事務所に来て、1年が経とうとしている。
早いな。
1年のブランクを経て、1年建築やってきてみた。
意外と続いた!
快挙、快挙。

でもまだまだなんですよ。
これからなんですよ。
シビアな日常を考えてるとおかしなことになってしましそうだから、今はひたすら目の前のことを消化してゆくのだ。

そろそろ哲学的な話も誰かとしてみたくなってきた。
平凡だからこそ、考えることが多い。
頭の中を整理する季節かもしれない。

ぽ~んと転がってくるひらめきを今か今かと待ってるところ。

そんな感じかな、今は。