マシマロ日記

つれづれなるままに。ぼちぼちっと更新中。
建築から遠ざかってますけど。
専業主婦体験中。
日常の記録的なものを。

オープンハウス@鷺沼

2006-06-25 21:49:15 | デザイン
今日は事務所の住宅のオープンハウス。
川崎は鷺沼へ行ってきた。

建築やってると、こんなところ、何の用事があってくるんだろうか、と思うようなところにも足跡をつけられる。
東京でも、いろんなところに行けたりするからお得。
興味のない街でも、体験できたりするから、建物を見て回るのは、街をみてまわることもできて楽しい。

この辺は坂が多い。
敷地も上り坂にあるので、やってくる人はぜーぜー言ってくる、とボスも言っていた。
確かに、スタッフの人も汗だくで来てたし。

この住宅は、私がバイトで初めてこの事務所に来て設備図を手伝ったこともある物件。
図面だけでみてたから、当たり前だけど実際建つと、創造とは違う訳で。

細かいところはまだまだ勉強不足なので、コメントするにも至らないが、全体的にとても楽しそうな雰囲気が漂ってました。
見学者の方も沢山来ていて、知り合いの人もいたりして、それもにぎやかでいい雰囲気。
おくやまさんやわかまつさん、かなばこさんにいっせーさんも来ていてびっくりしたぁ。
篠原スクールだあ。東工大だあ。
と、ミーハー心をウハウハされてました。

さすがボスの建築。
フランクな人柄がでてる、って感じでした。
この住宅は人が入ってて初めて魅力に見えるものになるって思いました。
がらんとしている状態だと、なんか味気ない。
そういった、住宅にとって住まうっていうことの本質もわかってるような作り方のように思えました。
色彩も私には心地よい具合で、良かったです。
子供部屋、いいなぁ。プールの中にいるみたいでまったりしちゃうよ。

一緒に行った相方と、帰りにいろいろ話をしてきましたが、素直に設計してるんだけど、全体で観るとなんかひねくれてみえるんだよね~と。
「こういうことをやるので、こうしたんです。」といってやってることが、全体を通してみるとなんか不思議なバランスになっていて、経験したこと無いような、でも楽しそうにできている、そういう住宅だったね、と。

そうかもしれないです。
普通にやってるんだけど、なんか違う。
でも、好きだなと思わせる感じ。
う~ん、不思議。
さすが、としか言えません。

今回でボスの建築観るのは5件目でしたが、これは一番好きになれそうです。
うまいこと言えませんが、なんか「かわいらしい」のです。
雑誌にも載るみたいなので、どういう写真になって出てくるのかも楽しみ。
がらんとした部屋がどう見えるのか。
多分。芸術的に見えてくると思います。


明日撮影らしいのですが、天気、良く無いみたいですよ。
10分でもいいから晴れてもらいたいですね。

勉強になりました。私もいつか現場にでていくんだろうなぁ。。
担当のスタッフの方々、お疲れさまです。

BGMは

2006-06-24 10:19:39 | Weblog
strauss / music from milkvetch 
最近、渋谷パルコ地下のアプレミディで衝動買いしたCD。
エレクトロポップといった感じです。流れるように耳に入ってくる。

これ聴きながら仕事。
良い音楽できる人ってほんと凄いね。

なんか、最近の邦楽の流行ってものについて行けなくなってきている。
アイドルとか知らない人ばかりだし、それに、個人的な意見ですが、かわいくない。

とびきりかわいい!って女の子がでてきていない気がする。
昔のアイドルってもっと違ってたよ。
聖子ちゃんばりの子がいない。

だから、若い邦楽popやってる人たちにも興味がわかない。
これって、歳とったってことなのか?

いやいや、心を揺れ動かすようなものがなんだな、きっと。
みんな同じに聴こえる。
アイドルもしかり。




終了。

2006-06-23 23:41:17 | Weblog
先々週からやっていたコンペの仕事が、今日ようやく片付いた。
2つやっていて、プレゼンの日時が1週間ずれていたので、きつかった。

ひとつは、担当だったので、敷地もみていたし、法規的なこともある程度は把握していたが、今日終わったもう一つの方は、担当でなかったもの。
もともと、担当だった人が他の仕事でできなくなったんだと。
ですから、1週間で把握しろってのは結構大変。

だから、もともとあるベースを使って解いていくしかなかった。
先週徹夜続きで、身体がだいぶお疲れ状態だったので、徹夜はしまいと思ていたのだが、提出の二日前から2時間しか寝ていないことになってしまった。
胃腸もアウトで、薬を飲んで挑んだ。
他にも頭痛だの、肩こりだので、もう限界すれすれです。

何度も吐きそうになってしまった。
もっと丈夫に生まれたかったよ。

なんとか終わりましたので、この週末はリフレッシュしないとね!!
で、昼過ぎに2徹明けで帰ってきて、入浴、洗濯を済ませ届いていたTARO MONEYを開封したい気持ちを抑えて横目で見つつ、佐川からきていた小包の不在者通知を見る。

あ、奥田民生のLiveDVDが来てる!
「Cheap Trip 2006」。
早速夕方受け取れるようにして、ちょこっと仮眠。

寝ぼけ眼でDVDを夕方に受け取り、ベッドに横になったまま観る。
私はたしか、このCheap Tripツアーは府中の森に行ったんだっけか。
頭痛がしだしたので、観たり寝たりの繰り返し。

なんだかんだ1日で3回は観た。
ギターやりたくなってくるな・・・。
ユニコーン時代のすばらしい日々で泣けてくる。
個人的に、ライブでとろけそうになった「プールにて」って曲が好き。
PUFFYへの提供曲みたいだけど、民生ヴァージョンいいねぇ。
来月にでる新曲もこのツアーでお披露目してたなぁ。
まさに奥田節!

興奮して眠れなくなってくる。

いい加減に寝た方が良いんだろうが、いろいろ動いてしまう。
動いていないと死んでしまうと思ってるんだろうか。
マグロのようだわ。

コンペとれるといいな~。
問題は沢山あるだろうけど。

日曜日はオープンハウスだ。
起きられるのだろうか、心配。

いやいや、自分お疲れさま。
もう寝ようね。


W杯初戦。耐力勝負!

2006-06-13 00:53:12 | Weblog
負けましたね。
後半に一気に逆転。
粘りが足りなかったのかな。

職場のラジオとネットの速報で知りました。
映像はどんなんだったのでしょうか。
朝のニュースで、特集するだろうからいっか。

今週は体力がいります。
コンペ提出。

今夜も徹夜でなんとか図面整理するぞ。
一人の事務所は本当はとても怖い。

早く明るくならないかな、と考えてしまう。
でも、明るくなったら焦るのだけど。

お肌に悪いな~。

語る建築家

2006-06-11 11:17:51 | 考えること
金曜日の夕方、事務所のボスの勉強会のメンバーの方がみえて、二人で話をしていた。
内容は詳しくはわからないが、会議するスペースが自分のデスの背後にあるので、機構と思わなくても、耳に入ってくる。
ボスの話は毎回面白いので、仕事しなくてはいけないのだけど、聞き入ってしまうことも。

どうやら、住宅論をやるようで、まずはその話を展開していく建築家の作品をピックアップしよう、というような内容だった。
また、面白そうだな~、と思いながら横でコンペのスタディ模型をせこせこ作っていた。

ボスは建築士、というよりはアーティスト肌の人だと私は思っている。
そういうこともあって、かなり興味深い人だ。
フランクな話し方をして、ふやふや~っとデザイン論やら哲学やらを話していくので、知識量が断然少ない私にはやや困難な内容もあるが、そういった内容は好きなジャンルなので、毎回面白い。
でも、ときどき冗談なのか本気なのかわからないこともあり、謎が多い人だ。

金曜日に話をしていた方も、かなり手強い系の建築家。
でも、話をしてみたい方ではある。

で、その勉強会の話のなかで、最近の学生がどうだとかいう話もでてきて盛り上がっていた。
最近の学生ってどう見られてるのか。

そのなかで、過去を学ぶということを考えるって人が少ない、というような内容があった。
100年先をみようとしたら、100年前のことを勉強しないとできるわけないんだけどね、というようなもの。
確かにそうだな。

私の最近の学生イメージは、上っ面で建築家を判断してるってところかな。
マスメディアの華やかなプレゼンでその建築家の特集をしたりしているいわゆるお洒落雑誌、などというものを信仰してる人がかなり多いんじゃないかなぁ。
ファションと同じ感覚で、かっこいい建築を、というような傾向があるのはいいけど、だまくらかされているんじゃいかな、とも思うのです。
自分の学生時代も振り返ってみたいが、今日はそんなことしてる場合じゃないのでゆっくり後で考えよう。

ま、なんか楽しそうでいいな~って思いました、ってのが感想。
自分も独立してそうやって建築談義を沢山したいもんだな、と思ってた。
そんな時間を割いてくのは大変なことだろうけど、楽しそうにやっているのは本当にうらやましい。

早くコンペ終わらせてしまいたい。

講演会

2006-06-03 02:31:55 | Weblog
社会人になってから、久し振りにこういった講演会に行く。
スティーブン・ホールという世界的に有名な建築家の講演会。

霞ヶ関まで行ってきた。
事務所の人たちと一緒に仕事を早くに切り上げて出掛けた。
2時間前だったのにも関わらず、7階の会場まで長蛇の列が。
整理券をもらえたのはいいが、少々不安。

でも、なんとか座ることができた。
さすがに学生が多い。

そこで、偶然にも以前に勤めていた事務所の所長に遭遇。
軽く挨拶をして名刺を渡す。
お元気そうでした。
そろそろ遊びに行こうかな~と思っていたのでビックリした。

講演会はマクロな視点からのものだったので、いまひとつ物足りなさが残ったものの、滅多にない機会だったのでまあ、よしとする。
サイン本、買っておいた方がよかったかなぁ。

純粋なものの見方はずっと持っていないと駄目なんだな、とも感じた。
世間のしがらみだとか、法律がどうのこうのとか、そればかりに縛られているとどうしても、そういった物が見え隠れしてしまうものになってしまうんだろうな。
そんなものを感じる前に、「すごっ」って思わせられるようなものが素直にいいのかもな、とも思う面もあったり。

でも、大きなプロジェクトを動かすような人になると、どうしても大味な設計になってしまうのかな、とも感じた。

住宅レベルのスケール感覚とは全く違ったところで、デザインという作業をこなしている人たちとの格差みたいなものを感じてしまったし。

どのようなきっかけであれ、そういった大きな物を設計するにはそれなりに大きなデザインを要求されるのだろうか。
こまごまとした人の動作、というよりも、人とはこう動くものなのだ、とかこういったことが多くの人たちの求めるところだろう、といったざっくりとした感覚、といったらいいのだろうか、そんな感覚で設計しているのかな、とも感じた。

日本ではなかなかそういった感覚でモノをつくるということは難しいだろうな。

自分の建築に取り組む姿勢を改めて見直すキッカケにもなってよかったかな。

しかし、同時通訳に頼りっぱなしだと疲れる。
本人の話す英語の方がよくわかったりする場面もあって、英語ができるようになりたいな~、とも思った。

講演会後、事務所の人たちと軽く飲みながら議論。

やはり、気合いは入れてかないと駄目ですね。
たるんでますので、最近。

建築ってなんだろね~、どうとも言えちゃう怖さがあるな。
綺麗ごとだけではもちろんできないし。
でも、巨匠は潔白でいなくちゃいけないような雰囲気もあるよね。

変な業界だわ。