入念に準備された「緊急事態宣言」がついに発令されました。発動初日の4月8日朝の東京の様子をお伝えいたします。
自分は、会社の方の緊急対策本部の役割も持っているので、暫くは職場へ通う必要があります。来週あたりからは、在宅勤務と出社を繰り返す、スプリット運営になると思いますが‥。
朝の中央線は、昨日と比べると1割減でした。既にかなり間引きされていたということでしょう。私はここ数か月、時差出勤を選択しており、朝5時台の中央線を利用していますので、大抵は座って通勤していますが、本日は空席が楽に見つかる状態。丸の内の企業群も、すでに業務圧縮ステージに入っていますが、さらにギアを入れたと思われます。
東京駅周辺を歩くサラリーマンの数も、全くのマバラ。もちろん、外国人観光客はいません。ただし、建設現場へ向かうニッカポッカのお兄さんの姿はパラパラいますので、建築現場は作業を止めていない所もあるのでしょう。まぁ、この状態が5月6日まで続くと思うと、不思議な感覚に陥るのは自分だけでしょうか?
いよいよ首都東京の経済も、ほぼ末端まで停止するステージに入ったようです。これでコロナ騒動が収束しなければ、感染症と経済死のダブルの衝撃が日本を襲うことになりますので、何とか、ここ2週間が正念場というところ。
「祈るような気持ち」という言葉がありますが、まさに今はその心境であります。