東京都目黒區上目黒一丁目、東急東橫線と東京メトロ日比谷線の高架橋下をくぐり抜ける時、ふと見上げた先で一本の若木と目が合ふ。高架線上のあそこになぜ木が……? と思ひかけて、さうか“日比谷線脱線衝突事故”の慰霊碑があるからだ、と氣がつく。平成十二年(2000年)三月八日の午前九時頃、トンネルから地上へ出て中目黒驛に向ふ電車の最後部が脱線したところへ、中目黒驛を出發してトンネルへ進入しやう . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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