マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

映画ぐるりのことに告ぐ

2008-07-04 09:14:20 | Weblog

設定・構成は面白いが、物語性としてはたいしたことがない。起承転結なし。大ドンデン返しもなし。ただただ、1993年頃から約10年間の日常生活を過ごしているだけである。

多江を中心に、夫婦、親子、兄妹、そして子供への執着。クモ1匹殺すことだけでも、死に対して過剰に拒否反応をしている。

精神的に追い詰められていく、多江の演技が光っているな。「子供は面倒臭い」。温厚で後腐れのない、のほほんとしたリリーが拒否しているのかな。

美大卒の多江が、リリーの愛情に守られながらも、前向きに自分を取り戻して行く。

美大卒のリリーが、友人から廷内画家の仕事を依頼される。その時代に合致した、実在の事件を題材に法廷劇が繰り広げられている。

テーマが、よく分からない。家族愛か、法廷模様か。裁判員制度が始まるが、この10年間は全然関係ない。

法廷とリリーとのつながりも、薄すぎる。「ぐるり」の意味も、よく分からない。犯罪がくるくる回っているのかな。監督は、何を言いたいのだ? 

長回しの演技は、今1つ好きにならないな。役者も大変だろう。自然な演技を振舞うのも、苦労しているだろうな。

多江のヌードシーンがあるが、全然見えていない。絆創膏や前張りなどを着けているな。すでに人妻で子持ちだから、キスシーンは拒否しているのかな。

リリーの汚いケツは、観たくない。お前は、全裸になるな。多江のキレイな全裸が見たかったな。そうすれば、話題になってヒットしていたかもしれない。

SEXの主導権を、多江が握っている。夫婦って、SEXをする予定日を決めるものなのか。カレンダーに、予定日を書き込むものなのか。やたらと、卑猥な発言が目立つのが気になる。

上映時間140分。21時以降に、上映するな。帰宅が遅くなった。テーマが絞られていれば、100分で済む映画だな。









山開きだ登山だートイレだー

2008-07-03 07:44:04 | Weblog

早い山では、4月から始まっている。富士山を基本にすれば、7月が解禁日かな。登山したいなー。あの時代がなつかしい。

1カ月間、仕事もしないで南アルプス・関東周辺を登山していたら、すっかりやせてしまった。足腰が鍛えられた。今はすっかり、デブ・デブ…。

交通事故に遭ってから、もう登山をする気力はなし。ハイキング程度ならしてみたい。鍛えれば、そのうち3000m級の登山が堪能できるであろう。

下々の民が2日間かける登山を、自分は7時間30分で縦走したことがある。パワー登山だ。景色を堪能する気は、なし。ただ、ひたすら早く歩くだけ。

トイレも大変だ。周知徹底されていないから、登山客は排泄物と一緒に捨てている。排泄物大のティッシュは、横にあるゴミ箱に入れよう。処理するスタッフは、嫌だろうな。

まして、都会と同じ感覚だから、ゴミ箱に入れる慣習ができていない。登山客は、おしめでもしてもらうか。ハイポリマー式の簡易トイレの販売でもするか。水洗式は、結果的には山を汚す。

排泄物処理の問題は、大変だ。バイオ処理できるトイレの設置もよいが、費用は莫大だ。トイレもタダではない。使用料徴収、寄付金でもいただくか。

山小屋の経営者は、宿泊料のほかに、トイレ処理代も徴収しよう。排泄物も、ヘリで運搬しなければならない。ヘリ代も徴収しよう。

サミットだ、環境問題だ。これからの登山は、決して安くないぞ。

ちなみに近年、尾瀬に日本カモシカが出没するようになったらしい。増加している。植物が踏み荒らされている。環境省も困惑している。

原因は、観光客の食べ残しであろう。カモシカたちの口伝えで、広まったのかもしれない。困ったものだ。尾瀬は、1回行ったからもういいや。

一年くらい、尾瀬の観光客入場を一切禁止にしたほうがいいのではないか。経営者は困るだろうけれど、自然環境を守ることが優先だ。となると、各地の観光地にも影響するな。

上高地や立山は、どうなっているのかな。夏場営業の観光地では、古くなった建物や駐車場の建て替え建設もできない。

思い切って、1年ぐらい休業しよう。








自治体職員は殴られて当然だな

2008-07-02 21:48:05 | Weblog

新聞によると、市民が職員に対して暴力・恐喝行為などを働いているようだ。その気持ち、十分理解できる。自分も、ぶっ飛ばしたい国・県・市職員がたくさんいる。

その職員がアホだから、そうなるのだ。市民から尊敬される職員は、どれだけいるだろうか。そんな優秀な職員がいたら、ボーナスを上げたいものだ。

モラルの低い職員が、多すぎる。のれん(行政)にあぐらをかきすぎだ。調子にのっているのではないか。法律ですから、規則ですから。だったら、責任者を出せ。そんな人、いません。

悪法でも法律なのだ。だったら、職員のために悪法を作ろうぜ。だが職員は、そんな法律は作らせない。悪法とは、国民にだけ適用されるのだ。公務員には、良法しか適用されない。

午後に出勤し、仕事もしないでお茶ばかり飲んで、新聞を読んでさようならだ。後は、部下に仕事を任せる。予算獲得や談合、会議のあるときだけ、ダラダラと活動する。

ろくな仕事もしないのであれば、税金を払う気力もない。こんな職員に、給料を支払う必要性があるのかな。520人ぐらい削減しようぜ。










映画西の魔女が死んだに告ぐ

2008-07-02 08:43:10 | Weblog

ベストセラーの小説らしい。全然、知らん。可もなく不可もなく。コメディーでもない。感動も涙もない。大ドンデン返しもなし。ほのぼのとした、平凡な叙情詩かな。

登校拒否になった中学生の少女が、祖母の家で生活するようになった。山間部にある超田舎。隣人(木村)がいるだけで、他に何もない。隣人の職業は、何ぞや。

祖母は、1人暮らし。自動車も持っていないのか。自給自足か。年金暮らしか。隣人に、必需品の買い出しでも依頼しているのかな。そんな場面はないから、妄想が脳裏をよぎる。

山梨県が舞台か。富山県の剣岳かと思ったが、冒頭の山は甲斐駒カ岳かな。剣岳が、道路から間近に見えるとは思えない。

この物語は、佐賀のがばいばあちゃんか。何かと、教訓めいたセリフが出てくる。この物語は、ハイジか。少女を連れてきたと思ったら、今度は少女を連れ戻そうとする。

祖母は、一瞬悲観に暮れる。ハイジもがばいも、内容は一緒だー。違うのは、クララが出てこないこと。この作品は、オリジナル性に欠けるな。作者の創造力の欠如と、貧困性を疑う。

少女は、祖母と生活をする上で、祖母の祖母の話を聞かされる。魔女、と呼ばれていたようだ。祖母も魔女らしい。少女は、魔女になりたいと申し出る。

魔女の修行が、始まる。と言っても、単なる田舎暮らしの知恵を学ぶだけだ。そして、タイトルのごとく、魔女は死んでしまった。キーワードは、「私は知っている」かな。テーマは、「信頼」か。

西に魔女がいれば、他にも魔女がいるようだ。この女優(祖母)は、何者なのだ。どこの劇団に、属しているのだ。素人にしては、演技がうまいな。

それにしても、登場人物が少ないのー。制作費、全然かかっていないな。












法律<条約<憲法<自然科学<おばさん

2008-07-01 07:59:38 | Weblog

条約は、憲法より上だろうか。法学部の学生は、毎回この問題に直面する。最近の学説(?)によると、条約は法律と憲法の間に存在するようだ。

当然、法律より憲法のほうが上になる。となると、憲法より上の「法」が存在するのであろうか。弁護士や法律学者は、どのように考えるだろうか。

慣習法か。条理か。それとも、存在しないのかな。冥王星が、天文学界から、太陽系の惑星ではないとして降格処分を受けた。新たな定義が確立されたからだ。

この場合、法的にはどう考えるだろうか。日本の法律で、「冥王星は太陽系の1つだ」と制定されれば、惑星と看做される。法律絶対主義だ。

しかし、世界各国の学会からは批判を浴びる。文部科学省は、学会に逆らってまで、理科の教科書に掲載するだろうか。しないはずだ。間違った記述の教科書となるからだ。

法律よりも憲法よりも、「自然科学」が上だと思う。科学者たちが定義づけた自然科学の法則に従うからこそ、法律や憲法が制定できるのだ。

1+1=2.この算数れも、自然科学だ。法律で1+1=「3」と制定するか。円周率を、「3」とするか。原発の稼動は120パーセント安全です、と明記するか。

自然科学が存在してこそ、法律は作られる。理屈に合わない、筋が通らない、論理的・物理的に不可能なのに、無理をしてまで法律を制定するだけムダである。

翌年3月末までに、5000万人の年金調査を終えます。物理的に不可能だ。国民も民主党も、誰もが理解していた。理解できていないのは、自民党と福田総理だ。

法律が絶対であれば、可能なはずだ。24時間、職員が働きつめで、過労死してでも実現すれば可能かもしれない。労働者の過労死よりも、法律のほうが「上」なのだ。

物理的に不可能な法律を制定されても、国民は迷惑だ。それこそ憲法違反だ。自然科学こそ、憲法より上だと考える。

将来、時代が変われば、自然科学より上の法則が、確立されるかもしれない。自然科学に反する法律は、無効である。

しかし、自然科学より「上」がある。理屈の通じない女性たちだ。「理屈っぽい男性は嫌い」。理屈を無視して、行動をとられたらいい迷惑だ。秩序なし、法律・ルール・マナー無視。

横着で男性たちを使うことで、のうのうと幸せを追求する女性たちに、法律を制定されたくない。

図々しく厚かましくふてぶてしいおばさんたちが、国会議員として大半を占めたら恐ろしい社会が待っているような気がする。理屈の通じない法律が制定されたら、どうなるだろうか。