マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

ブランド商品はおいしくない

2008-07-08 07:37:14 | Weblog

うなぎや牛などの、偽装が発覚した。本物と他県産と中国産のうなぎの試食会が、テレビで放映をしていた。試食することで、産地を当てるゲームだ。

本物は1位だったけれど、中国産が2位だった。3位以下は、敗北だ。うなぎのおいしさは、肉質やブランド物ではなく、1個100円で売られているような「たれ」ではないのか。

本当のおいしさを評価するなら、タレをつけずに味付けせずに、そのまま試食してもらいたいものだ。それが、本当のブランド物のおいしさだと思う。

スキューバダイビングを終えた後、主催者が野外で、炭火で焼いた牛肉を塩コショウだけで食べたときは、とてもおいしかったなー。多分あれは、スーパーで購入した通常の牛肉だと思う。

霜降り肉は、確かにおいしいかもしれないが、一度も食べたことがない。安い牛肉(アメリカ産・オーストラリア産?)しかた食べたことがないので、比較しようがない。

ブランド品は、その土地で長年、丹精込めて育成された商品だ。ブランド品が高級なのは、旨さだけではなく、その土地で育成されたことへの信頼性・安全性に対する評価だ。

それらが値段に上乗せされて、付加価値をつけられている。決して、等級・旨み・おいしさだけで評価できるものではない。素人が食べても、産地など見極めはできない。

食材は、焼き方・調理の仕方1つで、味付け硬さ肉汁などが違ってくる。食材は、「腐る手前」が完熟しておいしいのだ。

中国産もブランド物なのだ。抗生物質やら、発がん性物質も含まれている。それもブランドだ。その分、価格は安くなる。選ぶのは、消費者だ。中国ブランドに失礼だ。

ちなみに、中国産の牛肉は存在するのだろうか。聞いたことがない。将来、松坂牛に中国産の牛肉が、混ざっているかもしれない。農水省は大変だ。仕事があって、良かったね。