マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

法律<条約<憲法<自然科学<おばさん

2008-07-01 07:59:38 | Weblog

条約は、憲法より上だろうか。法学部の学生は、毎回この問題に直面する。最近の学説(?)によると、条約は法律と憲法の間に存在するようだ。

当然、法律より憲法のほうが上になる。となると、憲法より上の「法」が存在するのであろうか。弁護士や法律学者は、どのように考えるだろうか。

慣習法か。条理か。それとも、存在しないのかな。冥王星が、天文学界から、太陽系の惑星ではないとして降格処分を受けた。新たな定義が確立されたからだ。

この場合、法的にはどう考えるだろうか。日本の法律で、「冥王星は太陽系の1つだ」と制定されれば、惑星と看做される。法律絶対主義だ。

しかし、世界各国の学会からは批判を浴びる。文部科学省は、学会に逆らってまで、理科の教科書に掲載するだろうか。しないはずだ。間違った記述の教科書となるからだ。

法律よりも憲法よりも、「自然科学」が上だと思う。科学者たちが定義づけた自然科学の法則に従うからこそ、法律や憲法が制定できるのだ。

1+1=2.この算数れも、自然科学だ。法律で1+1=「3」と制定するか。円周率を、「3」とするか。原発の稼動は120パーセント安全です、と明記するか。

自然科学が存在してこそ、法律は作られる。理屈に合わない、筋が通らない、論理的・物理的に不可能なのに、無理をしてまで法律を制定するだけムダである。

翌年3月末までに、5000万人の年金調査を終えます。物理的に不可能だ。国民も民主党も、誰もが理解していた。理解できていないのは、自民党と福田総理だ。

法律が絶対であれば、可能なはずだ。24時間、職員が働きつめで、過労死してでも実現すれば可能かもしれない。労働者の過労死よりも、法律のほうが「上」なのだ。

物理的に不可能な法律を制定されても、国民は迷惑だ。それこそ憲法違反だ。自然科学こそ、憲法より上だと考える。

将来、時代が変われば、自然科学より上の法則が、確立されるかもしれない。自然科学に反する法律は、無効である。

しかし、自然科学より「上」がある。理屈の通じない女性たちだ。「理屈っぽい男性は嫌い」。理屈を無視して、行動をとられたらいい迷惑だ。秩序なし、法律・ルール・マナー無視。

横着で男性たちを使うことで、のうのうと幸せを追求する女性たちに、法律を制定されたくない。

図々しく厚かましくふてぶてしいおばさんたちが、国会議員として大半を占めたら恐ろしい社会が待っているような気がする。理屈の通じない法律が制定されたら、どうなるだろうか。