マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

まじめにやれ救助訓練(鹿沼市車水没事件2)

2008-09-21 07:32:27 | Weblog

テレビのニュースを視ていると、鹿沼市の自動車水没事故の教訓を経て、警察・消防署などが、救助訓練をしていた。ママゴト、お遊びをしているんじゃ、ねーよ。

自動車が水没した現場で、訓練をしている。消防車やパトカーが、多いな。人員も50名以上いないか。女性は、電話をしてから5分後には、もう濁流に飲み込まれていたであろう。

仮にパトカーが出動していたとしても、10分後に到着するのが精一杯だ。現実のゲリラ豪雨の中では、1時間以上もかけないと、これらの車両や人員は集まらない。

救助員が、腹部にロープを巻いて自動車に向かっていた。救命胴衣にヘルメットにつなぎに長靴。スキューバダイビングの道具がないと、救助員も犠牲になるぞ。

濁流だと、まともな歩行は無理だ。ロープで維持されていても、身体は流される。立っていられない。自動車にしがみつくだけで、精一杯だ。救助はできない。

まして水深は、2mになる。自動車は、丸呑みだ。救助員は、確実に水を飲んで、パニックに陥って溺死している。激流だから、支援者も流される。集まった車両も流される。

救助員は、外からハンマーで窓を割っていた。水の中だと、割れないだろう。たとえ割れたとしても、女性が生きていたとしても、ゴムボートに乗せるのは大変だぞ。

女性がボートから落ちたら、2mの濁流の中を捜索しないといけない。救助員2人では、探せない。救助員は救命胴衣を持参して、女性に着用させないとけないな。

他にも、救助しなければいけない人が5名いたら、警察署・消防署などはどうするのかな。

このゲリラ豪雨の中で、救助員は250名も必要になるのかな。そんな人員は、いない。

結果、日頃からハンマーを用意しておいて、自力で脱出するしか方法はない。5分間しか時間はない。

警察など、他人に頼ることが間違っている。自分の命は、自分で守る。