バンクーバーからの友人まさきさんの美瑛滞在2日目の昨日は、午前中美瑛樹山の会の有志による登山初心者のための地図を読む勉強会に私達夫婦で参加することになっていたため、彼も同じくバンクーバーの山の会で山歩きをしていることから興味があり一緒に参加して来ました。
BC州の人々の山歩きは日本で考えるよりずっとポピュラーで、まるで日課の犬の散歩のように歩いているので、私達も毎週山歩きをしていたと言っても人の通ったトレースを辿れば歩けてしまうような山ばかりでしたから、本格的に地図を見て登山をするというようなこととは無縁でした。その辺の認識が昨日講義をしてくれた現役自衛隊員の鈴木さんなどこちらの山の会の人達は全然違っていて、前回の服装編に続き、登山の基礎知識として地図読みは必要だと言うことでの勉強会でした。
等高線と尾根、沢の見方から始まり、危険な場所としてのがけ地や万年雪などを地図から読み取ることやコンパスを使って真北を確認し、次に自分の目指す方向が真北からどれくらいずれているかを確認して歩く方向を定める方法などをまず座学で学びました。
その後はそれを実習するということで近所の北西の丘に出かけ地図とコンパスを使って歩く練習をしました。会場は最近オープンした美瑛茶房という喫茶店で、ここはきな粉を使ったスィーツが目玉のようで私達もコーヒーにきな粉もちをいただきながら美味しく聞き入っていました。
勉強会の後の午後からは美瑛町観光をフルコースで駆け巡りました。ランチはお気に入りの「炭火割烹亀鶴」で海鮮丼や刺身定食で済ませ、美瑛町長選挙の投票をした後向かったのは拓真館でした。しかし、ここは今月28日まで改装中でクローズしていたため周囲の白樺林を見ただけとなり、次いでもう牛の放牧も再開しているかなと思い美瑛ファームへ出かけました。大きな牛たちがのんびり寝そべっているところを見ながらソフトクリームを食べて来ました。
ここからは美瑛町の有名な名前の付いた木の3連ちゃんでした。クリスマスツリーの木、マイルドセブンの丘、セブンスターの木です。それぞれで写真を撮った後は「森のゆ花神楽」へ向かうため東川町へ移動し、お風呂の前にキトウシ森林公園の展望閣に登り、モンベルで少し買い物をしてから最終目的地「森のゆ花神楽」へ到着しました。
昨日は日曜日の夕方ということで今まで見たこともないほど多くの利用客がいましたが、寒い中露天風呂の暑さが絶妙で、駆け足の観光の疲れを癒してもらえたのではないかと思うのですがどうだったでしょうか。
勉強会、選挙活動の様子など得難い体験をたくさんすることができ、また美味しいものを沢山
食べることも、美瑛ならではの風景も堪能することができました。また行かせて下さい。