美瑛町主催の移住定住促進協議会(美瑛樹)の中に山好きな人達で作る美瑛樹山の会があります。私達も来て直ぐにこの会を知ってメンバーに入れてもらい、何人かのメンバーとは個人的にお会いしたり一緒にスキーに出かけたりしていました。
昨夜は、いつもLINEでの打ち合わせだけでなく会合を持ってこれからの山登りの準備のための勉強会を開こうということになり、会長の聖子さんの呼びかけで食事が美味しいと皆に評判の(私達は初めて出かけたので食事の話は後日書きます。)「すずらんプラス」に17名が集まりました。
山登りの経験は皆さんそれぞれですが、この会の呼びかけ人をしている人達は、フランスで山岳ガイドをしていた人とか現役自衛隊員で山岳パトロールをしている人とかちょっとレベルが違うので、昨夜は彼らに主に登山の服装や装備などについて話してもらいました。
私達はBC州で3年くらい毎週山歩きをして来ましたが、昨夜の話でどうやら北海道での山歩きとの違いが分かったような気がしました。山歩きでもっとも気を付けなければならないことの一つは、登山中は汗をかき、頂上などではそれが冷えて低体温症になることだと言われていますので、いかに汗を吸収し乾かす素材のウェアを重ね着するかが大事です。
それは分かっていましたが、BC州の山では本格的な高い山は別として真冬でも強力な低温にさらされることはなかったように思いますので、予備のウインドブレーカーを持っていれば対応は出来たように思っています。ところが北海道の大雪山系の山々は標高こそ2000m程度ですが夏でも頂上では相当寒くなることがあるようで、これには内側から速乾性の衣類で対応しなければ死に至るくらい危険なことのようです。
先日モンベルでとりあえず汗を吸収し易い素材の下着を購入しましたが、更にその上にその汗を吸収して乾かす機能のウェアが必要で、更にその上にウインドブレーカーなどを着るということのようです。靴下も然り、またタイツも見せてもらったミズノのCWXというものは良くありがちな足のつりなどを防ぐ効果があるということで、目からうろこの連続でした。
登山保険の加入など考えたこともなかった代物ですが、いざという時ヘリコプターに救助に来てもらうことまで考えるという話など、これは勉強しなければならないと考えさせられるに十分な会合でした。
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