goo blog サービス終了のお知らせ 

こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

揺れるふうりん・・・古民家の軒先

2023-07-24 15:45:18 | みちのく湖畔公園

 

アメリカン・ブルーです。

 

みちのく湖畔公園の奥座敷
「ふるさと村」には、東北の農村風景と共に、
今に伝わる暮らしの伝承を目的に、
特色ある古民家を移築しています。

今回は、その古民家の軒先に、
風に揺れる風鈴が吊るされて・・・
夏の暮らしを演出してくれています。

 



今年は、いろいろなところで、風鈴の演出を見ましたが、
私の中でもマイブーム🎐
マンションでは、風鈴も騒音になる世の中・・・
外で楽しみながら、
昔ならではの「涼感」を探しましょう~♪

 

 

津軽の家  津軽びいどろ


夫は、青森県へ良く出張していたので、
この風鈴を見るなり「津軽びいどろだぁ~!!」と叫んでいました。
多彩な光 青森ねぶた 海の色
年月を重ねた家に透かしガラスの絵模様がオシャレですね。

 

 

 

 

こちは、鳴瀬川河畔の家

縁側に瓢箪と並んで吊るされています。

 

 

 

風鈴は 南部鉄器(岩手県)

この日は風が穏やかで・・・
風鈴の音が中々聞こえませんでしたので、
ちょっと失礼して鳴らしてみました。
南部鉄器は私の故郷・岩手の物なので、
その音色はさすがだなぁ~と
耳障りが良く、一番の響きだった気がします。

 

 

 

ひとつ買うならこれが良いかなぁ~
そんな絵付けが素敵な
会津の家(福島県)  蒔絵風うるし風鈴?

 

 

なんと!!  こんな作業小屋の軒先に・・・

探すのが大変だったんですよ~  笑笑

 

 

最もシンプルだったけれど、
しっくりそこに収まっていて、落ち着きを感じる風鈴

月山山麓の家(山形県)

 

 

雨戸の色に心惹かれて、
そこから奥を覗いてみると・・・

 

 

切り取られた絵画のような、
今ならタペストリーを飾ったかのような、
ハッとする居間がそこに見えました。

 

 

釜房の家(宮城県)

七夕飾ざりが登場しています。
その陰になって、ひっそり存在する風鈴

 

 

 

飾らない無口な風鈴のようでしたが、
その分、趣があって・・・懐かしさと伝統的な風格

 

 

実は入り口は釜房の家・・・
その庭に桔梗の花が咲いていました。

ここで、「風鈴の展示」について伺ったのですが、
ボランティアさんなのか?古民家ガイドさんなのか?
お二人での会話は外まで聞こえてくるのですが、
いざ質問して見ると、
まったく「風鈴」についてご存知なく・・・
その軒先に吊るされていることすら知られていませんでした。
イベントを行うなら、
やはり、ある程度の事前に場所や予備知識を持って、
案内をしてほしいなぁ~と思いました。
夫が管理事務所に電話をしてくれて、
6ヶ所あることを教えてもらいました。

 

 

この風鈴が吊るされている建物の場所を聞きたかったのです。

本庄由利の家(秋田県)

 

 

「本庄ごてんまり」に付けられた風鈴
この風鈴が珍しく見たかったのです。

立派ですね~

 

 

その建物も、かなりの大きなお屋敷のようでした。
農家と言うよりも商家のようでもあり、
他の古民家化と比べると豊かな生活を感じます。

 

 

6種類の風鈴を探しながら古民家巡り・・・
いつもと少しその巡る意図が違ったので、
逆に新鮮な気持ちでその入り口をくぐり、
直ぐ帰ろうと思っていたのですが、
2時間も費やしてしまいました(笑)


皆さんはどの風鈴がお好きですか~(*´▽`*)

      

 

子供の頃、
やはり家の軒先に夏になると風鈴が吊るされ、
夜には蚊帳を吊って、窓は開けたまま。。。
なぜか豚の蚊取り線香入れが定番で、渦巻きの線香をたき、
朝方になると冷えてくるので窓を閉める・・・
母と姉は夏ならではの「怪談話」が好きで、
枕元にラジオを置き・・・
私はそれが嫌で、早々に眠ったものでした。。。
昭和の懐かしさを語る自分も、
古くなったものだ~と苦笑するのです。

 

 

見納めの紫陽花に、
トンボがとまり・・・
園内の歩道には、
たくさんのセミの抜け殻が落ちていました。

      

 

 

 

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする