駿 府 は 96 か 町

駿府はちぃっと覇気がないけぇが,御所(ごせ)っぽくていいじゃん【ごせっぽい≒平穏でせいせいしている様】

島流し (?) の家康公の像

2013年05月03日 12時00分00秒 | 街かどのメヌエット



静岡駅表口広場には家康公の像が二つあります。

いずれも2009年の
家康公駿府城入城400年を記念して設置されたもので
 ひとつは竹千代と言われた少年期の像

 (人生で最も多感な少年から青年にかけての12年間も駿府ですごした。)
 もうひとつは壮年期の像です。

 (駿府城公園には大御所時代の鷹狩の像もあります)

このうち、壮年期の像は駅前広場とは言っても
歩行者の動線からはずれた
信号を渡った離れ小島のようなところにあります。

この像が設置されたとき
どうしてこのような場所にと思ったのですが
あんのじょう、最近の報道によると
監査委員から「有効性が発揮されていない」と
 指摘されたそうです。

(南口の1億円を超える予算で設置されたルノアール像についても
  昨年、有効活用されていないと監査委員から指摘された)

どうも、静岡市は観光客に対し
静岡の観光資源を貪欲にアピールしようとする姿勢に
 欠けているようです。

(出世城の名のもとに、「家康くん」なるユルキャラまでつくって
  PRしている浜松市に比べ消極性がきわだっている)

それに監査委員ではなく
市職員や議員からは同様な指摘が全くなかったというのも
 不思議なことではあります。

 (と言うより、設置する際、指摘すべきでしょうが・・・(笑))



▽ はるかかなたに見えるは家康公か?


 ▽ 市美術館に置いてあったチラシ

(この図では初めて静岡を訪れる人にはかなり分かりづらい。
 右下の女性のイラストは不要、家康公の像が小さすぎる)


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