初春大歌舞伎は 超豪華なのだっ！！

昨年暮れの　南座顔見世は諸般の事情で行けなかったのですが　新しい年明け
道頓堀　大阪松竹座の　「初春大歌舞伎」に行ってきました。

チケットは　今回も歌舞伎好きな友人の独自ルートを屈指して入手。
いつも　えっ！！というようないい席が回ってくるのだけど
今回も　夜の部　一等席は　７列目１４番という　とちり席ど真ん中！
昼の部三等席は　三階席なれど　１列目真ん中。

え！？　なんで両方一等席じゃないの？って

そんな　あなた　いくらするとお思いですか！！！（汗）

正直今回の散財で　当分オフはおうちでおとなしくしてなきゃなりません（苦笑）

さて昼の部は

　一・　義経千本桜　鳥居前

　二・良弁杉由来　二月堂

　三・廓文章　吉田屋

　四・お祭り

　夜の部は

　通し狂言　霊験亀山」鉾　亀山の仇討ち

初春とあって　豪華な顔ぶれです。

藤十郎　仁左衛門　扇雀　秀太郎　孝太郎　愛之助　我富　etc・・・

今回のお目当ては　なんといっても　仁左衛門さま！

よかったなぁ・・・・・

還暦過ぎてるなんて嘘みたい・・・

ほんと　なんて色っぽいんだろ・・・


ぽっとなって　見惚れてる間に　一日が終わっちゃいました。

さっ　明日からお仕事　お仕事。

向こう岸は 儲かりまっかー？

一年前　知人のブログで　高橋さんが急逝されたことを知りました。

その１０日前　元気なお顔を見せて下さったことを思い出し　呆然としました。

その数ヶ月前　友人が嬉しそうに

「面白い本屋さん見つけたよ。小さくて　本の数も少ないけど　本屋さんのお顔がちゃんと見えるお店。」

友人が度々通うようになったある日　杏っ子もこの本やさんを尋ねてみました。

寺町通三条を少し上ったところの　雑居ビルの二階にあり　一階の入り口に
小さな貼り紙で　本屋さんの名前が書いてありました。


　　　　「黒猫堂」

それ以来　高橋さんと言葉を交わすようになり　お店にも来てくださるようになりました。
決して饒舌ではなく　どちらかというと物静かな印象でしたが　本とサッポロ黒ビールをこよなく愛する読書人で　お会いするのが楽しみでした・・・


高橋さんを敬愛していたＳ君からメールが来ました。

「今日は　高橋さんの命日です。サッポロビールで献杯しているところです。

　杏っこさんも　偲んであげて下さい。」

帰宅後　軽くつまみを作って　高橋さんに献杯しました。

もっともっと　お会いしていろんな話がしたかった。

「高橋さん　そちら岸での商売は儲かりまっかー？

　こちら側は　いま不景気でみんな辛抱しどころですが　頑張ってますよ！

　見守って下さいね。

　そして　たまには　フワ～っと遊びに来てねー」