お姉ちゃんをバレエに行かせた後、少し実家で過ごした。
そんな時、TVで『デートDV』という言葉を耳にした。
DVとはドメスティックバイオレンスのこと。今で言う夫婦間の暴力。
それにデートが付くと、交際中の相手から受ける暴力の事を指すらしい。
丁度ハナはぐっすり眠っていたが、実家なのでPCがない。
何故かどうしても書きたい事が湧き上がってきたので、メモを取って一気に書いた。
こういう時には書いておかないと、すぐに感情は薄れ、書く気も失せてしまう。
その内、スピ想にUPしようと思っている。
そんな風に暴力について考えていた矢先、たまたまエンタの神様を期待して4CHを付けていたら、ドラマをやっていた。お姉ちゃんは少しだけ見たくて起きていたのだが、そのドラマで流れてきた暴力シーンがあった。
それを見て娘はショックを受けたのか、突然泣き出してしまった。
まずい…と思ったときには遅かった。
泣くほどのショックを受ける映像。10:00過ぎにTVを見せた私も悪い。
しかし、こんな風な暴力映像が普通に流されている世の中で、小さい頃から感覚が麻痺する恐怖も感じた。私が想像する以上に、ゲームの世界の暴力シーンなども酷いと聞く。
ある意味、泣いた娘は感覚が普通なのだろうと思いたい。
そんな場面を、何とも思わずに見ている方がおかしいのかもしれない。
日差しが強いと陰も濃くなる。
光が強ければ闇も強い。
今はそんな世の中なのだろうか。
最近弁護士が出廷を拒否した、あの裁判。
あの被告の鑑別所からの卑劣な手紙を知って胸が痛んだ。ご存知の方もいるだろう。
暴力が蔓延しているのは、どうしてなのだろう。
たまたま、私がそこに目が行っているだけなのではないと思う。
確かに人はそれぞれの学びの為に生まれていているのだから、体験も自分で選んでいると言われている。
ネガティブなものには近づきたくない。けれど、暴力に苦しんでいる人達を救える、より良い方法はないものだろうか。カウンセリングを学んでいた頃から思っていた。
戦争は最たるもの。
発展途上国の子供達に最低限の生活を保障する為に必要な金額は9億円。
世界中の軍事費を合わせると90億円になるという。
毎日こんな事を考えているわけではない。
でも今日は、目にするものがずーっとこのテーマだった。