ログビルダー日記

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しっぽくうどん

2007年01月18日 | Weblog


今日は、雨だったので仕事も休み。

かねてから行ってみたかった、うどんの福助に家族で昼食に行く。

うどんの福助は、「その後の坊ちゃん」羽里 昌著 という小説に登場する、明治の頃から阿南市の商店街で営業する老舗中の老舗の麺所。

「その後の坊ちゃん」は、夏目漱石の「坊ちゃん」のモデルとなった弘中又一氏が松山の中学から、阿南市の富岡中学(現 富岡西高校)に赴任した3年余りの騒動記。
普通に読んでも十分に面白いのだが、自分が生まれた町の明治の頃の情景を思い浮かべながら読むと、なお一層面白い。

その頃の商店が、今も尚、富岡の町で営業しているとなると感慨深いものがある。

福助もその1つ。昔ながらの町屋風の店構えは歴史を感じる。
弘中氏が好んで食べた「しっぽくうどん」が今は「坊ちゃんうどん」としてまだメニューに残っている。
お味の方は・・・かつおのだしがしっかり効いてなかなかの美味。

富岡の商店街に寄る事があれば、是非、のれんをくぐってみては。


それにしても弘中さん。うどん4杯は食べすぎでしょう。