こんばんは
今日は本当に暑かったですね。帰りは風もあったおかげで涼しく感じましたが、日中は本当に暑かったです。
さて、今日はこちらの記事を紹介します。
<生活保護>33歳女性の申請拒否、指導で受理 京都・舞鶴
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120619-00000095-mai-soci
毎日新聞 6月19日(火)20時29分配信
京都府舞鶴市が今月、子供3人を抱えて生活が困窮している同市の女性(33)からの生活保護申請を窓口で拒否したことが19日、分かった。市民団体から通報を受けた府が「申請権の侵害」と同市を指導した結果、受理された。同市は「対応に問題はなかった」としている。
労働・貧困問題に取り組む市民団体「京都POSSE」が記者会見し、明らかにした。
同団体によると、女性は昨年離婚し、5~11歳の子供3人と暮らす。別の男性との間の子供を妊娠中だが、その男性とは連絡が取れないという。今年2月に失業し、収入は児童扶養手当など月額約8万円。家賃や光熱費を滞納し、冷蔵庫も洗濯機もないという。
所持金が600円になった今月11日、生活保護申請のため同市役所西支所を訪れたが、取り合ってもらえなかったという。女性は同団体に相談し、翌12日午前、再び同支所で申請書類の交付を求めた。しかし、担当職員は「胎児の父親の連絡先が必要」などと拒否。この際、人気お笑いコンビ「次長課長」の河本準一さんの母親の生活保護問題に言及し「最近、結構(市民の目が)厳しい」などと話したという。
同日午後、同団体スタッフが同行しても拒否され、自作の申請書を窓口に置いて帰った。翌13日、同団体が府に相談。府は同市に口頭で改善を指導した。15日、同市職員が女性を訪れ、12日付で受理したと説明した。
府福祉・援護課の青木賀代子課長は「父親の連絡先は生活保護の要件ではない。法の趣旨に反する」としている。
同市福祉援護課の名内哲治課長は「相談の途中段階との認識だった。胎児の父親が同一世帯で生活しているかなどの質問をしたが明確な回答はなかった」と話している。【古屋敷尚子、岡崎英遠】
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難しい状況ですね。
本当に必要な生活保護なのかと厳しく精査しているうちに子供を含めた家族4名が死んでしまっては元も子もない。しかし、確かに生活保護が増え続けているという問題がある。
性善説で行くのであれば、生活保護を申請する人は生活保護を受けられるようにするべきなのだろう。しかし、それではいけない人も確かにいる。
過去にも生活保護を不正受給していた「暴力団」や所得隠し(今思うと・・・あの患者さんは所得隠しだよな・・・。定職ではないけど・・・釣った魚を売って収入がかなりあったらしいから。もう亡くなられたけど)などもありました。今の制度ではいろいろ問題はあると思います。
支給方法をいろいろ考えないといけないのかもしれません。生活保護ビジネスと言われるような「囲い込み」が行われることもあるようです。
支給方法を現物給付を主体にしたほうがむしろ良いのだろうか?
しかし、それによる問題点はいくつもあると思う。差別化・・というか、生活保護の人が生活保護から抜け出すのが難しくなるのだろう。衣食住の制限、行動の制限などがあるといろいろ問題はあるかもしれない。
・・・まぁ、今のままでは抜け出そうとしない人がいるのだから…という話もあるかもしれないですが。
僕が現物給付をやるとすれば衣食住は供給、医療は基本はOKながら監査は必ず入れる。子供の教育は制限なし。子供が行く能力があって私立の有名校に行きたいというのであれば、それは支援する。そういう子供は必ず国のためになると思うから。あとは勤労支援を行うくらいですかね。基本的に収入によりますが、ある程度は強制貯蓄というのはありだと思います。働かない人は少なくとも自由な生活を送れない(少なくともパチンコには行けないようにw)のは・・・まぁ必要最低限の保証をするというのには当てはまっているのではないかと思います。
まぁ、欧米各国に比較して日本は「国力」に対しての生活保護支給は少ないらしいですが・・・。
いずれにせよ、今回のようなことは「子供」がいることもあり、避けてほしいような気がします。子供のいる、いないですべてを決めるつもりはありませんが・・・子供は未来への希望だと思っていますので。
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。