新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

理想の医師像(?)

2012-07-21 21:22:34 | Weblog

さて、疲れているのでもう寝ようと思うのですが一点だけ。

 

先程「アザシチジンで困る・・・」という記事のコメントを読み思うところがありました。

 

どのような医師になりたいのかという話です。

 

基本的には現場の医師、つまり直接目の前にいる患者さんのために尽力する医師がいます。ただ、大学病院のように教育者として後世を育て、研究者として医療の方向性・将来を作っていくことが加わる代わりに、患者さんの受け入れレベルを制限する場所もあります。

おそらく通りすがりさんはこの「受け入れレベルの制限」に関して書かれているのだと思います。

 

現場の医師と言っても勤務医・開業医がいますし、保険会社の医師、薬剤会社の医師、産業医をベースにしている医師、いろいろな医師がいます(日本って全部ごちゃごちゃですよね。把握しているのかしら?)

 

さて、そんなことを書いておりますが…僕はよくばりなので「現場の医師であり続け、その上で研究などを通して目の前にいない患者さんのためになりたい」という理想を持っています。ちなみにこの理想に関して研修医のころか、学生時代か忘れましたが「京大の有名な教授」が「そんなことは(私のような)一部の人間しかできない」と言われましたw

 

できてるじゃんw

 

と思ったものです。

 

僕はいろいろ書いていますが、自分自身の臨床スタイルは大好きです。診断から治って外来通院が要らなくなる、もしくは最終的に亡くなられるとしても、その最後をできるだけ安らかに過ごせるように緩和ケアを行う。そこまで大学病院でやれるのは普通の診療科ではないでしょうし、大学病院でもうちを含めたいくつかくらいじゃないでしょうか。

そこで学ぶことも多いですし、患者さんと最後まで向き合う医師でありたいと思います。

 

また、しかしながら「研究」を通して世界中にいる人のためになりたいとも思っています。

そうでなくては「生物学者志望」が「医師」になった甲斐がないですから

 

そういうことで、理想は高いですがまだまだ30代。高みを目指して頑張ります。

 

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

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それでは、また

 

P.S

どうでもいいですが、新婚旅行先で

「わかいね、新婚旅行」

「はい、そうです」

「待って。年齢あてるから・・・。25歳」

「もうチョイ上」

「27歳」

「もっと」

「私が30歳だよ。もっと上かい?」

「33、今年34歳です」

「本当に?」

 

そんな会話がありましたw

 

 

 

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2 コメント

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アロ~ハ~♪ (まる子)
2012-07-22 00:21:03
無事、お帰りなさい!
いやー、忘れられないすごい体験しましたね!
ジャックバウアーでも登場しそうな緊迫感でしたでしょうねw(°0°)w
何事もなくて、良かったです。

帰国しての今回の記事は、改めてご自身の方向性を再確認した記事とお見受けしました。
様々な事に挑戦し続けていく、これって若さの秘訣ですね~。アンフェタミン先生が、お若く見えるのも納得。
かの有名な日野原先生も、今年になってからfacebookを始められたとか… 

いくつになっても、前向きに好奇心を持って生きたいですね(^∇^)

あ、最後に質問です!Speedlearningをやっていて、良かったですか?(まぁ、無視しても良いです(笑)
アロハです (アンフェタミン)
2012-07-22 20:26:28
>まる子さん
こんばんは、コメントありがとうございます

無事に帰ってきました。本当に飛行場でのあの一瞬は…緊迫感のある瞬間でした

様々なものに挑戦し続けることは重要なことだと思います。まぁ、時には休息も必要だと思いますが。

Speed learningの効果がどれほどかは微妙ですが、一定レベルは大丈夫だったのではないかと思います。やらないよりはやっていてよかったのだとw

また、コメントいただければと存じます

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