こんにちは
今日は39歳の誕生日です。フェイスブックなどからお祝いメッセージをいろいろといただいており、ありがたく存じております。
不惑である40歳まであと1年。カウントダウン開始です。
40歳になる前に、というよりは時間を無駄にせずにいろいろやるべきことをやっていきたいと思う今日この頃です。自分自身でできることに時間を集中し、次のステップにつなげることができるようにしたい。そう思う今日この頃です。
僕はもともと「7つの習慣」「葉隠」「自省録」などを好んで読んでおりました。学生時代などはMission Statementとかを書いていましたし、どんな人間になりたいかというのも書いていました。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復クリエーター情報なしキングベアー出版
7つの習慣とは以下の7つになります。
第1の習慣:主体的である
第2の習慣:終わりを思い描くことから始める
第3の習慣:最優先事項を優先する
第4の習慣:Win-Winを考える
第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
第6の習慣:シナジーを作り出す
第7の習慣:刃を研ぐ
Mission Statementは個人の憲法のようなもので、第2の習慣の中に記載されております。どうやって生きるかを考えるというものです。
7つの習慣に出会ってからは僕はこれを意識して生きております。
この2、3年は「いい加減にしろ」という思いが強くあって、前をなかなか向くことができませんでしたが、ようやく本調子に戻ってきましたので(Win-Win or No dealで、No dealを貫くというところでしょうか)、未来を考えてもう一度Mission Statementを描いてみようと思った次第です。
これは今日作ろうと思っていたので、今週はずっと「どう生きて、どう死ぬか」という哲学的なことを考え続けておりました。終わりを思い描いて始めるわけです。葉隠武士道も「武士道とは死ぬことと見つけたり」・・・という感じで、死を覚悟して生きることで、より良く生きられると説いているわけですが。
死ぬことを考えてよりよく生きる。ただ、僕は死ぬ前にできるだけ何かを残したいと思っています。僕が何かを残せるとしたら、世の中に役立つ「人材育成」に少しでも貢献することかなと思っています。僕は母校にいた時も「僕が研修医の時よりも、いろいろなことができる優秀な研修医になってほしい」と思ってずっとやっていましたし、専門研修(後期研修)も同じようにいつも思っていました。
臨床医としての勘やスキルは「自分が不要になれば最高」と思って指導していました。
学会発表なども僕が学んだ「いろは」を教えた後、できるだけそこから個々人のやり方を確立してもらいたいと思っていました。
論文作成などは僕自身がまだ身につけていないと思っていますので、これから身につけてより多くの後輩たちにより良い方法を提供できればと思っています。
要するに死ぬ前に「この人がいたから、自分の初期スタイルが確立できた」と多くの人に言ってもらえるようになれば嬉しいなあと。僕がやりたいのはそれです。論文作成は「僕のスタイル」をまず身に付けることを急いでいたのですが、これについては失敗しました。今後もう一度自分なりにスタイルを確立し、それを指導できるようになることを考えています。
医師としてだけでなく教師として。それが社会的な立ち位置かなと。
あとは家庭における「夫、父、息子、兄」などの立場がありますので、それをきちんとこなすことなのだろうと思っています。
ということで、Mission Statementはこんな感じになりました。今後改定するかもしれませんが、この1週間くらいで考えていた結果はこんな感じです。
Mission Statement in 2017
私のミッションは世の中に尽くすこと、世の中に貢献できる人材を育てることにある。
世の中に尽くすために、家庭を大事にする必要がある。子供を育てることができなければ、他人を育てることはできないだろう。
まず、夫として妻とお互いに信頼しあい、サポートしあえる人間になる。お互いのやりたいことをやれるように、サポートしあうこと。お互いに死ぬ時には「この人と一緒でよかったと」思えるような人間になり、人生を歩むこと。
親として子供の手本になる、模範になれる人間になること。誠実で、約束を守る人間であること。時間を有意義に使い、子供達が自分の好きな道に入れるような能力を持てるように、勉強も遊びもスポーツも全力で取り組むこと。自分で考え、行動すること、その姿勢を見せること。礼儀を知り、全ての人を敬い、謙虚に全ての人から何かを学ぶ姿勢を持つこと。子供達といろいろな経験を共にし、自分が死んだ時には楽しい思い出がいっぱい残るようにすること。
子供、兄としては家族の絆を大事にすること。家族が困っていたら助けることができるようにすること。
友人・知人として誠実で、頼みがいのある人間であること。約束を守り、多くの友人・仲間から信頼される人間であること。
医師として目の前の患者さんに尽くすこと。患者さんの立場に立って考え、より良い治療法を患者さんとともに作り上げていくこと。目の前にいない患者さんにも様々な方法で力になること。様々な方法とは、論文・学会などを通した公のものだけでなく、インターネットなどを通じた私の対応も含んで考えること。
多くの人材を育てられる医師、教師であること。人がどのような医師になりたいのかを理解し、そのような医師になれるように微力を尽くすこと。
自分自身が医師としての模範になれるように、常に学び、学んだものを教え、より良い医師になり続けること。
より良い人間、医師、教師であるように常に努力を続けること。
これを行うためには時間管理が重要になります。
僕は今は4時半起きで眠くなったら寝るようにしていますが、朝の時間が一番使い勝手が良いですので、朝に何をするかが重要だろうと思います。
学生時代も朝4時に起きて、ジョギングの後(昔、追いかけられたこともあったなぁ・・・)は2時間ほど勉強を常にしていました。小学生、中学生の頃から「やるべきことをやったら、あとは時間は自由に使えば良い」という考えでしたので、今回もやるべきことに集中したいと思います。
2冊目の本の原稿を来週渡す予定ですので、そのあとは学会に参加し、最近の血液内科の動向を学んでいきたいと思います。あとは僕のweak pointである英語などを半年でどうにかします(唯一ではないかもしれませんが、僕の中で困るかもと思うのはこれなので)。英語は大学入学時は北海道からの受験生ではトップだったらしいのに、付け焼き刃だとやはりダメですね。けど、だからこそ・・やればできるという自信もあるのです(高校時代は偏差値32から浮上しましたからね。やればできるはずと・・・笑)
時間を有意義に使って、頭が働かないなぁと思ったら自由時間にして。まずは半年を大事に使って、そこから先の人生をまた考えていきたいです。
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。