2020年夏のこと…
8月の日間賀島は
さすが南国だけあって
めちゃ暑かった…
…って島に渡る師崎港でも十分にクソ暑かったけど…
さてさて
その師崎港から
高速船で…10分
日間賀島の東港に降り立ち
真っ先に参拝に向かったのは
呑海院
曹洞宗のお寺で
山号は龍松山
本尊は延命地蔵大菩薩
何故、真っ先に向かったかというと
日間賀島の東港から
一番近いお寺さんであるように思えたから…
あの…正直に告白しよう
呑海院
が…老眼のせいか
あるいは
このクソ暑さのせいでしょうか…
呑酒院…
おお、参拝したら酒が呑めるお寺か…なんていった
勘違いも…苦笑
山門に入るのに
車と酒は禁止と表した石柱も
「酒入」と勘違いしちゃいそうな
クソ暑さ…
私がアイスクリームだったら
即、溶けちゃいそうなクソ暑さであります…
まずは
本堂にて合掌
健康で長生きして
いつまでも美味しいお酒がいただけますように…
呑酒院…
だけにね???
ってお寺の寺号を完全に勘違いしちゃってますが…
伊勢湾と三河湾の海を呑み込むような眺望を楽しめるところにあるから
呑海院(どんかんいん)という名になったとのこと
百観音様が濃厚接触
おそらく99体くらいの
もしくは101体くらいの観音様がいらっしゃると思われます…
実際に数えはしなかったけど…苦笑
早く私たちも
新型コロナウイルスなるものが退散して
こうして、濃厚接触できる日が早くくるといいなと思いつつ
ここは
四国直伝弘法48番の札所
弘法大師さまがいらっしゃいました!!
さてさてこの
呑海院は
日間賀島パワースポット巡りの一つになっていて
子宝子育てにご利益があるとのことで
日間賀島観音さま
もう子育ては終わっちゃったので
20年くらい前にこればよかったなと
後悔(こうかい)しつつ
高速船で来たので,航海(こうかい)もしつつ
こんなしょーもないオヤジギャグのブログを公開(こうかい)しつつ…
その隣には
島民の言い伝えによれば
この日間賀島で赤穂浪士の一人、大高源吾忠雄の生誕説があり、
この境内に…へその緒墓碑がありました…
大高源吾(忠雄)
討ち入り前など大石内蔵助からの信頼も厚く
討ち入り当日の12月14日の夜に吉良邸で茶会があることを突き止めたとされ
討ち入りでも活躍した人物…
俳句の才能もあって
子葉と雅号をもち
「梅てのむ 茶屋も有へし 死出の山」
これ、名句ですよね!
冥途にあるという死出の山…その旅の途中には
梅を見ながら酒の飲める茶屋もあるだろう…
さすが
呑酒院に相応しい???
(だから呑海院だってば…)
大高源吾(忠雄)
日間賀島出身ということもあってか
泳ぐのが得意で
志を抱いて江戸に出て行く途中の天竜川で
大名行列の殿様の陣笠が風に飛ばされて川に落ちたのを見て
速い流れをもろともせず飛び込み泳いで
陣笠を拾った…それが赤穂藩だったとのことで
それが縁で仕えたとか…
まさか、赤穂浪士が知多半島の
先端、日間賀島と関係性があったとは…???
でも、ぐぐってみると…あれれれ、大高源吾(忠雄)は
赤穂藩士大高忠晴の長男として
赤穂に生まれたとあるけれど???
いやあ…
歴史は面白いね!!
なんの根拠となる資料はないそうなんだけど
かえって、何も関係のなさそうな
知多半島の南国の離島
日間賀島の呑海院に「へその緒墓碑」があると…
意外性といった観点からも
こちらを推したい???かな…
さてさて
飛び地といって
呑海院から離れたところに
「鯖大師」があるとのことで
行ってみることに…
まるで路地が混みあっていて
巨大迷路…巨大迷路…
グーグルのマップを起動しておかないと迷います…迷います…
私がここに住んでいる
島民であったなら
間違いなく我が家に辿り着けないことが
二、三度あったかも…
夜になってしまうと…
特に…
だから、居酒屋で呑んじゃうと
我が家に帰れないパターン…汗…でしょうな…
さてさて
私は地図アプリを起動させて
無事到着…
もう廃寺のような感じでありますがtenn
鯖を持った修行中の弘法大師様の石像が…
閉ざされた本堂の中には
「えっ、何匹もくれるって…
いや、かさばるから一匹でイイですよ…」
「あの…
誰かこの「鯖」をさばける人いませんか…」
弘法大師さまの声が
聞こえてきそうでした…笑
そんな弘法さまに私から一つお願い
どーか、これ以上、新型コロナウイルスが
のさばりません!!ように!!!