新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

「真夏の夢 やっぱり TOKUZO 3DAYS」3KINGS(鮎川誠さん、友部正人さん、三宅伸治さん)のライブ…第1部

2021-02-18 06:18:04 | ライブ

2020年の夏のこと
今年になって
矢場町の「spazio rita」と
「得三」で2回観ている
この歳になって心に染み入る歌を聴かせてくれる友部正人さん

2020年
今年になって
松阪「 M'AXA 」と
演奏から伝わるThe Rolling Stonesの雰囲気
これが、ぷんぷん感じられて
みてると…気持ちが…気持ちだけですけど
若返った気がする…鮎川誠さん


この得三で
「オーバーオールズ」でも
「三宅伸治&the spoonful」でも
「2train」でも観ました!
MOJO CLUBの頃から大好きな
三宅伸治さん


この3人が別々に…
じゃなくて
まとめて3人、得三で演奏しちゃうという…

真夏の夜の夢のよーな話



そう

毎年、夏の恒例イベント
得三で行われた

「三宅伸治 真夏の夢 やっぱり TOKUZO 3DAYS」


の初日

鮎川誠さん、友部正人さん、三宅伸治さんが揃って演奏される
夢のよーな
ワクワク感いっぱいの

「3KINGS」のライブに行ってきました!!


もちろん
この新型コロナウイルスの感染拡大が叫ばれる中
無防備にはいきませんよ


お店の方も
検温やら
連絡先の記入やら
消毒液の設置なども行っていますが…
私の方も、感染症対策をば念入りに
電車は空いている車両に乗って
(お盆時期だから、通勤時よりはウンと余裕がある!)
得三に入ったら
マスクは、呑む時以外着用しっぱなし…
かつ、設置してある消毒液の横に座って
カッサカサに荒れた手にシュッシュ!!


まあ、感染症対策をしなくちゃいけない
煩わしさはありますが…



そんな煩わしさを飛び越えて
聴きたいのよ!!

「3KINGS」の演奏

多くのライブやイベントが
ホントことごとく…ことごとく…中止になりました!!
そんな新型コロナウイルスという言葉を聞かない日が一日もないくらいの
コロナ禍の最中でも
こうしてライブが実施された…
そして楽しめることに
嬉しさを感じつつ

ではでは
「三宅伸治 真夏の夢 やっぱり TOKUZO 3DAYS」
3KINGS(鮎川誠さん、友部正人さん、三宅伸治さん)のライブレポをば
早速!!





まずは
ご機嫌なブルースフィーリング満載の
名刺代わりのブギ

三宅伸治さんのリードギターで
始まる

「3KINGSブギー」

まずは三宅伸治さんが歌うと
その後は鮎川誠さんのエレキが嬉しさが止まらないほどに
爆発的な重厚な音を響かせ

2番を歌うは
友部正人さん


♪スリーキングス ブギ
♪スリーキングス ブギ
♪スリーキングス ブギ



は3人で声を合わせて

♪最高の気分さ~


いやあ、こうして3人の演奏が聴ける
私たちの方も♪最高の気分さ~


間奏の骨太で唸る
鮎川誠さんのエレキがめちゃカッコイイ!!

で、3番はあの個性を放つ独特の歌い方で
魅了する鮎川誠さん
そこに三宅伸治さんのエレキが彩り
友部正人さんのハープが重なるように…

いやあ、素晴らしい
まさに、この名刺代わりの1曲目から

♪スリーキングス ブギ
♪スリーキングス ブギ
♪スリーキングス ブギ
♪最高の気分さ~

ホント最高の気分なのよ!!

初めの挨拶は鮎川誠さん
今日も暑いナゴヤが「3KINGS」のせいで3度くらい気温が上がって大変申し訳ない
今夜は熱くいこうぜー!!と声を掛けて「王様のノイズ 」と先週でたばっかりのDVD「 暴走列車」を引っ提げて帰ってきました!と

「さくらんぼ」



ミディアムテンポのこの曲…
鮎川誠さんのエレキが彩る中
友部正人さんが歌う!!

繰り出される言葉に耳を傾けていると
伝わってくるのは…諸行無常…
月日は流れていく…
その諸行無常…のような感じを…
実に軽やかに歌っている…

♪話はもとには戻らない~

このフレーズがリフレインされるごとに
スルメのように心に…その味がいつまでも残る…

2番を歌うは
鮎川誠さん
その鮎川誠さんの世界観が加味され
なんだか、この曲、ブルースじゃないか、なんて思えてくる!


サビのフレーズのコーラス
そして、3人でのコール&レスポンスが実に気持ちいい…


彩る
鮎川誠さんのエレキは、どこまでも優しくて

歌のラスト
サビのフレーズは

♪さくらんぼを口に入れたって 話はもとには戻らない~



いやあ…
詩人だな…
なんだか友部正人さんが
会ったこともない…宮沢賢治と被ってみえてくる…

「ブルースといっしょ」

もちろん曲のタイトルから伝わるとおり
ブルースフィーリング満載
ミディアムテンポの旋律にのせて
まさにブルースに包まれて
鮎川さんが歌う!歌う!
そのボーカルをより惹きたてる三宅さんのスライドギター


曲の中盤以降は
ご機嫌のブルースロックに

♪いつでもどこでもブルースと一緒~

間奏の唸る鮎川誠さんのエレキの歪みが
痺れるほどカッコいい!!


このサビは
鮎川さんと三宅さん、友部さんと
声を合わせて

で間奏の
三宅さんと鮎川さんのエレキが炸裂!!
メロディアスな三宅伸治さんのエレキの響き
後半は重厚な鮎川誠さんのエレキと重なり合い

「かっこいい!」の声が乗客から飛ぶ!飛ぶ!!
ホントめちゃめちゃかっこいいの!!

思えば高校時代から
まさに私も…ブルースを聴いては
ええなあ…と呟き続けてウン十年

この3人の演奏は
夢を見ているかのよう!!

まさに
このイベントのタイトル通り
「真夏の夢 」そのもの


演奏を終えて
三宅伸治さん「今日は友部さんがエレキです」と
さらに
鮎川誠さんが言葉を重ねて
「超レアなマーティンのF2、調べた…笑
1964年くらいに2年間だけ作って製造中止になった日本で4台しかないマーティンのエレキである」と…

「スカーフ」

しっとりと優しくつま弾く
友部正人さんのエレキの音色
それに重なるように色彩る
三宅伸治さんのエレキにのって
友部正人さんが歌う

切々と心に沁みうるその歌に
三宅さんがハモる…その心地よさ

実に癒されるメロディー
2番は4小節 、鮎川誠さんが歌って
その後は三宅さんがボーカルを

そしてサビは3人で声を合わせて

間奏の鮎川誠さんのエレキの奏でる旋律は
この歌の世界観をよりひきたたせる旋律で
惹きこまれる!惹きこまれる!!


「彼女」

鮎川誠さんのエレキに彩られて
しっとりと三宅伸治さんが歌い出し
2番を歌うのは友部正人さん


♪彼女 星を見上げてる
♪彼女 いかしたロケット

空が描かれていることもあってか
自然とこの歌を聴いてるとSHEENAさんのことが心に浮かび上がってくる


それは間奏を奏でる鮎川誠さんのエレキが
嘆いているようにも感じられ
その後に歌う鮎川誠さん!

サビのフレーズはそれぞれが寄り添うというよりも
個性を放って三者三様に歌い
三宅伸治さんがシャウトする!!
心に沁みて沁みて

そして最後に歌う
鮎川誠さんのソロの唄声が
心に沁みる!沁みる!!

歌い終えてのMCは三宅伸治さん

まずは、ありがとう!得三!!と一声!
今年も「真夏の夢 やっぱり TOKUZO 3DAYS」
「3KINGS」4年目についに突入したと
DVD「暴走列車」もついにリリース
友部正人さんは、今夜はエレキを弾いてるけど
DVDの中では、鮎川誠さんがベースを弾いたりとかレアなシーンがたくさん入ってると

そこに言葉を重ねる鮎川誠さん!
「よく、喋る伸ちゃんも!」
友部さんも
「宮崎のライブだからね…」と

三宅伸治さん
「そんなこだわりの…どんなこだわりなんでしょう…」と一人ツッコミ!
ここで鮎川さんの方をみて
「譜面台をいつも使わないのに、今日はおいているなあと思って、そっちみたら、今月の得三のスケジュールがおいてある!譜面台じゃなかったんですね!」と…笑


鮎川誠さん、笑いながら
「なんでも聞いてください…得三のことなら…」


「こだわり」

三宅さんらしい
ミディアムテンポの中
前向きさが感じられるサウンドのブルースロック

三宅さんが奏でるエレキにのって
歌詞の1番を歌うのは友部正人さん
2番が鮎川誠さんが、実に開放的に…
その歌を彩るように奏でる
友部正人さんのハープ
さらに重なる三宅伸治さんのエレキの旋律が心地よい
3番を歌うは三宅伸治さん

♪夜が明けるまで 行けるところまで行こう
もう何の為だかわからないくらい
夢中になることばかり

こだわりがきっとある
それぞれのこだわりがある
誰にもわからなくても
これは誰にも譲れない~

気持ちはどこまでも果てしなく前向き
軽快なサウンドにのせて
聴いてて私も気持ちがウンと晴れてくる…

こんなコロナ禍の世の中だからこそ
口ずさみたくなるような
元気づけられる気がする…そんな歌…


よーし感染しないように???
「手洗い」にこだわりをもつぞー!!…笑



「旅は終わり



まずは
アカペラで3人で声を合わせて
圧巻のハコに充満する唄声を聞かせた後
1番を歌うのは
三宅伸治さん



曲調は実にメロディアスで
これまた三宅さんの唄に元気づけられるようなそんなサウンド

三宅伸治さんの間奏のエレキは
もうかっこよくて鳥肌もの

さらに重低音の迫力満載の鮎川誠さんのエレキが重なり
さらに、友部さんのハープが旅愁感をより醸し出す…

まさに旅から旅へと重ねてきた
ツアーミュージシャンならではの
三宅さんのこの歌はストレートに心に沁みる

旅の終わりは「君」への「愛」

感じられるブルースフィーリング
曲の後半の鮎川誠さんのエレキはあたかも
歌っているかのよう…


でも謝っておかなきゃ!!
実は「旅は終わり
最初、歌のタイトル聞いた時
名古屋へのツアーを絶賛している歌かと勘違いしてました…

「旅は尾張」ってね!…スミマセン!

三宅伸治さん
今日は2部制であることを告げ
ラストの曲はぶっ飛ばしていこう!と


鮎川誠さん
「今日は、新曲をメインにやってきたけど、1曲、僕たちが初めて作ったアルバム『3KINGS SING THE BLUES』の中から、 The Rolling Stonesもやってる!あっ!違う…笑… The Rolling Stonesの曲を俺たちがやってる!!」…笑

「(I Can't Get No) Satisfaction」


一瞬にしてみにいった
東京ドームのローリング・ストーンズの公演を思い出しちゃった
めちゃ迫力ある演奏に…
ここが得三であること、忘れちゃった!!…笑
今池にいながら…気分は東京ドーム!!



2020年も「生」で
「(I Can't Get No) Satisfaction」が聴けてめちゃめちゃ嬉しい…

とかいいながら
松阪「 M'AXA 」
さらには
7月にもここ得三で聴いているので
すでに、3回も「(I Can't Get No) Satisfaction」
楽しんじゃってる訳で…
ベースラインを刻む三宅さんのエレキで奏でるリズムに乗って
キース・リチャーズのように鮎川誠さんのエレキが歪む!歪む!!叫ぶ!!


間奏では鮎川誠さんのエレキに
呼応するかのように
三宅伸治さんのエレキが歌う!!

もう最高!最高!!

「satisfaction」「satisfaction」「satisfaction

大満足の夜


まだまだ…これで終わりじゃなくて
第2部へと続くんだ!
なんて素敵な夜なんでしょう!!

カッサカサの手に消毒液を塗りだくって

ビールを呑みながら
呑んだ瞬間にずらしたマスクをもとに戻して…笑

そんな換気も行う休憩を挟んで
第2部へと…続く!!