新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

NHK大河「麒麟がくる」で松本若菜さん縁の…??…もとい「於大の方」の縁の宇宙山乾坤院を参拝する!

2021-02-16 06:28:07 | 歴史史跡

2020年夏のこと…

東浦町緒川にある
曹洞宗のお寺

宇宙山乾坤院

を参拝する…





開基は
室町時代中期に
緒川城初代城主水野貞守によって
水野家の菩提寺として建立された寺で

緒川城から見て乾(いぬい・西北)と坤(ひつじさる・南西)の中間の方向
つまり西の方向にあたる場所に建てられたから
このお寺の命名であるようです…

また「乾坤」が壮大な天地をも意味することから、
山号を「宇宙山」としたとのこと



NHK大河「麒麟がくる」で
松本若菜さん演じる
「於大の方」の縁のお寺でありまして

やっぱり
この歳になると三十路の女性の方が…???
(なんのこっちゃ!)

そんな
松本若菜さん縁の???
松本若菜さん縁の???
松本若菜さん縁の???


お寺が…割と我が家から近くにあるから
(職場の方がウンと近いんだけどね)
参拝しておきたいと思った訳


駐車場には
伊勢湾台風の被害から復興した
記念の石碑がありました…





さて、その駐車場からみえる
総門は薬医門
緒川城の城門を移築したものとのこと…




















一礼をして
総門をくぐると境内は広い!広い!!!




進む中央にあるのが放生池





そのど真ん中に
「白字橋」という名の橋が架かってまして…






池を覗きこめば
どろどろの澱んだ池の中…
カメが泳いでいる…




初めてお見かけしたけど
「やっとかめ」の気持ちでカメを眺める…


池の左側の奥には
龍神様でしょうか…
祀ってありまして





池の右側には
この岩といいましょうか
石が…





「於大の方」の石仏のようにもみえたのですが…
これは単なる自然石なのでしょうか…





境内は広くて
本堂もめちゃ立派…



だったけど手水舎はフツーです…






山門…は重層門








山門をくぐると

な、なんと伽藍配置が
めちゃ立派な
「回廊」になってたんですよ!!(驚!)
「回廊」になってたんですよ!!(驚!)
「回廊」になってたんですよ!!(驚!)



正面には本堂…







御本尊は
「大通智勝仏」

なんでも
こちらの御本尊の胎内に「釈迦牟尼仏」を納めてある御本尊らしいのですが…


本堂を覗いても
お姿は確認できませんでしたが…


おそらく本堂内にいらっしゃると思われたので


合掌!合掌!!!

もう…コロナよ!こっちにクルナ!!

このオヤジギャグが
御本尊さまに届くことを願って…


この庭園は

宇宙山羅漢の園というようで
宇宙を指さす羅漢様の石像が…

なんでも16体の羅漢さまがいらっしゃるんだって












この日は真夏のクソ暑さだったので
他に羅漢さまを探そうといった気にもなれなかったけど…



右手には

書院、庫裏





左手には
座禅堂…


さらに山門からまっすぐ右に進むと






鐘楼が…





本堂といい座禅堂といい
めちゃ新しい建造物だなと思いきや…

総門や山門とのギャップがありすぎ…と思いきや
平成28年3月に
火災により本堂、座禅堂、堅雄堂が全焼してしまったんですね…


なので
再建された本堂や座禅堂はピカピカなのです!!


山門左側にある
地蔵堂





中央に鎮座する
仏様と




その左側には

こちらの仏様




右側には
仏様のトリオが三者三様の顔つきで実に個性的で





その後ろには
小さなお地蔵さまが
これまた
一体一体ユニークな個性的な表情で
見入ってしまいますな





お地蔵様が濃厚接触
でも…クラスターの心配なんてありません!!
お地蔵様ですから…
ぜひとも、お地蔵様のようにみんなで集まっても
なんの問題もない世の中になって欲しいものだと思いつつ
新型コロナウイルス退散を心から願いつつ…


さてさて帰り際に立ち寄ったのが
境内の右側奥にある


「宇宙稲荷」






知多民話「きつねの嫁入り」の発祥の稲荷といわれてまして…












せっかくなので
その知多民話
「きつねの嫁入り」のあらすじを最後に紹介することにしよう!!



乾坤院境内のお稲荷さんは、もともとは緒川城にまつられていたもの

「於大の方」は、その緒川城で生まれ
このお稲荷さんのもとで育ち
六歳の時刈谷城へ移り
そこから岡崎城主、松平広忠のもとへお嫁入りすることになった

お嫁入り当日
両家の縁組に反対する者が途中の道で待ち伏せしていることを知った「於大の方」は
「宇宙稲荷大明神」のお札を持って、
行列は少し回り道をして野道を行くことにしたそうな

岡崎に入る道で、縁組に反対の一団が花嫁行列を待ち伏せていた…
その日は、雲もなく晴れわたっていたのに
急に雨が降り始めたそうな…
そこへ花嫁の行列が現れた…縁組に反対の一団の中の侍が飛び出したところ
不思議なことにその行列が消えてしまったそうな…
そんな騒ぎをよそに、野道を行った「於大の方」の行列は
無事に岡崎城へ入ることができたそうな…

このことから、天気がいいのに雨が降ると「狐の嫁入りがある」
人々は噂するようになったんだって…


まあ「狐の嫁入り」って
怪異現象のよーな話で


そんな…(松本)わかな…もとい…ばかな…苦笑

って感じの話ですけど…笑



とオチがついたところで
クソ暑い夏

家に帰って
「麒麟がくる」のではなくて

ぐいっと「麒麟をのむ」…笑


やっぱ、夏は缶ビールに限る!!!