新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

2020夏…アーク栄サロンホールにて「スギテツ・ミュージック・サロン2020半年ぶりリサイタル」この日第3回目の公演…第2部

2021-02-05 05:59:39 | ライブ

2020夏…

アーク栄サロンホールにて
「スギテツ・ミュージック・サロン2020半年ぶりリサイタル」

この日第3回目の公演


換気…換気…換気タイムを挟んでの
第2部…





語るは杉浦哲郎さん


「スギテツ」でアルバムをまた作りたいと思っていること
このご時世なので年内リリースは難しいかなと口にしながら
昨年度は、アルバムをオーケストラと一緒に作ったので
今度は、バンドで、ギター&ドラム、さらにはフォーンセッションも入れて
名古屋だとブルーノートでライブをやりたいなと思っていたら
なくなってしまって悲しい限りであると…
そんなバンドサウンドでクラシックの名曲をさまざまなアレンジで試みていると
今はデモを作成中…というのは
新型コロナウイルスのせいで、バンドで集まることができないので
自宅でつくったものを岡田鉄平さんに送って
それにヴァイオリンを入れたものを送ってもらったりして
月に2曲くらいのゆったりとしたペースで
今は5曲ほどできているらしい…
その中から二人でできそうかなという曲を選んで3曲お届けすると


まずは
「ベートーヴェン  ピアノ・ソナタ 第8番 悲愴」

第1楽章は力強く

第2楽章は優しい


ちなみに、この第2楽章は
ビリー・ジョエルがアルバム「イノセントマン」の中での
「This Night」のサビの部分で使用しているとのこと


で、第3楽章は美しいアップテンポのメロディー


そのベートーヴェンの「悲愴」の第1楽章から第3楽章のおいしいところどりをしたと…
で、テーマはファンク
ここで、ピアノを弾こうとするも

袖のカフスボタンを忘れていることに気づき

しまった!!てな気持ちを

第1部のスティホーム組曲
「お風呂が沸きました」で使用した
アタック音など
音を任意に再生出力できる装置「サンプラー」を使って

杉浦哲郎さん
ショックな気持ちを表現


「サンプラー」を使って「ガーン!!」
さらには「自分を殺してやりたい」とピストル音を鳴らして
「バキューン」…笑
と遊びながらも


「クラシカル・クロスオーバー」の1曲目

「ベートーヴェンの「悲愴」の第1楽章から第3楽章のおいしいところどりのジャズ・ファンク版」


ちょっとファンクのサウンドを取り入れると
「悲愴」にハードボイルド感が漂ってくるんですね…
めちゃめちゃかっこいいサウンド
もう初めて聴くような曲にしか思えないんだけど
でも、よくよくメロディーを追ってみれば
間違いなくベートーヴェンの「悲愴」で聴いた旋律が流れているというか
ホント、アレンジの妙に圧巻
で、ヴァイオリンの岡田鉄平さんとピアノの杉浦哲郎さんの二人なのに
まるでバンドサウンドであるかのような
グルーブ感すら感じられて
めちゃめちゃかっこいい

杉浦哲郎さん
これをバンドでやったらもっとかっこよくなると…

続いては
ファミリーコンサートでは最後に
UNで、みんなで手拍子を「フォルテ」といって強く叩いたり
「ピアノ」といって弱く叩いたりといったようにお子様向けにアレンジしている
ヨハン・シュトラウス作曲の「ラデツキー行進曲」
このお子様向けにアレンジしたストレス…(笑)
(ここで、岡田鉄平さんから「別にないんですけど…」とのツッコミが…笑)

この時期、例年だと
小学校でのコンサートをしていたのに
全部なくなって寂しい限りであると
また10月くらいから、学校でのコンサートが始まる予定だけれど

岡田鉄平さんも
体育館、全部開けっ放しなので、虫がたくさん入ってくるなんていった言葉を添えながら

杉浦哲郎さん
今日は3回あったけど、今日は2回目と3回目の間に、3時間くらいあったので、ご飯も食べれたし、1時間くらい昼寝もしたりと休憩できたけど
小学校に行くと、児童が600人ほどいる
今までだと、300人までしか体育館に入れないということで
300人ずつ分けて2回コンサートをしていたけれど
これからは「3密」を避けなければいけない…


たとえば100人ずつで午前中3回やってくださいといったことになる…
大変だけど、この情勢を考えると、絶対に嫌とは言えないので、精一杯やらせていただこうと思っていると


そんなこれからの小学校コンサートのあり方に触れながら
小学校でよく演奏している
ヨハン・シュトラウス作曲の「ラデツキー行進曲」を

以前「軍艦マーチ」をボサノバでアレンジしたことがあるけど
その二番煎じで挑戦したとアダルトな感じで…と杉浦哲郎さんが口にすれば


岡田鉄平さん
ボサノバはパーカッションが特徴的で、それに出てくる打楽器をヴァイオリンで表現したと「できるかな」のゴン太くんみたいな感じで…と…笑


「ラデツキーボサ」


おお、実に美しいメロディー
まさに優雅な…優雅な…ボサノバサウンド…
その曲調の中でヴァイオリンの奏でる旋律、およびリズムが映える!映える!!

演奏を終えて
これもバンドサウンドでより深まるんじゃないかと
杉浦哲郎さん

「クラシカル・クロスオーバー」最後の曲
もともとの発想は、岡田鉄平さんから送られてきた
意味不明な動画であると


岡田鉄平さんが口にする
YOU-TUBEであげていた、おそうじロボット「ルンバ」の擬音
これを「スギテツ」の作品にしたいなと思って

それに対して杉浦哲郎さん
そんな「ルンバ」がただ動いているだけの動画が送られてきた…
どうしようかなと思ったけれど「ルンバ」はもともとはラテンの音楽のジャンルの一つ、ということでクラシックにはないジャンルなので、これをミックスしたら面白いかなと思ったそうな…

クラシックも、ポルカ、ワルツ、そういったジャンルもあるけど
そこにミックスしたらどうなるかと思って

ここからは杉浦哲郎さんが語る「犬」の話
自粛中、暇なので名古屋の自宅周辺の公園にあちこち散歩に行ってたそうな…
公園に行くと犬の散歩をしている人がたくさんいて
思えば杉浦哲郎さん、子供の頃には、いつもそばに犬がいたそうで…
でも、ずっと飼えてなかったので、その散歩の光景をみて、いいなと思ってたそうな

ここで岡田鉄平さんが猫を飼ってた話題に触れる


岡田鉄平さんは東京にいるとき飼っていたとのこと
それも放し飼いで部屋と外とを自由に行き来できるように出入り口を作って

ただ、相方の杉浦哲郎さんは猫アレルギー
当時は岡田鉄平さんの家でリハーサルとかしてたらしく
ピアノのある部屋に猫が入らないようにしてたんだって
カギまでつけて入れないようにして

ここで
杉浦哲郎さんが言葉を挟む

「ネコは嫌いじゃないけど、痒くなるから」と…



ここからは
MCは杉浦哲郎さんにバトンタッチ

二人とも、動物が大好きで、でもこういう仕事をしていると、なかなか犬の面倒を見ることができないかなと思っていたけれど、思い切って、前から考えていた保護犬に里親になろうということで、名古屋市はゼロなんだけど、知多半島でレスキューされた推定3カ月の雑種をひきとることにしたと…野犬なので、とてもビビり…自転車みただけでウンチを漏らしちゃうくらいだとか…
今でも大きいトラックが通ると、怖くて逃げてるとか
大きな音は大丈夫だけど、目で見たものが怖い様子で
でも、3か月も一緒にいるのでかわいくてしょうがないと
実家に預けているので早く帰りたいなんて言って笑わせて
犬の名前は常滑でレスキューされたので「とこたろう」
「ピコたろう」のパクリ??…笑

星野源さんの「うちで踊ろう」の動画をアベ総理が利用した…
そのようなチラシを「スギテツ」で作ったけれど
アベ総理のようになった僕が抱いているのは「とこたろう」なんだそうな…


そんな「とこたろう」の動きをみてると
ショパンの「子犬のワルツ」っていう曲があるけど
子犬の動きはラテン系だと思ったそうで…
ここで「ルンバ」と結びついたとのこと

「ルンバ」の動きをみて「子犬のルンバ」にしようと思ったけど
「ルンバ」よりももっと陽気なリズムがあったのでこんな作品を作ったと



「子犬のマンボNO5」

疾走感溢れるサウンド
まさにすばしこい子犬の姿が目に浮かぶよう
同じように、その子犬が戯れているように動いている
「ルンバ」も目に浮かぶよう…
そう、岡田鉄平さんがヴァイオリンで
「ルンバ」の擬音、ワンちゃんの擬音を散りばめられていて
聴いてるだけで、こちらの方も陽気な気分になってくる…笑



演奏終えて
杉浦哲郎さん
まだコンサートが少ないので
これからもどんどん曲を増やしていって
来年あたり、新型コロナウイルスが過ぎ去った後に
盛大にアルバムを出してコンサートツアーをと語って
今日の「スギテツ・ミュージック・サロン2020半年ぶりリサイタル」も残すところ一応後、4曲
今日は、新型コロナウイルス感染対策で時間を短めに設定してあるものの曲数は20曲以上あって、要は1曲が短いということ



で最後は
「この半年で演奏の機会を逸した組曲」

下手すると来年の夏のコンサートまで中止が決まっていたりとか大変な時代となってまして、なんと中止案件が55本
もちろん延期といってくれてるところもあるけど、わからないので
そんな3~7月までの中止もしくは延期になったコンサートで演奏する予定だった曲をここで蘇らせたいなと思って
いくつかイベントがあったけど、その中から選んで
まずは、3月に予定されてた
埼玉県での「輪~るど・ミュージック・フェスティバル」
ここでは、総合司会もする予定だったと
ここで埼玉県在住のキューバのトランぺッターとコラボをする予定だったこの公演
その流れで8月の焼津のコンサートにもゲスト出演が決まっていたけど
コロナ禍で中止になって
その方とやる予定だった曲

「トランペット吹きの休日」

続いては3月に岡田鉄平さんの地元
福岡県、梅が有名な太宰府、令和での
「さくらまつり」に呼んでいただいて
ここでは「さくら」に関する曲をいっぱい演奏してくださいとリクエストいただいてて
これは直前までやるつもりだったけど…と杉浦哲郎さんが語れば


岡田鉄平さん

「さくらをきく会」をやりたかった…(客席大爆笑!)


杉浦哲郎さん

「言いたいことがいっぱいありそうですね」と笑いながら
その中から

「さくら さくら」

続いては
中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン

大会も中止になって

毎年、その大会の前日のパーティーに出演させていただいていると
ゴルファーたちがスポンサーと一緒に昼間にコースを廻って
夕方食事を楽しみながら、僕たちの演奏を楽しむといったイベント

毎年呼んでいただいてありがたいと
そこで必ず演奏していた

中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンの
大会テーマ曲「ALBATROSS」



そして、最も残念なのが
音楽業界と同様に大打撃をうけているのが
旅行業界、鉄道業界
鉄道イベントも5本以上流れたそうで
でも10月の稲沢での鉄道コンサート
今のところは開催予定であると
そんな鉄道イベントで必ず演奏している曲

「舞曲「いい日旅立ち」」


4曲続けてと


「トランペット吹きの休日」

トランペットが奏でそうな旋律は
岡田鉄平さんのヴァイオリンで

気分が明るくなる
ご機嫌な曲調

「さくらさくら」


しっとりとしっとりと
ヴァイオリンの音色とピアノの音色の音の融合が実に美しくて


そして一転躍動感あふれる

中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンの
大会テーマ曲「ALBATROSS」

ラストはまた自由に、感染の危険を感じることなく
「旅」ができるといいなあ…
そんな願いを込めて

「舞曲「いい日旅立ち」」


に耳を傾ける…


これらをメドレーでどどっと…


拍手に応えても


その場に残ったまま
二人、離れずのUN


これぞソーシャルディスタンスアンコール!と笑わせて

次回の名古屋近辺のコンサートは
10月の鉄道イベントの稲沢
さらには10~11月の週末のどこかの野外イベントに呼ばれていると
ただ、今は愛知県が増えているので、開催が危ぶまれるところだけど
決まった時点でWEBでお知らせすると
さらに今月号のJTBの時刻表に「スギテツ」が載っていることを紹介し
今回が3回目の最終の回ということで
お土産特典??
東海ラジオ「源石和輝さんの昼カフェ」から
お花が届いて
これを、パチンコ屋さんのようにもって帰ってもらってOKだといった案内をし
最後に集まってくれたお客さんに感謝しつつ
来週の東京公演、無事で乗り切れることを願って

さらには動画もあるけど「生」に替えられるものはないと
なるべくこういう機会を増やして
新型コロナウイルス感染症対策に気をつけながら
また来てくれると嬉しいと


ラストは
正統のクラシック
岡田鉄平さんのヴァイオリンがフューチャーされた曲
エンドとなったのでした…


いやあ、久しぶりの「スギテツ」の演奏に満足!満足!大満足!!

帰りはもちろん

私なりの感染症対策
名古屋駅までは、蒸し暑い中歩いて…笑
名鉄電車は空いている車両に
もちろんマスクは必須


はい、ちゃっかりお花もいただいてきて
この花が枯れるくらいまでは
そのコンサートの余韻を楽しんでいた私だったのです…笑