骨髄異形成症候群(MDS)と向き合う

2020年1月末梢血幹細胞移植 
2023年7月再発 
2023年12月臍帯血移植

有賀さつきさんを思う

2018年02月09日 | 日記
有賀さつきさんが亡くなったという報道を見て考えた。

病名を誰にも告げずに逝ってしまった。
病気であることを隠し、ぎりぎりまで働き、ひっそりと亡くなった。

私もまだ親には告げていない。
親よりも先に逝く可能性が大だと面と向かっては言えない。
弟妹とも相談して、病状が悪化するまでは知らせないでおこうということになった。

近いうちに仕事を辞めるかもしれないと言ってはあるが、
それは義母の介護を理由にしている。

しかしいつかは告げる。
命を繋ぐための最後の療法が始まったら?
それとも命の灯が尽きてから?

有賀さんには彼女なりの考えがあって
誰にも病名を告げないことを選んだことだろう。

でも親の立場で考えると
最期を看取ることも出来ず、なぜ亡くなったのかわからないままでは
いつまでも娘の死を受け入れがたいのではないだろうか。

治らないであろう病気であることを宣告され、
身近な人、職場の人、同級生、親友 といった人たちに
自分の病状や死期をどのように知らせるか・・・・・

悩む人は数えきれないほど存在するであろう。

有賀さんの選択は私の迷いに一石を投じた。

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