今回は検査入院だったのでクリーンルームではなかった。
同室の人はみんな抗がん剤点滴中。
病気や症状によって差はあるだろうけど、
昼も夜もどこかで点滴切れの警音が鳴り、
ナースコールが鳴り、
他の部屋からのうめき声が聞こえてくる。
同室患者の一人は昼夜を問わず看護師や医師が駆けつけては手当している。
あ~
明日は我が身だなあ~
今出来ることを早急にやっておかなければ・・・・・
あれもこれも あれもこれも あれもこれも
あ~ 忙しい!!!!!
頭の中でいろいろなことが交錯し、
眠りが浅くなる。
そんな気分を一新させてくれるのが窓から見える風景。
運よく病室は上層階、眺めがいい!
遠くにほんの少し海が見えたり、
山並みが見えたり。
特に夜景、
空気が澄んで街中の灯りが全てキラキラしている。
夕方には三日月と金星が輝く。
早朝の駐車場、
まだ明けやらぬうちに早出の職員が出勤してくる。
自転車だったり、車だったり、
少しずつ、少しずつ
夜明けとともに街が動き始める。
窓の外は別世界。
次の入院は個室になる。
窓も独り占め!
どんな景色が待っているだろう?
てか・・・・・
景色を愛でるゆとりがあるかなあ~。