入院初日、
主治医が回診に訪れた際に
「あ、明後日、骨髄検査しますね」とさりげなく言った。
想定外だった。
次の入院時だと思っていた。
「え~ 覚悟しておきます」
と答えたものの
初日から落ち込むわ
「これから何度もあるんですよね?」と聞くと、
「明後日やって、次は移植前、それから生着した時と、その後も月に1回くらいはあるかなあ~」
ずっと疑問に思っていたことを聞いてみた。
「検査の時、骨盤に空いた穴は直ぐに塞がるんですか?
骨って直ぐに再生するんですか?
何度も頻繁にやってると骨盤が穴だらけになってしまうのでは」
「そんなことはない。骨は直ぐに再生します!」 と一蹴された。
主治医のそばにいた女医さんがにんまりしていた。
二日後、検査に来たのはその女医先生。
とても慎重にやってくれた。
「骨髄を抜くときに、1、2、3! と声を掛けますから、 3 の時に下腹に力を入れてみて」
とアドバイスもくれて。
言われたとおりにやったけど・・・・・・・・・・・
抜いてる間、足を引っ張られる感じの鈍痛は数秒間続いた。