金魚日記

お達者ゴールデンと
パワフルチワワと
ギャル猫と
わるわるイタグレパピーと
お気楽飼い主の日々の暮らし

頭悪すぎ。

2011年03月13日 | Weblog
昨日からチェーンメールが届いている

放射能を含む雨が降るからレインコートを持っていたほうがいい、とか
外に出る時は帽子をかぶったほうがいい、とか。

昨日、枝野官房長官が記者会見でも言ってたけど
こんな時だからこそ、こんなデマに振り回されず冷静にならなきゃいけないのに。

東京にいる人間に送るならまだしも、東北の人にこんなチェーンメールが届いたら
ただでさえ停電などで詳細な情報が届かないのに
噂に尾ひれがついてプチパニックを起こしかねない。

最初は届くチェーンメールを黙って見過ごしていたけれど
いい加減にせーよ、と思い、電話をかけて怒ってやった。

送る方もよかれと思ってのことかもしれないけれど…。

頭悪すぎだよ。いいオトナがこんなことに振り回されて。
ちょっと考えればわかりそうなものだけどね。

だいたい一番最初にまわすのはどんな奴なんだろう

そのツラ見てみたいよ。



昨夜遅く、ジュースを買いにコンビニに行くと
お弁当とかパンの棚が空っぽで、お茶のところもほとんどない状態だった。

カップラーメンなどは地震発生時からすでにない。

お菓子やチョコレートの棚もほぼ空っぽに近かった。

どうしたの?と聞くと、工場が稼働できないこととトラックが動けないので配達がこないって。

そういえば近所のガソリンスタンドではタンクローリーがこないとのことで
ガソリンが売り切れてしまい、ガソリンスタンドがCLOSEしたままになってる。

ライフラインに何も問題のない東京で、スーパーやコンビニから品物が消えるってなんで?
何か起きた時の為に買い込んでるの?

今朝、予約してあったパンを買いに行った相方が

パン屋、すごい行列でとにかくみんな手当たり次第、あるもの全部トレーに入れる
そんな状態だったよよ。
あれってどうゆう心理なんだろうなって言ってた。

スーパーやコンビニにパンがないからなのかもしれないけど
とりあえずある物は全部買い占めておけということなのか?

被害がほとんどない東京の人がこんな行動を起こしている現実を知ると
東京の被害が大きかったらどんなことになっていたんだろう、と考えてしまう。

こんなことでいいんだろうか…。

目に見えない恐怖というか、人の心理の怖さというか。

日頃から水とインスタント食品を備蓄している我が家にとっては
まさに摩訶不思議な出来事としか思えない。

自分たちにできることはなんだろう、と相方と話した。

電気をむやみに使わない、思い浮かぶのはそんなことしかない。

明日から地域ごとに数時間の停電が検討されているらしい。

電気がないのは不便だけれど電気もガスも水道も寸断される中
家族の安否もわからないまま、不安な時間を過ごしている人達のことを思えば
そんなの不便だとか言っている場合ではない。

微力ながらできることをしていくしかない。

飼われていたわんこ達はどうしているんだろう
お腹をすかしていないだろうか
寒くないだろうか
飼い主とはぐれ鳴いているのではないか

惨状を見るたび深い悲しみに襲われる。

決して他人事ではない…

明日は月曜日。
東京ではいつもの日常がはじまるのだろう。
東京は何事もなかったかのように機能していくのだ。

東京って強い街だな、という安心感の反面、なんだか怖い気もする。