金魚日記

お達者ゴールデンと
パワフルチワワと
ギャル猫と
わるわるイタグレパピーと
お気楽飼い主の日々の暮らし

インフル疑惑

2011年06月30日 | Weblog
明け方三時頃、あまりの寒さに目が冷めた


絶叫して相方を起こした、


とにかく寒くて雪山にいるように寒くて歯がガチガチ言うほど


家にあるありったけの毛布や布団を持って来てくれて

ジャージも厚手に履き替えて靴下も履いて布団に潜るけどそれでも悪寒は収まらない


相方が熱を計ってくれると、38.5度

そこから着々と熱が上がって行った。

うずらの暖かい身体で温めてもらおうと思ったのに

抱き寄せると嫌がって大暴れして布団から出て行ってしまう(涙)


ただでさえ気温が高いのに熱のあるお前に抱っこされたら、うずらがかわいそうだからやめろと怒られた。


とにかく水分をたくさん摂りなさいと相方がせっせと飲み物をストローで口に入れてくれる


ごくごく飲んで、気付くと三時間眠っていました。


8時過ぎから今度は暑くなって布団から這い出てパソコンチェアーに座ってコーヒーを飲んだ


少しづつ熱は下がりお昼過ぎには37℃台まで落ちたが

37.8からなかなか下がらないし

吐き気はするしだるくてだるくてどうしようもなくて病院へ


症状を伝え、体温計を渡されその数字を見た看護士がとにかくこれ着けて!とマスクを持ってきて

ガラスで覆われた隔離ゾーンで待機するように言われた。
先生の診察。インフルエンザの疑いがあるので検査します。
今季節外れだけど40代前半の人達にB型インフルエンザが流行してるからねって。


結果、ABどちらも陰性。

退院後ほとんどを家の中で過ごし、抵抗力と免疫力が落ちてまだまだ不安定で無菌室にいたような状態から、社会復帰したことで通勤で公共交通機関を使うし
人混みに入ったり不特定多数の人と接触するようになったので
社会復帰の気疲れとや不安定な気候で
感染症を起こしてしまったと思われる、ということでした。


熱のせいで脈拍と心拍数が高めなので抗生剤と解熱鎮痛剤で炎症を抑えて様子を見ましょうと。

ただ他の病気があると重症化することも大いに考えられるから症状変わったらすぐに病院に来てね

と。

怖いこと言わないでよ~~

明日は仕事なのにどうなるかしら。

明日までにお熱下がるのかしら。


血圧計

2011年06月29日 | Weblog
あっちゃんから、

病気見舞いと快気祝いとお誕生日で欲しい物があれば買ってあげるから何がいい?と少し前に聞かれていた。

先日の脳外科外来の時に、先生から

あまり血圧下がるとよくないから、できれば毎日血圧を測定してと言われた。

でも家に血圧計ないし。

退院時に病院の事務に、血圧計買いたいんだけどどうゆうのがいいかわからないし
病院の斡旋で買えるなら買いたいと申し入れたけど
病院では斡旋していませんと言われて
そのうちヤマダデンキに買いに行こうと思いつつすっかり忘れていたのだけど

先生に血圧測定するように言われたので

あっ!
あっちゃんに買ってもらおう~~~と(図々しい

早速あっちゃんに血圧計欲しいとメールすると

いいよ、買ってあげるよと返事がw


そして月曜日に

ヤマダデンキの紙袋が届きました、


オムロンのWellnessLINKです~~

USBでPCにデーター送ってサーバーで管理できて、まとめてプリントアウトして病院に持って行けるのだ

このWellnessLINKの体組成計が欲しいなと春くらいに思ってたんだな~

血圧計でしっかり体調の管理もして健康につとめないとね



お誕生日旅行

2011年06月29日 | Weblog
あっちゃんから
病気に支障がないなら、軽井沢旅行に連れて行きたいんだけど~とメールをもらった。

あっちゃん家とマロの娘を飼っているラム家は毎年アクアとラムの誕生日祝いに軽井沢に出かけているのだ

停まるのは一日一組のみの貸別荘ミリーズラブ

きーちゃんが動けていた時はよく一緒に旅行にも行ったしいろんな所にお出かけしてたけど

もう何年もこのメンツで旅行に行ってないなぁ。

あっちゃん、ラム家共々お誘いをしてくれたので

今なら仕事も気軽に休みを入れられるし

お言葉に甘えて連れて行ってもらうことにした

すっごく楽しみ。

ラム家はゴールデンウィークにラムも飛行機に乗せて沖縄へ旅行しているし

久しぶりに会うので聞きたい話し、話したいこと、たくさんある!



金曜日出発の二泊三日だよっ!!

軽井沢~避暑地~何しようっ♪





復帰初日

2011年06月26日 | Weblog
昨夜、今朝と同僚達から

緊張しないで不安がらずにリラックスして出勤しなね、とメールをもらったし

朝一番で きくちゃん、けーこちゃん、ちままから

今日は金魚ちゃんの社会復帰一日目、おめでとう!とメールをもらった、

会社に行くと後輩がおかえり~~~~と両手を広げて私に駆け寄り強くハグ。



部署に入って自分の席に座ると入れ替わり立ち替わり皆が来てくれて


おかえり~待ってたよっ!
今日お昼一緒に食べようね~~
おやつ買ってきたよ~~

遠足かよw

とてもじーんときちゃった

上司と面談があって今後のシフトについてなどを話し合った。

とにかく無事で何より。

こうして元気な顔を見られて大変喜ばしい

でもあまり無理しないようにと言っていただいた。


シフトについては私抜きで組んでいるので

最初の数週間は週に二日出勤とかでいいよと言われたのでお言葉に甘えることにして


今日フルで仕事して激しく疲れたので明日から三日間お休みにしてもらった。

来週も再来週も歯抜け出勤w


ありがたい気遣いだ。

みんなに心配かけないように、根を詰めて仕事しないようにしなきゃ。


案の定、夜に上司からメールがきて

今日は飛ばし過ぎだったからねとチェックが入った

とにもかくにも第一日目が無事終わりましてほっとしています。

仕事はやっぱり楽しいなぁ。









パーマン♪

2011年06月24日 | Weblog
退院して間もない頃、美容院に出かけた。

パーマをかけるつもりだったんだけれど長時間座ったままはまだ体力的にまだ無理かなと思い
さくっとカツトだけしてもらった。

仕事復帰を週明けに控え、きれいにならなきゃと思いまして(笑)
パーマをかけに行って来ました。

でもパーマの料金って、カット&パーマのセット料金だからさ
この前のカット代金、損した気分だw


脳梗塞で入院していたことを担当の美容師君に伝えるとすんごい驚かれて
ものすごい気を遣ってくれた。


パーマ液とか大丈夫?
ロット巻いてるとこ痛くない?
シャンプーゴシゴシしても平気なの?とw

いや頭の表面じゃなくて頭の中身の病気だからだいじょうぶだっつーのw


血液どろどろにならないように一日中飲水、水分摂らなきゃいけないんだって話しをしたら
水だのお茶だのばしばし持ってきてくれて

栄養士さんに言われて毎日野菜ジュースを飲んでる話しをしたらコンビニで野菜ジュースを買ってきてくれたw

優しいわ~




てことで野菜ジュースをチューチュー飲んでいる、鏡に映る自分を撮ってみました



コーヒーを飲んでいるところも撮ってみた。
案外自分スキ♪

鏡に映る自分を撮るのって携帯操作をしてるから目線が難しいわぁ


携帯といえばそろそろスマホにしてみようかと思案中です。



お友達のきくちゃんがiPhone4を使っていてアプリできれいな写真とか送ってくれて興味津だし
白いお父さん扇風機も欲しいし10年以上ドコモユーザーだったけどスマホならiPhoneかな~と
ソフトバンクに乗り換えようかと思っていたら

携帯ショップのお兄さんに、iPhoneはアプリは魅力的だけれど縛りがきついし電波が悪いからお勧めできないとバッサリ。

じゃードコモのスマホかぁ。

で気になっているのが夏モデルの MEDIAS WP N-06C 色は 可愛いプレミアムローズ

相方はamadana Brownがいいとほざいてる。

いつも夏モデルに手を出して失敗しているので、秋モデルまで待ってもいい気もするけど

どうだろねぇ。

近々ドコモショップでじっくり見てこよ♪


検査

2011年06月22日 | Weblog
今日は退院後初めての脳外科の外来受診でした。
受付をして直ぐにMRI検査。

頭と身体を固定して手に緊急コールボタンを握らされ耳栓を装着され、毛布をかけてもらって検査開始。
閉所恐怖症なので最初は怖くて仕方なかったけど、さすがに何度も経験していると慣れてきた感ありw
だいぶリラックスしてうとうとしている間に30分経ってました。

検査結果は、進行してたり、新たに梗塞している所もなし。
このまま経過観察で様子を見て
手術は特に急がなくてもよいでしょう、とのこと。
来月の外来の後は二ヶ月毎の外来でいいそうだ。

よって仕事の復帰許可も出ました。

が、私の雇用形態は契約社員で、
6/15までしか契約更新していないし、雇用契約書に、病気で三週間以上長期休職した場合は
雇用契約を取り消すと謳ってあるので
復職できるのかが不安だったのです。


が、会社へ報告の電話をすると
いつでも帰って来て下さい、と言われたので復職出来るのですか?と聞くと
金魚さんがうちの会社で仕事を続ける意志がおありでしたら
会社としては喜んでお迎えしたいと思っています。
とありがたいお言葉を頂くことができました。
で、早速ですが明日から出社できますか?と言われたのですが
いろいろ心の準備もしたいのできりよく週明け月曜日から出勤することに決めました。

同僚達からも祝★復帰!歓迎!復帰!のメールをたくさんもらいました。
急に仕事に行けなくなり長期休職することになり
会社にも同僚にもたくさん迷惑をかけたし
復帰に際してはいろんな面で不安もたくさんありますが

みんなで精一杯フォローするから不安がらずにリラックスして出勤しておいでと言ってもらえました。

一生懸命仕事してきて、良かった~

しばらくは身体も精神的にも大変かもしれないけど
ぼちぼち勘を取り戻しながらやっていこうと思います。

続けて います

2011年06月20日 | Weblog
入院中にリハビリと体力回復目的で理学療法士さんと始めたウォーキング。

退院してからも、雨降り以外は毎日続けています。

朝と夜、食後一時間後にスタートして40~60分歩いています。

午前中はうずらと選抜でチワワっち一人がお供です、

夜は、急に倒れてしまっても、暗くて発見してもらえないので、相方が同伴プラスうずらと選抜チワワっちと賑やかです

ウォーキングもだけど家から出る時、たとえばコンビニに行く時も、相方が作ってくれた緊急カードを首から下げて行きます

IDカードケースには脳梗塞患者であることが書かれたカードと脳外科の診察券と保険証が入っています。

倒れているのを発見した方は救急車を呼んでください、そしてここに連絡してくださいと相方の緊急連絡先が。

脳梗塞は再発率の高い病だし前触れや予兆もないから
意識を失い倒れる時は脳卒中を起こしているから喋ることもできないので
いつどこで倒れても、適切な処置をしてもらえるようにこの三点をケースに入れて首から提げて行くのです。


天候が不安定でウォーキングに行けない日もあるけど

一日でも行かないと身体が鈍ったような感じがして調子悪く感じます。

最近は午前中は家の近くの富士公園の中をぐるっと回ってから土手に出るルートを。

公園はお花がいっぱいでそれを眺めるのが楽しみです。



ポピー畑



群生するローズマリー





紫陽花も咲きはじめました。

そしてこの公園には



お馬さんがいるのです。これはポニー、





馬場を激走するお馬さん。朝の運動なのかな?



走るお馬さんに大コーフンのうずらさん




最近では富士公園の東側(家の近く)からフラワーガーデンまで歩いて環七に出て引き返してくるルートも。

公園の中を歩くルートはお日様が 出ていても足下はコンクリートではなく土だし大きな木々でずっと日陰なので
ちび達の身体に負担なく歩くことができます。

夜は旧江戸川沿いの堤防をディズニーリゾートの夜景を見ながら 歩きます

震災から20:30の花火がなくなっているんだけど

いい時間に土手を歩くとディズニーシーの夜のショー、ファンタズミック!のレーザーの光と花火が見えます。

音楽もすごくいんだよー、ファンタズミック!

夏の間にアフター6パスポートでファンタズミック!だけでも見に行きたいなぁ。




きーちゃんからのメッセージ

2011年06月16日 | Weblog
今日は世田谷の占いの先生の所へ相方と出かけて来ました。
入院中に先生からお手紙を頂いていたので
お礼を言いたかったのと、
死と向きあっていた日々のことや私が生かされた理由が知りたくて。

私にはまだ使命が残されているそうでまだ死ねないわよと言われました。

そして一番今苦しい、きーちゃんのこと。

きーちゃんは私の身代わりで死んだのか知りたかった。

でもそうじゃないって。

違うの、お母さんそうじゃないのよ、だから悲しまないで泣かないでと、私の腰に手をかけて言ってるそうです。


動物も人間もこの世を去る時に残していく愛する者達に出来ることがあるけれど
人間に出来るコトと犬に出来るコトには大きな差ががあるそうです
きーちゃんが私にしてくれたことは脳卒中になって脳死状態になってもおかしくなかったのを
早く病院に足を向けさせて今の状態にとどめてくれたそうです
死から救うほどの力は動物にはなく、大難を小難にとどめるのが精一杯なのだそうです。
きーちゃんは私の病気がこんなに悪いとはギリギリまで知らなかったそうです。
本当はお母さんの病気の全てを持って行きたかったけど
私は犬だから、そこまでの力がなくて出来なかったの、
だからお母さんの辛いことをほんの少しだけど持って行ったと言ってくれていました。

私達が待ち望み楽しみにいていた15歳の誕生日

きーちゃんも、その日を、お祝いしてもらうのをとても楽しみにいていたそうです。
だから、お誕生日まで頑張るつもりでいたそうです


そして具合が悪くなってからも本当はあと数日は頑張ろうとしたんだって。
でも。もう立ち上がる力が出なかったって。
先生に見えるのはロウソクの芯が燃え尽きて火がぱっと消えたように力が果ててしまったって。

まさしくその言葉通りの最後だったから、
あー。やっぱりなと思いました。

きーちゃんからのメッセージは

まるで人間の子供のように大事にしてもらってたくさん愛されて私はとても幸せだった

お留守番はとても淋しかったし
身体は辛かったし痛かったけど
お父さんとお母さんが私の為に一生懸命介護をしてくれたからとてもラクに過ごせた。
お母さんが暑い日も寒い日も仕事の途中でお家に帰って来て私の面倒をみてくれてすごく嬉しかった。

たくさん愛してもらって私は本当に幸せだった。
お母さんのお家の子になれてよかった。
お父さん、お母さんには感謝とありがとうの気持ちでいっぱいだと。
それを繰り返して言っていると先生が伝えてくれました。

私と相方の間を行ったり来たりして腰のあたりに寄り添ってくれているそうです

きーちゃんの持って生まれた寿命は13歳頃だったそうです。
ちょうどきーちゃんのリンパ癌が見つかり、階段の昇降を嫌がるようになり
半寝たきり状態になって癌の痛みを和らげる薬を初めて処方された頃です。


それから二年以上生きたのは、

きーちゃんと一緒にいたい。寝たきりになってもきーちゃんに生きていてほしい
その一念がきーちゃんに通じ、
きーちゃんも私達の笑う顔が見たくて喜ぶ顔が見たくて
お父さんとお母さんのそばにまだまだいたいと思い続けそれが力となり、頑張ることができたそうです。

きーちゃんは正真正銘、天寿を全うして逝ったから後悔はしなくていいいと先生に言われました。

きーちゃんにも悲しみも悔いも思い残すことも何一つないそうです。
幸せ満ち想い出の中にいるって。


この子はすごく賢くて優しくて本当にいい子だったね。
そうゆう愛情深い子に育てたのはアナタの愛があったから。
きーちゃんはアナタ自身をを写す鏡の子だっったんだよって。

きーちゃんの気持ちが聞けて嬉しかったし

私の身代わりになったのではという苦しみから開放されたように思います。

きーちゃんが想い出になるまでにはまだまだ時間がかかると思いますが

私はとても幸せだったと言ってくれて私も幸せに思います。

素晴らしい子を私に授けて下さった運命に感謝します。

最後に。
きーちゃんは前世も犬だったそうです。
でもあまり大切にされなくて幸せな一生ではなかったそうです。
だから生まれ変わってきて、大切に育ててもらえたことがことのほか嬉しかったと。

幸せに一生全うした犬は生まれ変わるのも早いのだそうで
きーちゃんはすでに生まれ変わる準備に入っているそうです。

だから今、家の中で時々感じているきーちゃんの気配が案外早く消えてしまうかもしれないって。

だとしたら、生まれ変わってまた家の子になってくれるといいなー。
そうなることを毎日祈りたいと思います。

損じるか信じないかはアナタ次第です、みたいなお話だけど
私はきーちゃんのメッセージが聞けてよかったです。


虹の橋と雨降り地区

2011年06月14日 | Weblog
天国の、ほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。
この地上にいる誰かと愛し合っていた動物は、死ぬとそこへ行くのです。
そこには草地や丘があり、彼らはみんなで走り回って遊ぶのです。
食べ物も水もたっぷりあって、お日さまはふりそそぎ、
みんな暖かくて幸せなのです。

病気だった子も年老いていた子も、みんな元気を取り戻し、
傷ついていたり不自由なからだになっていた子も、
元のからだを取り戻すのです。
・・・まるで過ぎた日の夢のように。

みんな幸せで満ち足りているけれど、ひとつだけ不満があるのです。
それは自分にとっての特別な誰かさん、残してきてしまった誰かさんが
ここにいない寂しさのこと・・・。

動物たちは、みんな一緒に走り回って遊んでいます。
でも、ある日・・その中の1匹が突然立ち止まり、遠くを見つめます。
その瞳はきらきら輝き、からだは喜びに震えはじめます。

突然その子はみんなから離れ、緑の草の上を走りはじめます。
速く、それは速く、飛ぶように。
あなたを見つけたのです。
あなたとあなたの友は、再会の喜びに固く抱きあいます。
そしてもう二度と離れたりはしないのです。

幸福のキスがあなたの顔に降りそそぎ、
あなたの両手は愛する友を優しく愛撫します。
そしてあなたは、信頼にあふれる友の瞳をもう一度のぞき込むのです。
あなたの人生から長い間失われていたけれど、
その心からは一日も消えたことのなかったその瞳を。

それからあなたたちは、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです・
・・。



幸せと愛の奇跡に満ちている、「虹の橋」の入り口に、
「雨降り地区」と呼ばれる場所があります。
そこではいつもシトシト冷たい雨が降り、
動物達は寒さに震え、
悲しみに打ちひしがれています。
そう、ここに降る雨は、残して来てしまった誰かさん、
特別な誰かさんの流す涙なのです。

大抵の子は半年もしないうちに、暖かい日差しの中に駆け出して、
仲間と戯れ、遊び、楽しく暮らす事ができます。
ほんの少しの寂しさと、物足りなさを感じながらも・・・。

でも、1年経っても2年経っても、ずっと「雨降り地区」から、
出て行かない子達もいるのです。

地上に残して来てしまった、特別な誰かさんがずっと悲しんでいるので、
とてもじゃないけれど、みんなと楽しく遊ぶ気になれないのです。
地上に残して来た誰かさんと同じ辛い想いをして、
同じ悲しみに凍えているのです。

死は全てを奪い去ってしまうものではありません。
同じ時を過ごし、同じ楽しみを分かち合い、愛し合った記憶は、
あなたの心から、永遠に消え去る事はないのです。
地上にいる特別な誰かさん達の、幸せと愛に満ちた想い出こそが、
「虹の橋」を創りあげているのです。

ですからどうか、別れの悲しみにだけ囚われないでください。
彼らはあなたを幸せにする為に、神様からつかわされたのです。
そして、何よりも大事な事を、伝えにやって来たのです。

命の儚さと愛しさを。
束の間の温もりに感じる、慈悲の心の尊さを。

その短い生涯の全てを以って、教えてくれるのです。
癒える事のない悲しみだけを、残しに来るのではありません。

思い出してください。
動物達が残して行ってくれた、形にも、言葉にもできない、様々な宝物を。

それでも悲しくなったら、目を閉じてみてください。
「虹の橋」にいる、彼らの姿が見えるはずです。


信じる心のその中に、必ずその場所はあるのですから・・・。

ありがとうの日

2011年06月13日 | Weblog
今日13日は、きーちゃんが迎えるはずだった15歳のお誕生日。

15歳を迎えられると信じていたし、希望でもあったから

数ヶ月前から いつものように ネオショコラさんへお誕生日ケーキをオーダーしていました。
15歳のお誕生日にはお友達をたくさん家に呼んで盛大にパ-ティーをする予定でした。


きーちゃんが星になってしまい、この日がくるのが、また深い悲しみの森に戻ってしまいそうでとってもこわかった。

相方がネオショコラさんに

金魚の誕生日を祝うことができなくなってしまったけれど
13日は 金魚にありがとうを言う日、感謝の日にしたいので、そのようなケーキに変更してくださいとお願いをしてくれました。

そして予定通りケーキが到着しました。



ロウソクの変わりに15本のササミジャーキー。








*THANK YOU KINGYO
*WITH LOVE AND GRATITUDE
*HAPPY BIRTHDAY KINGYO

のメッセージ入りクッキー







きーちゃんのお骨にケーキをお供えしてきーちゃんに向きあって二人で座り、

きーちゃんとたくさん話しをしました。

先日の鎌倉へのお出かけの時も、相方がきーちゃんのお骨を撫でながら

きー、大好きな海に行くぞ。一緒に行くぞ。ちゃんと着いて来いよって話しかけた。

きーちゃんいるかなって時々後ろを振り返りながら歩いた。

いつも私の左にぴったり着いて歩いていたから、きっとここにいるって思って空を撫でたりしてた。

海に行くと鼻を突き上げて海の香りを全身で感じてにこにこしてたきーちゃんの姿を思い返して、涙が止まらなかった。

できることなら、もう一度だけでもいいからきーちゃんを思い切り抱きしめたい。

おいでって手を広げると腕の中に走り込んできたきーちゃん。
私の顔をひと舐めして。肩に顎をのせて甘えてた。

目と目があうといつも微笑んで優しい目で私を見てくれた。

きーちゃんと紡いできた時間。想い出はたくさんあって

でもそれを思い返すたびに苦しくて切なくて泣けてくる。

相方がきーちゃんに
きー、お誕生日おめでとう、ケーキたくさん食えよ。全部一人で食べていんだからなって。言って。

きーにこのケーキ食べさせてやりたかったな、大好きだったもんな
どんなに喜んだろうな

今頃どうしてるのかな?淋しくないかなって、つぶやいた。

会いたいね、会ってぎゅってしたいねと話しながらたくさん二人で泣いた。

きーちゃん、

おとーさんもおかーさんも、アナタとお別れした日からたくさん泣いてきたのに
アナタを想うとまだまだ涙が出てきてしまいます。



おとーさんは那須高原の道を運転しながら、
アナタのことを想いだして泣いていました。

マウントジーンズのエスカレーターを乗るのを嫌がって大変だったよね
牛のいる公園でお散歩したよね

アナタと出かけた場所で笑って過ごせるまでにはまだ少し時間が要るようです。



私が入院した時、いろんな人が言いました。

きーちゃんはきっと貴女が命に関わる大きなに病気だということに気付いていたんだよって。

きーちゃんの逝去と貴女の入院の時期を考えるとそう思わずにいられないと。

私の介護をしていたら、お母さんは毎日頑張り続けて、仕事にも行って病気に気付かずに倒れてしまうって、

きーちゃんは、貴女に気付いてほしくて、直して元気になってほしくて

自分の死で貴女にシグナルを送ったのだと思うよって。

私にとってきーちゃんは分身のような存在だったから

私の為に、きーちゃんが身代わりで死んだようなことになったなら耐えられないと思って
そんな言葉を素直に受け入れることはできなかったし。冗談じゃないと思ってた。
自分の命と引き替えに大事な子を失ったのであればそれは私にとっては耐え難い話し。

退院した後にそんな話しをあっちゃんとしていたら、

でもそれは、きーちゃんが大好きなおかーさんの為に自ら選択したことだったら
それはきーちゃんの意志なのだから否定できないでしょ。

どう考えても、
きーちゃんはどんなことをしても、あんたを助けたかったんだと思うよ
と言われてなんとなくみんながそう言ってくれたことを少し消化できたかな。
愛犬が主人の身代わりになって、とか、かばって、とかは実際見聞きする出来事ではあるけれど

いつかきーちゃんに会える日が来たら聞いてみようと思っています。
きーちゃんは何て答えてくれるかな

そんなの忘れちゃったって言いそうだけどw

愛犬がが死ぬと愛犬家達は 虹の橋を渡る と言うけれど

ほんとにそんな場所があるのかなぁ

老いも痛みも苦しみもない太陽が降り注ぐ場所。

そこでいつかまた飼い主に会える日を待っていると言われている。


私が泣くと、きーちゃんは虹の橋の雨降り地区に佇んでしまうのかなぁ。