14年前、狛江市に住むとあるご夫妻に依頼されビーグルの子犬をお世話しました。
小さめのビーグル犬が欲しいという依頼を受け当時住んでいた茨城県で
子犬が生まれていたブリーダーさんや犬舎を探しては両親犬と子犬を見て回りました。
私が見つけたその子犬はアイラインがバッチリきれいに入り顔立ちが良く毛色の出方もきれいな素晴らしく可愛い子犬でした。
子犬はジョニーと名付けられ代々ビーグルを飼ってきたご夫妻の元で元気に育ちました。
依頼のあった小さめのビーグルではないサイズに成長してしまったのですが…。
それから14年が経過。ご夫妻とは毎年年賀状で互いの近況を知らせあってきました。
数日前のこと
仕事中にジョニーのお母さんから携帯に電話が入りました。
家に帰ると家の留守電にもお母さんからの電話が。
相談したいことがあるというメッセージでした。
急いで電話をするとジョニーがほぼ寝たきりになってしまい介護の事で話を聞きたいとのことでした。
ジョニーは四年前に大学病院で椎間板ヘルニアの手術をしてしばらく調子良かったのだけれど
今度は金魚と同じリンパ腫を患い高齢ながらも抗ガン剤の治療を受けたそうです
しかし数ヶ月前に後ろ足が立たなくなりほぼ寝たきりになっていて身体のあちこちに褥瘡が出来ていて膿がすごいとのことだった。
褥瘡が出来ると白血球も高くなり感染症を起こすと腎機能や心臓にもよくないので急に心配になり
日曜日に様子を見に行きますとお母さんに言っていました。
不安いっぱいなお母さんの声を聞いていたら電話で話すより顔を見て私にアドバイス出来ることがあればと思ったのです。
ビーグルのジミー、ゴールデンの金魚と寝たきりになった高齢犬の介護の経験がある者として役に立てることがあるかもしれないし。
今日は台風が来るということで行けるかな~と不安だったけど台風の速度が遅いようで朝から快晴。
相方と一緒に狛江へ行きました。
もう数日前から食事は一切受け付けず水分しか摂っていない状態とのことだった。
十数年ぶりに会うジョニーはすっかり年老いていたし歩けなくなったことと食事を摂れていないことから
筋肉はなくなり痩せ細り骨がゴツゴツとしていましたが、私が呼びかけるとはっきりと反応し
手を近づけると匂いを嗅ぎ、撫でると目を細めて嬉しそうにしていたし、目はしっかりしていたので少しほっとしました。
お母さんはジョニーの治療経過や処方された薬などを細かく記録にとっていました。
その記録を見ながら私と相方とお母さんが話をしていると、僕を一人にしないでよ!と鳴いたので
みんなで慌ててジョニーの側に行って、ジョニーを囲んで泣き笑い。
お母さんは褥瘡のガーゼ交換をするというのでその様子を見ながら状態を確認すると
傷が深く化膿していて、身体や耳を触ると熱があるようでした。
オシッコの色が濃かったのも気になった
往診に来ている医師からはもう末期の状態だから何もすることがないと言われたという話しだったので
これだけ膿んでいると白血球の数値は跳ね上がっているはずだし、血液の数値も良くないと思う。
熱があるようなので抗生剤を入れた点滴はしてもらったほうがよい
末期かもしれないけど緩和ケアをしてあげたほうがジョニーが少しでも楽になると思うよと話しました。
お母さんに抱かれておいしそうにお水を飲んだジョニーの様子を見て少し安心して帰りました。
狛江駅に着くと大粒の雨と強風。
小田急線に乗ったので帰りは新宿の小田急デパートで歳事を見てスイーツ買って帰ろうと言っていたけど
電車が止まるかもしれないと真っ直ぐ帰宅することに。
新宿で乗り換えした時はもう土砂降りの雨になっていました。
都営新宿線に乗り換え下車すると江戸川区はまだ曇り。
家に着き急いでちび達の散歩に出かけ帰ったとたんに大雨になりました。
玄関先に鎮座しているシーサーの置物と玄関ドアのハロウィーンの飾りを家の中に避難させ
ベランダの物干し竿四本も下に下ろし台風対策。
風と雨はどんどん強くなりめっちゃ台風でした。
私とジョニーの事を知らない相方にジョニーを探し歩いた時のこと、どんなに可愛い子犬だったか
ジミーがジョニーの面倒をよく見ていたことなどを話しながら過ごしました。
残り少ない時間かもしれないけどジョニーが大好きなお父さんお母さんと心穏やかに静かに余生を暮らせることを祈ります。
小さめのビーグル犬が欲しいという依頼を受け当時住んでいた茨城県で
子犬が生まれていたブリーダーさんや犬舎を探しては両親犬と子犬を見て回りました。
私が見つけたその子犬はアイラインがバッチリきれいに入り顔立ちが良く毛色の出方もきれいな素晴らしく可愛い子犬でした。
子犬はジョニーと名付けられ代々ビーグルを飼ってきたご夫妻の元で元気に育ちました。
依頼のあった小さめのビーグルではないサイズに成長してしまったのですが…。
それから14年が経過。ご夫妻とは毎年年賀状で互いの近況を知らせあってきました。
数日前のこと
仕事中にジョニーのお母さんから携帯に電話が入りました。
家に帰ると家の留守電にもお母さんからの電話が。
相談したいことがあるというメッセージでした。
急いで電話をするとジョニーがほぼ寝たきりになってしまい介護の事で話を聞きたいとのことでした。
ジョニーは四年前に大学病院で椎間板ヘルニアの手術をしてしばらく調子良かったのだけれど
今度は金魚と同じリンパ腫を患い高齢ながらも抗ガン剤の治療を受けたそうです
しかし数ヶ月前に後ろ足が立たなくなりほぼ寝たきりになっていて身体のあちこちに褥瘡が出来ていて膿がすごいとのことだった。
褥瘡が出来ると白血球も高くなり感染症を起こすと腎機能や心臓にもよくないので急に心配になり
日曜日に様子を見に行きますとお母さんに言っていました。
不安いっぱいなお母さんの声を聞いていたら電話で話すより顔を見て私にアドバイス出来ることがあればと思ったのです。
ビーグルのジミー、ゴールデンの金魚と寝たきりになった高齢犬の介護の経験がある者として役に立てることがあるかもしれないし。
今日は台風が来るということで行けるかな~と不安だったけど台風の速度が遅いようで朝から快晴。
相方と一緒に狛江へ行きました。
もう数日前から食事は一切受け付けず水分しか摂っていない状態とのことだった。
十数年ぶりに会うジョニーはすっかり年老いていたし歩けなくなったことと食事を摂れていないことから
筋肉はなくなり痩せ細り骨がゴツゴツとしていましたが、私が呼びかけるとはっきりと反応し
手を近づけると匂いを嗅ぎ、撫でると目を細めて嬉しそうにしていたし、目はしっかりしていたので少しほっとしました。
お母さんはジョニーの治療経過や処方された薬などを細かく記録にとっていました。
その記録を見ながら私と相方とお母さんが話をしていると、僕を一人にしないでよ!と鳴いたので
みんなで慌ててジョニーの側に行って、ジョニーを囲んで泣き笑い。
お母さんは褥瘡のガーゼ交換をするというのでその様子を見ながら状態を確認すると
傷が深く化膿していて、身体や耳を触ると熱があるようでした。
オシッコの色が濃かったのも気になった
往診に来ている医師からはもう末期の状態だから何もすることがないと言われたという話しだったので
これだけ膿んでいると白血球の数値は跳ね上がっているはずだし、血液の数値も良くないと思う。
熱があるようなので抗生剤を入れた点滴はしてもらったほうがよい
末期かもしれないけど緩和ケアをしてあげたほうがジョニーが少しでも楽になると思うよと話しました。
お母さんに抱かれておいしそうにお水を飲んだジョニーの様子を見て少し安心して帰りました。
狛江駅に着くと大粒の雨と強風。
小田急線に乗ったので帰りは新宿の小田急デパートで歳事を見てスイーツ買って帰ろうと言っていたけど
電車が止まるかもしれないと真っ直ぐ帰宅することに。
新宿で乗り換えした時はもう土砂降りの雨になっていました。
都営新宿線に乗り換え下車すると江戸川区はまだ曇り。
家に着き急いでちび達の散歩に出かけ帰ったとたんに大雨になりました。
玄関先に鎮座しているシーサーの置物と玄関ドアのハロウィーンの飾りを家の中に避難させ
ベランダの物干し竿四本も下に下ろし台風対策。
風と雨はどんどん強くなりめっちゃ台風でした。
私とジョニーの事を知らない相方にジョニーを探し歩いた時のこと、どんなに可愛い子犬だったか
ジミーがジョニーの面倒をよく見ていたことなどを話しながら過ごしました。
残り少ない時間かもしれないけどジョニーが大好きなお父さんお母さんと心穏やかに静かに余生を暮らせることを祈ります。